05月31日(火)、三重南鈴鹿にある雲母峰(きららみね)に行ってまいりました
雲母峰はアルペン風の雰囲気を持つ鎌ヶ岳の東側にあり
四日市市街地からは前衛峰のように見えます
山頂からも、道中からも展望がなく、南鈴鹿の雄姿は望めません
また、登山道も長いジグザグ道や植樹帯、危険なトラバース道などで
山塊として残念ながら特筆すべきものはありません
茶畑の景観や、宮妻峡の滝巡りなど、山麓での楽しみが印象に残ります
以前から心に残る山名で、登ってみたい山の一つでしたが
いざ入山してみると、草本の彩は無いし、山座同定の楽しみもありません
さらには、山ヒルの洗礼を受ける羽目に・・・・
天気予報では晴、の予報でしたが、朝の山頂部はガスで
唯一見える鎌ヶ岳も包み込まれていました
下山してようやく青空が広がり、山麓から南鈴鹿の大展望が広がっていました
01月10(日)、三重鈴鹿にある福王山にいってまいりました
福王山は中鈴鹿主稜線にある三池岳の東側にあり
前衛峰的な位置関係にあります
川の浸食によって、独立峰のような山容で三池岳の前に堂々と起立しています
山中には、福王神社があります
約1400年前、敏達天皇の時代に百済から仏工安阿弥が来朝し毘沙門天を刻み
後にこの像を聖徳太子の命によって福王山に安置して
国の鎮護と伊勢神宮の守りとしたと伝えられています
神社に祭られる毘沙 門天は七福神の王なので
福王山と呼ばれるようになったと伝わります
神社の境内には杉の古木がうっそうとしげり、荘厳な佇まいが漂います
標高差も、歩行ルートも長くなく、ピストンする場合は、お手頃な山旅コースです
されどです、西側の東海自然歩道を周回するコースを取り入れる場合は
一部に不明ルートと急坂がありますので、経験者との同伴をお勧めします
山並み 2016/01
05月13日(金)、滋賀湖北南部にある天吉寺山にいってまいりました
天吉寺山は、伊吹山地の中央付近の西側に位置しています
山岳仏教(密教)が盛んな頃、湖北地方の霊山として
「伊吹の弥高山」、「古橋の己高山」、「浅井の天吉寺山」に寺院が設けられ
その一つである、当該天吉寺山には大吉寺が標高660m付近に建立されました
平安時代末期、若かりし源頼朝が平治の乱の敗戦によりこの地に難を逃れ
その後、大成した頼朝は寺院の再建に尽力したとの逸話がつたわっています
栄枯盛衰の後
山麓の現在地に、一子院が大吉寺の名跡を継ぎ、法灯を守り続けています
「大吉寺のある天吉寺山」、なんというか、ややこしいという第一印象です
夏草の繁茂や虫の襲来、クマとの遭遇などにも気を使う山地で
晩秋から新緑のこの時期を過ぎると、とても手強いルートとなります
展望もなく、紅葉時期でもないこれからの期間は
選ばれし勇気ある方のみ、山が呼ぶ・・・・
阿星山
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菩提寺山方面
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竜王山
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太神山方面
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東千頭岳山
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妙理山
↓
上谷山
↓
三国岳
↓
横山岳
↓
大黒山
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行市山
↓
05月20日(金)、滋賀湖西にある武奈ヶ岳・釣瓶岳・地蔵山に行ってまいりました
武奈ヶ岳は比良山の最高峰、釣瓶岳はその北側にあります
登山リフトがあったときの武奈ヶ岳は気楽に登れたのですが
リフトが廃線になってからというもの、なかなかアタックへの気力が高まりません
ここにきて、早苗の植わっている畑地区の棚田をスケッチしたいと思い
釣瓶岳を視野にいれて行程を作成、あとひと踏ん張りしたら・・・・
との思いで、早立ちで下山時間の調整し、気力を奮い立たせました
久しぶりのロングコース、案の定というか、当然というべきなのか
ふくらはぎが悲鳴を上げてしまい、安全第一で一部ルートの変更をして無事下山
予定通り、15:00には靴を履きかえることができました
楽ちん登山ばかりを選んできた昨今ですが、★★★★☆は霊仙山行の1年ぶり
これからも、これまでと同様、年寄りの冷や水と言われないよう
一回、一回、登れる喜びをかみしめられるよう、意識したいと考えます
どの山も同じですが、下草がなくなり、土砂流失が目立ち、山が病んでいます
食害や地球温暖化などの影響で、しっぺ返し発生の恐れを感じました・・・・
蛇谷ヶ峰
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ヤケ岳
↓
岩阿沙利山
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滝 山
