阿星山
 ↓
飯道山
 ↓
行市山
 ↓
山聲-TOP
2015年08月31日 月曜日 第1508-02版
山並み   2015/07
大谷山
  ↓
白谷-4△
  ↓
近江乗鞍岳
   ↓
焼谷-3△
  ↓
2015年11月09日 月曜日 第1511-01版
山並み
タイトル集
03/03 04/01 05/01 06/01 07/01 08/01 09/01 10/01  11/01 12/01
03/08 04/07 05/07 06/07 07/07 08/07 09/07 10/07 11/07 12/07
13/01 14/01 15/01               
13/07 14/07  15/07               
12月20(水)、岐阜養老にある松尾山にいってまいりました

松尾山は、関ヶ原の戦いにおいて、戦略上重要な位置を占めていました
後世の戦史家たちは、布陣を見て、西軍の勝利を予想しました
結果を聞いて驚いたといわれています

この戦いのキーマンの一人である小早川秀秋その御仁が松尾山に布陣
ひそかに東軍に内通してた脇坂安治も
小早川の東軍加勢の状況に勢いづいたと伝えられています
大谷吉継の陣を横から突いたわけですから
形成が大きく転換したことは想像に難くありません
松尾山山頂から眼下の盆地を俯瞰しているとき
往時にタイスリップしたかのような錯覚を覚えます

また、この山麓は、壬申の乱の古戦場でもあり、常盤御前にまつわる逸話など
歴史のロマンが漂う所です
穏やかなこの日、タップリ時間をかけ、山麓を散策してまいりました
仲仙寺山
 ↓
2015年12月01日 火曜日 第1512-01版
繖 山
   ↓
西 山
  ↓
霊仙山
  ↓
2015年11月20日 金曜日 第1511-03版
11月11(水)、滋賀湖北北部にある呉枯ノ峰(くれこのみね)にいってまいりました

呉枯ノ峰は、山麓に木之本市街を抱く山で、賤ヶ岳はすぐ西側に位置しています
山麓には社寺が多く存在し、十一面観音や賤ヶ岳古戦場など
信仰と歴史が漂うところで、観光の見所も多い所です
呉枯ノ峰山中(詳しくは大箕山)には、菅原道真ゆかりの菅山寺があります
なかでも、樹齢1000有余年の二本の大ケヤキがひときわ目を引きます
菅原道真が6歳から11歳までの間この地で勉学に励んだ後
京都に出て再びこの地に帰り、菅山寺を再興したといわれ
このケヤキも、菅原道真御手植えの樹として今に言い伝えられています

ハイカーにとって、山旅の目的はいろいろあるのですが
この山の場合、菅山寺の山門とケヤキのコラボが魅力です
まして紅葉時期になると、一層の趣を加えてくれます
下山は、東側山麓の高時川を遡るルートを選びました
途中、川合地区にある佐波加刀(さわかと)神社に立ち寄りました
由緒ある神社の存在を知り、今回の山旅でゆっくりと参拝することができました
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八日市丘陵
  ↓
荒神山
   ↓
奥島丘陵方面
    ↓
山本山
  ↓
繖丘陵
  ↓
文殊山最高点山頂からの北側パノラマ(0〜90°)。最右奥には初冠雪した白山が望め、左側には
奥越の山並みが連なります。左には福井市街が展開します。 2015.10.14(福井県福井市/鯖江市)
10月14(水)、福井越前の文殊山にいってまいりました

文殊山は、泰澄大師が養老元年(717)に開かれた信仰のお山です
文殊山楞厳寺は、勅願所として五台山の号を賜り、文殊菩薩を本尊とされます
中世には最も繁栄した大寺でしたが、兵火や一向一揆により衰退を見せました
江戸時代、藩などからの支援を受けましたが、末期に再び衰退、現在に至ります
山中には、室堂(小文殊)、最高点(大文殊:本堂)、三角点(奥之院)に
往時の繁栄ぶりを偲ぶことができます、山頂には文殊山城址があります
信仰の山でありながら遊歩道が整備され、カタクリや紅葉など
四季の移ろいが感じられる自然豊かな場所として、親しまれる里山です

暖かい日が続いていましたが、朝夕の気温は冷え込みを感じるようになりました
文殊山山頂に立ち、北側の方角を眺めると、冠雪した山が飛び込んできました
白山です、帰宅して報道を確認すると初冠雪とのこと
青空にくっきりとした山容が眺められ、ラッキーでした
桜の葉が一部でこころなしか色づいてきたように感じました
でも、本格的な紅葉は、まだ先のようです・・・・