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三重嶽
↓
三十三間山
↓
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武奈ヶ嶽
沖ノ島
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2016年05月16日 月曜日 第1605-02版
2016年05月16日 月曜日 第1605-02版
峯 山
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小谷山
↓
竹生島
↓
近江乗鞍岳
↓
赤坂山
↓
東 山
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武奈ヶ岳方面
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大谷山
↓
三周ヶ岳
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笹ヶ峰
↓
高丸-3△
↓
左千方
↓
三国岳
↓
姥ヶ岳
↓
烏帽子山
↓
能郷白山
↓
若丸山
↓
2016年05月08日 日曜日 第1605-01版
静ヶ岳
↓
御池岳
↓
竜ヶ岳
↓
猫 岳
↓
釈迦ヶ岳
↓
南コブ
↓
ハライド
↓
桑名市市街
↓
四日市市街
↓
大谷山
↓
野坂岳
↓
近江乗鞍岳
↓
東 山
↓
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東ヶ谷山
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城 山
大 峯
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赤坂山
↓
野坂三国山
↓
近江乗鞍岳
↓
寒風山
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大谷山
↓
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剣熊-4△
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野口-4△
2016年04月15日 金曜日 第1604-03版
雁又山
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大谷山
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滝谷山
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養老山系
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←谷汲市街
養老山
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白山方面
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浄法寺山
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水無山
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湖南アルプス方面
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03月24日(木)、滋賀甲賀にある長野東山と愛宕山にいってまいりました
信楽の市街地は四方を山に囲まれています。
東側に位置するのが長野東山、西側に位置するのが長野西山です
信楽高原(標高:300m前後)から起立する峰々は、500m前後の峰々で形成され
南西にある笹ヶ岳(標高:768m)が突出しています
長野東山は巡視路が山頂まで延び道迷いの恐れは少ないですが、
急坂でザレていますのでスリッフ゜や階段の踏み外しに要注意です
西側山麓に愛宕山(標高369m、標高差:90m)があり
遊歩道が四方に延び、市民のいこいの場所でもあります
本能寺の変で、徳川家康が伊賀越えの際立ち寄ったと伝えられる神社があります
寒さのぶり返しで一枚余分に羽織っての山行でした
足腰に不安の出てきた編集子は、この頃楽ちん登山をメインにしています
健脚の方には物足りませんので、もう一座加えると、いい按配になります
でも、マイナーな山になりますので、登山道はなく難しさは増すかも・・・・
03月17日(木)、滋賀湖東北部にある沖島と伊崎寺にいってまいりました
沖島(おきのしま)には、尾山、ケンケン山、頭山の三座があります
船に乗り、時間制約の中での山行となります
09:15〜12:00の限られた時間では、写真撮影や休憩に充分な時間をとれません
案の定、頭山の一座を残し、採石場跡の散策ができずに離島となりました
昼食後、奥島丘陵の最北端にある伊崎寺に立ち寄りました
回峰行別願道場 比叡山延暦寺支院 伊崎寺とあります
伊崎の棹飛びで知られますが
一時期、一般の方も棹から飛び降りることができたのですが
不節操な人の参加や事故があり、現在では回峰行者の方のみとなっています
庫裏や参道が一新され、また駐車場も整備されて、お参りがしやすくなりました
快晴で、しかも4月中旬の陽気でした
国民休暇村のある宮ヶ浜の湖岸で昼食をとったのですが、心地よい風が通ります
一気に桜の蕾も膨らむのでしょうか、それとも寒さの揺り戻しがあるのでしょうか
比叡山
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堂満岳
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霊仙山
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リトル比良
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蓬莱山
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武奈ヶ岳
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釈迦岳
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03月12日(土)、滋賀湖北北部にある日計山・城山にいってまいりました
日計山(ひばかりやま)は、国土地理院図にもルビが打ってある難解な読みです
山名の由来は、雪形と同じで、山と太陽の位置関係で時間を計ったことから
と考えるのは安直でしょうか。他に商取引でも使われます。興味があるところです
この地域の山の特徴として、笹原があり、藪漕ぎは必然と思っていました
一部に食害箇所があるだけで、顕著な藪漕ぎ場所はありませんでした
全般に整備登山道はなく、杣道と獣道と巡視路で、歩行には支障がなく進めます
支尾根や広い尾根筋もあり、濃霧時の迷い込みに注意が必要だと感じました
この山域には二か所の中世期の城址があります
日計山の南尾根を進んでゆくと、いきなり深い堀切に進路を阻まれました
前知識がなかったもので、細部の見分ができませんでした
いったん峠に降り、さらに登り返すと城山があります
山頂にはアンテナ塔があり、山麓からのランドマークとなっています
山頂の東0.5kmを登り返すと(時間的には20分ほど)、城址があるのですが
知らないとは残念なことで、城址探訪の好機を逃してしまいました
2016年03月20日 日曜日 第1603-03版
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敦賀市街方面
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行市山
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大師走-3△
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文室山
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三方ヶ岳
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横山岳方面
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墓谷山方面
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03月05日(土)、滋賀湖南にある八王子山・神宮寺山・西教寺にいってきました
八王子山(別名:牛尾山)は坂本にある日吉大社の北(裏山)にあります
山頂直下には日吉大社摂社牛尾宮・三宮宮があり
山王祭(3月上旬に奥宮まで上げられた神輿が4月12日の夕方降ろされる)で
神輿が急坂を豪快に降ることでも知られます
摂社の両宮(重文)は懸崖造りで、崖下から見上げることができ、景観に一助です
三石岳を経て比叡山横川中堂に至るルートは千日回峰行の横川行者道にもなり一部分ですが、その苦行を想起しながら歩きます
神宮寺山はその道中にあり、山頂からの展望はありません
今回の山旅は、横川中堂に向かわず、西教寺へと降りました
山地図には登山道の破線が引かれているのですが、登山道(谷道)は荒廃し
倒木が多くて、潜ったり・跨いだりと大変、ダニや木くずにスリップと、まさしく苦行
おかげでルートを見失ってしまいました、映画MI(ミッションインポッシブル)の
一場面、主人公がレーザー光線の警備網を潜る様がよみがえりました
お薦めはできませんが、興味のある方は、完全防護の上入山くださいませ・・・・
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近江大橋
伽藍山
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大津プリンスホテル