剣ヶ岳
 
吉野ヶ岳
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高倉山
赤砂山
  ↓
鳥海山方面 ↓
2015年10月10日 土曜日 第1510-01版
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滋賀中鈴鹿の西側に位置する秦川山の山麓にある金剛輪寺。奈良時代に開創された古刹で紅葉の名所でも知られ、築地塀の白壁スクリーンに楓が映し出されます  2015.07.20(滋賀県秦荘町)
07月20日(月)、滋賀中鈴鹿の秦川山山麓にある金剛輪寺にでかけてきました

金剛輪寺は、奈良時代の天平13年(741)に聖武天皇の祈祷所として開創され
同じ山麓に近接する西明寺と百斉寺(ひゃくさいじ)と合わせ、湖東三山と呼ばれ
真ん中の寺として知られる古刹です

境内に入ると、お地蔵様の多さに圧倒されます
千体地蔵として、参道や境内に鎮座しています、その数ざっと2000体以上
一体ごとに前掛けをかけ、今どきのカラフルな塩ビ製風車が添えられています
一陣の風が吹き抜けるたびに、静かな境内が賑やかになります

また、紅葉の名所としても著名で
関東地方のツアーの方ともお話ししたことがあり、今や全国区なみのところです
この時期、山里は気温が高くお寺巡りは、というあなた
暑いのは当然なのですが、人はまばらで、マイペースで観賞することができ
あたりの雰囲気も独り占めできますよ、夏だからこそ、「古寺巡り」を・・・・
2015年08月06日 木曜日 第1508-01版
清滝山
 ↓
長尾―△
 ↓
国民の「負託」とは、一体どのような意味なのでしょうか。広辞苑では、『国民が人(国民の代表:政治家や官僚)に引き受けさせてまかせること』とあります。一方「付託」は、『頼み任せること:依頼』とあります。昨今の自民・公明連立政権は、安全保障関連法案や国立競技場巨額コスト問題、原発の最終処理場や再稼働問題、TPP妥結経過など、多くの国民から説明不足や懸念が示されているにもかかわらず、国民の負託にこたえ、説明は十分にされた、として実施に向け動き出しました。しかし、安保法制は、国民の説明不足という認識から、政権の支持率が大幅に低下、そのタイミングで、目くらましのように新国立競技場案を白紙撤回したのでは、と疑いの思いすら起こります。一連の行動は、国民の負託にこたえる、という政治家の基本たる資質から逸脱したことによるものであり、おこるべくしておこった非難です。責任が伴わない負託などありえません。政治家は、いまその精神:原点を振り返り、襟を正すべきだと考えるのですが・・・・。一方、中国の経済の動きが予断を許さなくなってきました。戦後70年、天候のみならず、政治・経済の各方面に異常現象が起こっています。
今回の『山並み』は、これまでトップを飾ってきたタイトル写真の総集編第26版(2015/07-12)をお届けします。ご退屈でしょうが・・・・(2015.10.25)
2015年12月24日 木曜日 第1512-03版
明神山
  ↓
池田山
 ↓
瓢ヶ岳
  ↓
御嶽山
 ↓
相川山
  ↓
伊吹山
  ↓
弥高山
  ↓
12月09(水)、滋賀野坂にある仲仙寺山にいってまいりました

仲仙寺山は、山頂直下に泰澄が開創したと伝わる仲仙寺があります
この寺に伝わる、千手観音立像(重文)があることでも知られます
現在は無住で、堂宇も朽ちかけてはいますが里の人たちの手で守られています
山頂は樹木で覆われ、登山道もなく、展望もありません
登山口から山頂までは約1.0kmで、後は舗装林道歩きです
展望も景色の変化もあまりなく、社寺巡りのハイカーが時折訪れる里山です
山麓には、称念寺薬師堂や大荒比古鞆結(おおあらひこともゆい)神社など
神社仏閣があり、信仰の篤さが伝わるところです

近くには、今や景観で全国区となったメタセコイア並木があります
訪問時も平日でありながら、県外ナンバーの車両も多く
大勢の人たちが、散策やカメラスケッチを楽しんでいました
今年の11月の気温は比較的暖かく、平年ですと下旬で紅葉の見ごろが終わり
冬将軍の便りが聞かれるところですが
山腹は錦織なし、上旬を過ぎたこの日まで煌きを保ち続けていました
2015年12月12日 土曜日 第1512-02版
東 山
 ↓
11月28(土)、滋賀北鈴鹿北部にある高室山と倉骨山にいってまいりました