音羽山
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大平山
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02月24日(水)、滋賀甲賀にある小川城山にいってまいりました
小川城山は信楽町の南部にあり、滋賀県の最南部に位置します
山頂部には小川城址があり、滋賀県の史跡として公園整備されています
山頂までは、林道が延び、4輪駆動車であれば侵入が可能です
ただし、山頂直下で急坂の狭いところがあり、運転に自信のない方の侵入はNG
『本能寺の変』の際、堺で過ごしていた徳川家康は
明智勢からの襲撃を逃れるため三河への逃走ルートを模索していました
@堺から海路で脱出する、A京都へ出て敵中突破、B山越えのルート
選択肢はいろいろ考えられたようですが、Bを選びました
一行が考えたのは、敵が予想もしないコースで、『伊賀越え』と呼ばれるルートです
ここで活躍したのが、お馴染みの服部半蔵や京都の豪商:茶屋四郎次郎です
幾たび困難を乗り越えて、多羅尾(信楽)の地に入って
ここ、小川城山に立ち寄ったとされています
その後、御斉(おとぎ)峠を経て、無事帰国を果たしました
歴史ロマンの漂うところです
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阿星山
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若草山
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大納言
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飯道山
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2016年02月27日 土曜日 第1602-04版
02月11日(木)、滋賀湖東北部にある清水山にいってまいりました
清水山は、八日市丘陵(赤神山・箕作山・小脇山・岩戸山)の一角を占め
腰越峠を隔てて北側に独立して起立し、北箕作山とも呼ばれています
また、繖山の東に位置し、旧中山道・国道8号・東海道新幹線が通る要衝です
この付近一帯は、中世から戦国時代にかけて
時の実力者が覇を競い合ったところで、城址が随所に存在します
ご多分に漏れず、この清水山にも
佐々木・六角氏の清水城(箕作城)がありました
遺構は顕著ではなく、山頂に城址石碑がその面影を想起させます
2008.01.05の再訪ですが
その時は山頂からの展望はなく、登山道も整備されていませんでした
今回の訪問で、展望もよくルートも明確で、お薦め度は☆から☆☆に昇格です
登山道が八方から集まり、山麓から最短で30分程度で頂上に立てることから
展望を楽しみたい方、脚力に自信のない方、城址に興味のある方に是非・・・・
02月03(日)、三重鈴鹿にある尾高山にいってまいりました
尾高山は中鈴鹿主稜線にある釈迦ヶ岳の東側(三重県側)にあり
前衛峰としての位置関係にあります
山麓には、尾高観音があります
手入れの行き届いた参道の両脇には桧の古木が並ぶ荘厳な雰囲気の中
参道の奥に進むと観音堂(六角堂)があります
六角堂には聖徳太子の作と伝えられる木造十一面千手観音菩薩立像が安置
古くは、尾高山引接寺として隆盛を極めた時期がありましたが
織田信長の伊勢侵攻の兵火にあい滅亡しましたが1800年代に六角堂が建設
現在では慈眼寺奥の院となっており、縁結びの仏様として人気があります
節分のこの日、穏やかな日差しではありましたが、風が冷たく上着を一枚重着
いつものことながら、のんびりの歩みでした、お昼は恵方巻きのかぶり付き
この山は、地元の方にとっては格好の散歩コースだそうで
3組3人に出会いました、内1人は1週間に2度は来るという方すごい方に・・・・
世界中の投資家が続けているマネーゲームの最中、英国のEU離脱の国民投票で『離脱』派が勝利したことにより、金融市場は大混乱。当分の間は目が離せない状況となりました。日銀が発表したマイナス金利や、アベノミクス政策そのものが激震のあおりで、根本的にその効果を疑問視する意見が日ごとに大きくなっています。政府の打つ手は、庶民にはほとんど恩恵がなく、保育園児の待機数や非正規雇用者の増加は解消されず、政策の不信感ばかりがつのっていきます。一方、東京都知事の公私混同ぶりは、権力を得るとこうも変わってしまうものかと世間は騒いでいますが、そもそも、モラルのない政治家は今に始まったことではありません。力量のない自分自身が情けなるばかりで、日本を脱出する気力も消え失せてしまいます。わが身に転ずると、第一線を退き、前期高齢者として年金暮らしが続きます。サンデー毎日で、唯一の楽しみは登山。体力が減退し、無理がない範囲で楽ちん登山を楽しむことに。今回の『山並み』は、これまでトップを飾ってきたタイトル写真の総集編第27版(2016/01-06)をお届けします。ご退屈でしょうが・・・・(2016.06.30.)
岐阜揖斐にある夜叉ヶ池山山頂からのパノラマ(180〜300°)。岐阜/福井県境尾根上で左側に夜叉ヶ姫山があり、三国岳は滋賀/岐阜/福井三県にまたがる山塊です。 2016.06.06(岐阜県坂内村)
06月06日(月)、岐阜揖斐にある夜叉ヶ池に行ってまいりました
滋賀/岐阜/福井県の県境を跨ぐ山塊に三国岳があります
こに足跡を残すと、滋賀県にある三国岳(山・塚)を全て踏破することになります
大きな目標を持って、早朝に岐阜県側から入山しました
福井/岐阜県境尾根までは順調に足を運べたのですが
標高差100mの岩尾根を上がると夜叉ヶ池山
そこからは、夜叉ヶ池の俯瞰や三周ヶ岳がながめられます
早立ちのおかげで、福井県側に雲海が見られました
それからがいけません
藪漕ぎです、夜叉ヶ姫岳までは足元が見える藪漕ぎ
三国岳に行くには、さらに深い藪と踏み跡が消えた登山道
降りの藪漕ぎは何とか進めるのですが、登りの藪は足が笹や樹木に捕られ
自分の意思が充分に発揮できず、遅々として進めません、そして気温の上昇
遭難の恐れを感じたので、早々に撤退です、晩秋や早春だといいのでしょうが
熊との遭遇や雪が侵入をはばみます、さらには老齢化という難題
これで三国岳(滋賀県下に7か所あります)の完全制覇は消霧です
気力と時間はたっぷりあったのですが・・・・
ニッコウキスゲやイブキトラノオなどが咲き始めていました、唯一の慰めです
2016年06月11日 土曜日 第1606-02版
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安蔵山
雨乞岳方面
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2016年06月03日 金曜日 第1606-01版
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滋賀湖西に位置する釣瓶岳北尾根にある展望所(標高1010m)からのパノラマ(340〜137°)。釣瓶岳山頂からの展望はなく、90m下がったこの展望所からが好位置です。2016.05.20(滋賀県高島町)
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滋賀湖北に位置する天吉寺山の西尾根にある高圧鉄塔切開からのパノラマ(243〜287°)。天吉寺山からの展望はほとんどなく、唯一鉄塔の足許からごらんの展望のみ。 2016.05.13(滋賀県浅井町)
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朝日山
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山田山
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大 峯
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滋賀湖北にある横山岳岩峰からのパノラマ(00〜55°)。岐阜県境から億位日の山々が望めます。烏帽子山の奥には白山が望めるはず、でしたが残念ながら見えず。 2016.05.05(滋賀県木之本町)
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夜叉ヶ池山
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夜叉ヶ姫山
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神又峰
05月05日(木)、滋賀湖北北部にある横山岳にいってまいりました
横山岳は、湖北山岳地域の中央に位置し、全域が急峻です
ガイドブックには
女性の好む山、女性に向いている山、などと紹介されていますが
花が多いためでしょうか、急峻な坂で体力が要求されるところからでしょうか
いずれにしろ、体力のない編集子にとっては、大変難儀な山の一つです
この日は、快晴のゴールデンウィーク後半ともあり
交通渋滞のないところ、駐車が容易にできるところ
展望が抜群な所、彩が豊富な所
こんな条件で模索したところ、横山岳が候補にあがりました
快晴との予報で勇躍出かけたのですが(実際、登山口では快晴)
3時間かけて展望所に立った途端、空には黒い雲・・・・
折角の大展望がだいなし、山麓に降り立った3時間後には抜群の青空
思惑ははずれ、きままな空模様には打つ手なし・・・・
藤原岳(頭だけ)
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三重/滋賀中鈴鹿にある金山頂上からのパノラマ(345〜145°)。鈴鹿七座のうち三座が視認できます。金山頂上は主尾根から少し離れ、気付かずに通り過ぎる人もあり。 2016.04.30(三重県菰野町)
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割 山
04月30日(土)、三重/滋賀中鈴鹿にある金山と羽鳥峰にいってまいりました
金山と羽鳥峰は鈴鹿山脈主稜線の中央にあり、山麓には朝明渓谷があります
朝明(あさけ)渓谷は、その佇まいから『鈴鹿の上高地』とも称され
登山者はもちろんのこと、家族連れも多く訪れます
この日は、快晴のゴールデンウィーク二日目ともあり、大きい駐車場も満杯です
主稜線に立つと、伊勢湾が霞がかったものの、ぼんやり望見でき
鈴鹿セブンマウンテン
(藤原岳・竜ヶ岳・釈迦ヶ岳・雨乞岳・御在所岳・鎌ヶ岳・入道ヶ岳)の内
鎌ヶ岳・入道ヶ岳を除き、5座が視認できました、代わりに御池岳が望めました
今回は、山頂を目指さないトレッキングで、『楽ちん』ルートを仕立てました