高室山は展望の良いことから、北鈴鹿の展望台とも言われています
山頂の周囲には遮るものがなく、360度の大展望が展開します
しかも、2時間余りで頂上に立ツことが可能で
登山口駐車場も整備され、お手軽な山行地です
ただ、急坂と言う所がたまにキズですが・・・・
さらに、今時分は、落葉でスリップによる転倒や滑落に十分ご注意を・・・・

倉骨山は、高室山の東尾根のわずか0.5km先にあります
30分程で往復できますので、パーティーが休憩されている間に脚を延ばせます
編集子は、2005年、2008年と山行記録にとどめているのですが
山頂がススキや下草で覆われ、倉骨山へは藪の激しさで断念したものでした
今は昔、霊仙山などと同じく裸の山頂と化しています
その原因として、鹿の食害などが考えられます
あと10年もすれば、北鈴鹿が禿山になってしまうのでは・・・・、と危惧しています
山中の紅葉はおわりで、冬支度の真っ最中です
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滋賀北鈴鹿南部にある高取山山頂からのパノラマ(290〜140°)。高室山は、北鈴鹿の展望台の名に恥じぬ大展望です。7年前、山頂部はススキで覆われていました。   2015.11.28(滋賀県多賀町)
陣尾山
  ↓
 
鍋尻山
ソノド
 ↓
笙ヶ岳・養老山
    ↓
彦根東部山地
  ↓
御池岳
  ↓
霊仙山
 ↓
アミダ峰
  ↓
三国岳
  ↓
焼尾山
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ザラノ
11月16(月)、滋賀湖北北部にある田上山(たがみやま)にいってまいりました

田上山は、古来より信仰で崇められていたところです
ハイライトを浴びたのは
戦国時代末期で、元亀の争乱(1573年)から賤ヶ岳の戦い(1583年)です
とくに、賤ヶ岳の戦いでは、羽柴秀吉軍の弟:羽柴秀長が布陣した砦があります
その数1万5千(実質は羽柴軍の本陣)が駐屯するに十分な構えです
砦からは、北国街道はもちろん余呉湖周辺の敵味方の砦が一望できました
(現在は樹木が生い茂り、展望はありません)
城址は、最近の整備事業で下草が刈り取られ、遊歩道や標識が整備され
危険個所はなく、安全に砦巡りができます(山ですからリスクはそれなりに)

山麓には、武運長久の神様が祀られる意冨布良(おほふら)神社
木之本地蔵で広く知られる淨信寺があります
呉枯ノ峰への登山口も、この山麓にあり、田上山を含めての山行が一般的です
今回の山旅は、田上城址探訪後、紅葉の名所で知られる古橋の古寺を訪問
ことしは、暖かい晩秋のためでしょうか、紅葉の色付きが今一つです・・・・
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滋賀湖北北部にある田上山南尾根中腹の展望所からのパノラマ(1305〜230°)。前面に広がる平野部は、西野水道ができるまで、余呉川による洪水に悩まされた所。 2015.11.16(滋賀県木之本町)
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多景島
小谷山
  ↓
山本山
  ↓
虎御前山
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琵琶湖
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湧出山
佐和山
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2015年11月14日 土曜日 第1511-02版
滋賀湖北北部にある菅山寺と呉枯ノ峰坂口登山口分岐からのパノラマ(180〜200°)。この展望所では、10年前までは山本山から静ヶ岳への尾根が見えていたのですが。 2015.11.11(滋賀県余呉町)
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多景島
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琵琶湖
11月04(水)、静岡遠江の井伊谷にいってまいりました

井伊谷は、徳川四天王で知られる井伊直政や
開国で知られる井伊直弼などに連なる、井伊氏発祥の地です
南北朝争乱や従属していた今川氏からの圧力による家臣の専横など
井伊家興亡が繰り返されたところです
また、古代より開けたこの地は天白遺跡などの史跡もあります
あわせて
臨済宗の古刹:方広寺、発見が新しい鍾乳洞:竜ヶ岩洞
黄檗宗で二番目に古い寺:宝林寺、などをあわせて訪問いたしました

2017年に放送が予定されている大河ドラマ『おんな城主 直虎』の舞台です
放送開始を先取りして歴史探訪と銘打って訪問いたしました
龍潭寺をはじめ、関係スポットでは早くも準備にかかっていられます
編集子のベースキャンプ地の彦根でも、ブームに乗っかろうとの思惑でしょうか
彦根城(井伊直政が初代藩主)お城祭りの時代行列に「井伊直虎」が登場
みなさまも、混雑する前にどうぞ彦根にも、おいでやす・・・・