中鈴鹿のランドマークである羽鳥峰(砂丘)もみごとな三角錐で迎えてくれます
山麓では新緑が登山道を明るく導いてくれましたが
主尾根では、芽吹きの状態で樹間からの展望も良好です
これからは、気温上昇と共に山ヒルの登場となります
2016年05月01日 日曜日 第1605-01版
04月16日(土)、滋賀湖北にある行市山・文室山にいってまいりました
賤ヶ岳は、信長亡き後、羽柴秀吉と柴田勝家との間で
勢力争いによりおこった内戦があったところです
賤ヶ岳の七本槍など、余呉湖を中心とする攻防がおこなわれました
行市山と文室山は、賤ヶ岳の北方にあり、柴田方が砦を構えたところです
当初、両軍はわずか1kmの至近距離で最前線の陣地が敷かれていましたが
秀吉方が柴田方の布陣をみて、2km後方に陣地替えをしています
永陣に備えての布陣とされています
秀吉の中国攻めでもそうであったように
この賤ヶ岳の戦いでも、情報の取得で明暗がわかれています
今も昔も「情報を制する者は天下を制す」の格言は生きているようです
北国街道が俯瞰できる行市山、賤ヶ岳や余呉湖が俯瞰できる文室山から
往時の戦況を想起しながら、展望を眺めるのも、山旅の醍醐味の一つです
藪漕ぎと暑くなることを見越しての早立ち
昼過ぎには山麓に立つことができ、疲労感も軽減です
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滋賀湖北北部にある文室山山頂北側の高圧鉄塔切開きからのパノラマ(200〜300°)。野坂山地の山々が望めます。この尾根は賤ヶ岳の戦時、柴田軍の軍用路でした。 2016.04.16(滋賀県余呉町)
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日計山
2016年04月22日 金曜日 第1604-04版
04月09日(土)、滋賀野坂にある東山・峯山にいってまいりました
東山は琵琶湖の北端に落ち込むように聳えています
半島には、琵琶湖岸景勝地の一つである海津大崎があります
一方、北尾根には古道:万路越があります、この万路越は
戦国時代後期に整備された北国街道と塩津街道を山越えで結ぶ道の一部で
奥琵琶湖トンネルが開通するまで使われていましたが今は廃道となり
往時のよすがは、峠に祀られたお地蔵様に残すのみとなっています
万路越えから海津大崎までの5km間の尾根を縦走します(全行程:13.5km)
『日本さくら名所100選』にも選定されている海津大崎界隈は
予想どうりの大混雑、狭い湖周道路も一方通行の交通規制が引かれても渋滞
外国人の方も多数みられ、桜への思い入れがみんな同じなことに安心・・・・
今回の写真ショット数は614枚、数うちゃ当たるの思いもありこの数に
でも、後処理が大変、通常はhpが中3日程度で更新できるのですが
多忙だったこともあるのですが、中5日の更新になってしまいました
桜の花びらは散ってしまい、最悪のタイミングでの更新で、赤面です・・・・
滋賀野坂にある東山・峯山北尾根にある万路峠、近くにある高圧鉄塔からのパノラマ(130〜0°)
野坂山地の国境峰:三国山などが望めます。山域の展望はここだけ。 2016.04.05(滋賀県マキノ町)
04月05日(火)、岐阜揖斐にある妙法ヶ岳にいってまいりました
妙法ヶ岳は、「谷汲さん」で知られる谷汲山華厳寺の中腹に奥之院があり
その参道を、延長した尾根上にあります
華厳寺は、西国三十三所満願霊場として、つとに認知度が高く参詣者も多い
しかし、奥の院までは道が険しくて距離も長いため、参詣者も限られます
東海自然歩道を、谷汲から横蔵までを縦走される方の利用はあるようです
今回は、妙法ヶ岳のみのピストンです、しかし、眺望がないのがたまにキズ
桜が満開のこの日、参道は桜のトンネルができ、高揚した気分で通り抜け
駐車場は、時間が早かったため、山門脇に侵入することができました
人出が多くなると、参道入口の駐車となり、歩行距離も長くなります
ここにくると恒例なのですが、帰路、揖斐川市内で「ニッキ餅」を買い求めようと
お菓子屋さんに立ち寄ったのですが、あいにくと「売り切れ」
無いとなると、手に入れたくなるのが人情、別の場所でまがい物を手に入れ
物欲・食欲を満たすことで、我が脳を納得させました
岐阜揖斐にある妙法ヶ岳中腹にある谷汲山奥之院からのパノラマ(130〜210°)。妙法ヶ岳山中からの展望はほとんどなく、本アングルがそのうちでも良好な所です。 2016.04.05(岐阜県谷汲村)
大日山
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2016年04月08日 金曜日 第1604-02版
03月30日(水)、福井越前にある吉野ヶ岳にいってまいりました
吉野ヶ岳は、別名:蔵王山とも呼ばれ、越前五山のひとつとして数えられます
泰澄大師による天台修験道でひらかれた、信仰のお山です
白山、日野山、文殊山、越知山という著名な山と共に含まれる五山ですが
地元の方は控えめに、一番人気のない山だとおっしゃるそうです
たしかに、アクセス道路は狭く、駐車スペースも多くはありません
しかし、地元の方のおかげで、山頂まではよく整備され、迷うことはありません
ただ、低山の悲しさ、展望はあまりよくありません
それでも、白山が展望できる場所があると期待していたのですが
今回は雲の中で、その雄姿は望めませんでした、残念・・・・
陽気も一段と上気し、山中の彩りも一気にあでやかになりました
これまでの冬季の山旅では、彩り探しに目を凝らしていたのですが
楽しみな季節の到来です
まさに、『山呼萬歳聲』です
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福井越前にある吉野ヶ岳北尾根鉄塔切開からのパノラマ(40〜75°)。樹間からですが白山が望めるところです。今回は雲のため山容が見えません。全貌は少し左から 2016.03.30(福井県永平寺町)
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鷲ヶ岳
2016年04月01日 金曜日 第1604-01版
阿星山
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綿向山方面
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飯道山
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那須ヶ原山
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大納言
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高畑山
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竜王山
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堂 山
2016年03月26日 土曜日 第1603-04版
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滋賀湖東北部にある沖島ケンケン山南尾根にあるお花見広場からのパノラマ(220〜330°)。比良山系から比叡山の山々が展望できます。中央の冠雪は蓬莱山。 2016.03.17(滋賀県近江八幡市)
滋賀湖北北部にある日計山北尾根の高圧鉄塔切開き(標高:350m)からのパノラマ(320〜90°)。福井県境の山々が展望できます。中央山麓は国道8号が通ります 2016.03.12(滋賀県西浅井町)
2016年03月15日 火曜日 第1603-02版
滋賀湖南にある西教寺境内の高台からのパノラマ(90〜195°、標高:210m)。八王子山・神宮寺山山頂からの展望はなく、唯一この山旅で得られた展望です。雲で残念 2016.03.05(滋賀県大津市)
2016年03月08日 火曜日 第1603-01版
滋賀甲賀にある小川城山山頂からのパノラマ(350〜60°)。山頂からの展望はこの方向からのみ。本能寺の変の際、徳川家康の伊賀越えルートの一部がこの場所です。 2016.02.24(滋賀県信楽町)
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愛宕山
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長野西山
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長野東山
2016年02月21日 日曜日 第1602-03版
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ポンポン山
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小塩山
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釈迦岳
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愛宕山
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2016年02月14日 日曜日 第1602-02版
押立山
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高室山
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霊仙山
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伊吹山
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御池岳
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金糞岳
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横山岳
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ブンゲン
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2016年02月06日 土曜日 第1602-01版
2016年01月13日 水曜日 第1601-02版
01月02(土)、滋賀湖東南部にある雪野山にいってまいりました
雪野山は全山古墳と形容してもいいほどの古墳の山域です
雪野山山頂そのものが前方後円墳です
平成26年3月に雪野山古墳として史跡に指定されています
この山域は編集子のお気に入りの山塊で
昨冬に続き4度目の訪問です
低山の縦走からハイキング、城址探訪まで気軽にコースを組むことができ
古代史のロマンまでお膳立てされています
低山でありながら随所で展望が楽しめるのも魅力の一つです
体力に不安がある方などにはお勧めの山の一つです
今年の冬は暖冬で、山には雪がありません
平常でないことを異常と言いますが
色んな方面に影響が出ているようです
2016年01月06日 水曜日 第1601-01版
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和田山
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荒神山