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静岡遠江にある井伊谷(神宮寺川にかかる井の国大橋橋上)からのパノラマ(290〜120°)。ここは井伊氏発祥の地で、南北朝時代争乱に巻き込まれた歴史の里です。 2015.11.04(静岡県浜松市)

井伊谷城址
三岳山
  ↓
竜ヶ岩山
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萬城寺山
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岩 山
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北神宮寺-△
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井伊谷の杜
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渭伊神社の杜・薬師山
10月27(火)、滋賀伊吹の虎子山にいってまいりました

虎子山は、伊吹山北尾根の終点:国見峠から、さらに北に延びる尾根上にあり
ブンゲン(射能山)、さらには滋賀/福井/岐阜県境にある三国岳へと連なる
伊吹山地に位置しています
登山口は、国見林道を利用し、国見峠から入山します
干支の山としてもリストアップされていて
峠登山口から約1.7km、約1時間で登頂できる、楽ちん登山の有力な候補地です

アプローチは、狭くて長い道程の滋賀県側は
小規模ダム工事などで、工事規制されることもあり、確認が必要です
一方の、国見岳スキー場のある岐阜県側はより整備され
30分ほど余計に時間はかかりますが
山岳道路が苦手な方は、岐阜県側からのアプローチがよろしいかと思います

今回、紅葉の盛り、と思って入山したのですが、枯葉も目立ち
山頂部分は、もう冬支度の様相です

2015年10月29日 木曜日 第1510-04版
滋賀伊吹にある虎子山からのパノラマ(330〜120°)。伊吹山地の岐阜揖斐の山が連なっています。条件が良ければ、中央:貝月山の奥に白山や御岳山も視界に・・・・。 2015.10.27(滋賀県伊吹町)
鍋倉山
 ↓
乗鞍岳・御嶽山方面
  ↓
能郷白山・白山方面
      ↓
池田山
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ブンゲン
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貝月山
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鎗ヶ先
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  ↑
大佛寺山
 
静馬ヶ原
2015年07月02日 木曜日 第1507-01版
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↑ 石田三成陣跡
大谷吉継陣跡 ↑
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山崎山
  ↑
カナ山
 
鳥越山
滋賀湖北北部と岐阜揖斐にまたがる金糞岳南尾根展望所からのパノラマ(0〜190°)。伊吹山地や岐阜揖斐の山が連なっています。条件が良ければ、左奥には白山も。 2015.10.21(滋賀県浅井町)
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10月21(水)、滋賀湖北-北部の金糞岳・白倉岳にいってまいりました

金糞岳は滋賀県第二位、白倉岳は第三位の高峰で
ともに岐阜県境にまたがって聳えています
管理人のベースキャンプからは伊吹山の左側にあり
金糞岳と白倉岳と吊尾根状に連なった特徴ある山容で
山座同定の目標にもなる山容です

鳥越林道が、標高1000mまで高度をあげてくれ、容易にアクセスが可能です
ただし、ときおり工事や作業による通行規制がかかり確認が必要です
広葉樹が多く、紅葉が楽しめるところです
訪問時も、山中では紅葉真っ盛りで、気分も高揚いたします
藪漕ぎを覚悟していたのですが、関係者のお力で笹は刈り取られ
登山道は整備され、快適な登山コースとなっています
この日も、鳥越林道には高齢者のグループ3組が
鳥越峠付近でピクニックをされていました、またツーリングが2組
絶好の山行日よりでした

天狗山
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新穂山
 ↓
貝月山
 ↓
伊吹山(霞の中)
     ↓
大日山
蕎麦粒山
    ↓
白山・能郷白山方面
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2015年10月24日 土曜日 第1510-03版

沖ノ島
奥島丘陵
 ↓
沖の白石→
繖丘陵
  ↓
別 山
 ↓
丈競山
   ↓
大日山
富士写ヶ岳
  ↓
浄法寺山
 ↓
2015年09月28日 月曜日 第1509-04版
月 山 ↓
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山形庄内にある羽黒山二の坂茶屋の展望所です。羽黒山山頂からは展望はなく、ここはルート上唯一の展望ヶ所です。眼前に庄内平野が広がり、日本海が望めます。   2015.09.13(山形県羽黒町)
09月12日(土)、山形県庄内地方にある月山にいってまいりました