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本堂山
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向山芹川北
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高取山
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自他ヶ峰尾根
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八日市丘陵
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湖東島状山地
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雲母峰
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鎌ヶ岳
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嵐山方面
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天王山
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牛松山
布施山(玉緒山)
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京都東山にある稲荷山中腹の四ツ辻からのパノラマ(230〜310°)。山頂からの展望はなく、この場所が唯一眺望が得られる所で岩場もあり、道中のオアシス的な所です。 2016.02.17(京都市伏見区)
滋賀湖東北部にある清水山山頂からのパノラマ(0〜90°)。山頂から三方向に展望が得られ、特に北東側には北鈴鹿から伊吹山地の山々が威容を競い合っています。2016.02.11(滋賀県五個荘町)
雪野山(龍王山)
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滋賀甲賀にある長野東山東峰からのパノラマ(320〜330°)。山頂は植林のため伐採された樹間からの展望が一部ですが垣間見えます。連続した山並みは撮れません。 2016.03.24(滋賀県信楽町)
三池岳→
釈迦ヶ岳
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松尾尾根の頭
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北仙香山
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滋賀湖東南部にある雪野山山系の童子山からのパノラマ(320〜90°)。この山塊は、全山古墳で、山頂部そのものが前方後円墳です。古代のロマン漂う山域です。 2016.01.02(滋賀県八日市市)
三重南鈴鹿にある雲母U峰からの展望(260〜335°)。U峰の頂上は、ハンググライダーのプラットホームになっていて四日市市街地が眺められる絶好の展望所です。 2016.05.31(三重県水沢町)
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野寺城址
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大 陰
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大岩休憩所
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東尾根P774
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02月17日(水)、京都東山にある稲荷山にいってまいりました
稲荷山は伏見稲荷大社の神域で、山麓に本殿があります
参道には、朱に塗られた鳥居が立ち並び、山頂まで続いています
特に本殿裏から始まる千本鳥居は圧巻で、まるで赤い壁です
中国三国志の赤壁の戦いにちなみ、編集子は『伏見の赤壁』と形容しています
平成16年(2004)、NHK大河ドラマ『新撰組』のタイトルバック放映で
パワースポット:千本鳥居の、人気に火がついたと記憶しています
参道には、『外国人に人気の観光スポット、第一位』と書かれた幟旗が立ち
本殿前から千本鳥居間の混雑は、編集子の目には駅のラッシュアワーなみです
一目60%が外国人で、うち80%が東洋人という状況で、幟旗どおりです
外国語が飛び交う喧騒の中、ファインダーから人を避けるのは至難の業です
とくに人気の千本鳥居では
撮影のため滞留時間も長く、被写体から人物を消すのは奇跡に近い状態です
往路復路の一方通行となっていて、復路がシャッターチャンスの狙い目です
団体様のお目当てはここまで、山頂部では、飛び交う声も心なしか消え
祈りの空間を取り戻していました、混雑を避けるには日中は避けるべきかと・・・・
参拝者が多い分だけ御利益・運気が分散されると思うのは、編集子だけ?
いつものことながら、道中、たっぷりの時間を取った山旅でした
三重鈴鹿にある尾高山山頂からのパノラマ(250〜325°)。山頂には展望台がありますが、樹木が邪魔で御在所岳方面(左側)は、残念ながら木の隙間からしか見えません。2016.02.03(三重県菰野町)
三重鈴鹿にある福王山西尾根樹間からのパノラマ(220〜290°)。福王山は三池岳の前衛峰的な位置関係ですが田光川と宇賀川両支流の分水嶺で独立峰のような山容。 2016.01.02(三重県菰野町)