月山・湯殿山・羽黒山の三座をさして出羽三山と呼ばれます
そのうちの月山(日本百名山の一つ)八合目から山頂を目指しました
三座は、共に修験道信仰の山で、多くの修験者や信者の方が訪れます
この時期は、月山山頂付近では紅葉が見ごろで
八合目でも草紅葉が始まっていました

09月13日(日)、山形県庄内地方にある羽黒山にいってまいりました
羽黒山は、修験道の信仰で開かれ、鎌倉・室町期にかけて隆盛を極め
江戸時代には、幕府より東照権現の勧請を得ています
神仏習合の社寺でしたが、明治の廃仏毀釈で寺院の堂宇や経典など破却され
五重塔(国宝)、鐘楼(重文)などにのみその名残をとどめています
杉並木が荘厳さを引き立て
標高差250mを、2400段あまりの石段で聖域に誘われます
参拝後、湯殿山に向かいました

荒倉山
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高館山
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日本海
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2015年09月21日 月曜日 第1509-02版
岐阜揖斐にある鎗ヶ先山頂部からの南西側からの展望です。日本百名山の伊吹山が威容を誇示しています。中央から右手前に延びる山並みは伊吹山北尾根です。  2015.09.05(岐阜県揖斐川町)
09月05日(土)、岐阜揖斐にある鎗ヶ先(やりがさき)にいってまいりました

伊吹山地東側の谷を隔てた所にあります
揖斐川の支流である粕川が山麓をまき、近くには国見岳スキー場があります
山名から想像できるように、山頂部は急峻で、ふくらはぎが悲鳴を上げます
登山口から山頂まで約1.5kmで、標高差約550mですから
平均斜度は20度、max39度です、山名に惹かれて訪れた次第です
難行覚悟の上で取付いたのですが(健脚の方は、往復02:00、私はその倍以上)
予定時間(歩行03:40+休憩01:20=05:00)でしたが、時間内で踏破できました
登山ルートは明確なのですが、危険個所もあまりなく
残念ながら樹林に覆われていて、展望は期待できません

御多分に漏れず、山中では彩りがまったく見られませんでした
山肌は下草もなく、土があらわで、土砂災害の危険性をはらんでいる状況です
なぜなんでしょう、山の様子が変です
生態系が変化しているように感じるのは編集子だけなのでしょうか・・・・
帰路、2014年の土砂崩れで復旧なった林道を、国見峠越え伊吹経由にて・・・・

伊吹山
国見岳
   ↓
御座峰
  ↓
大禿山
  ↓
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伊吹山南側にある山室湿原登山道入口からの東側展望。鈴鹿山脈北端の霊仙山が望めます。田園を横切るのは新幹線、左方向は名古屋、右方向は京都方面です。  (滋賀県米原市、2015.08.05)
08月05日(水)、滋賀伊吹山麓に近い湿原にでかけてきました

平地に近い湿原などは、近年の環境破壊や自然環境の変化に伴い
かつての姿が見られなくなりつつあり
地球温暖化などによってその影響は、かつてない勢いで進行しつつあります
湿原などはその影響をまともに受け、湿地の陸地化などが顕著です
今回訪れたところも例外ではなく
確実に個体数の減少や時期のズレが生じています
今回の訪問で、かろうじて、湿原に舞い降りていた妖精たちをご紹介します

編集子の小学生だった半世紀前は
気温が30℃を超えると猛暑でしたが、現在は35℃が当たり前になりました
このhpでも、農作物の生産地域の北上や、海水面の上昇など
折に触れ、危惧しているところです
そこに、問題山積の2020年の東京オリンピック、しかも開催時期が7・8月とは・・・・
40℃の酷暑の下での開催は現実味が増してきました
競技関係者のみならず観衆も大変・・・・、影響を危惧しているひとりです

ある禅宗寺院で行われた法要に、臨席させていただく機会を得ました
普通、目にする寺院の鳴り物(楽器)は、木魚と太鼓と鈴と釣鐘ぐらいですが
そこでは、六人の僧侶が多くの「鳴り物」をつかい、読経が堂内に響き渡りました
さながら音楽会のような雰囲気で、一種のカルチャーショックを受けました
そこで目にした楽器(宗教用具:鳴り物)の一部をご紹介します
霊仙山
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阿弥陀岳
  ↓
2015年07月23日 木曜日 第1507-03版
   
岩籠山南峰
  ↑
夕暮山
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福井若狭にある岩籠山からのパノラマ(130〜300°)です。敦賀三山の一つとして市民をはじめ県外の方々が山頂に広がる平原と岩の景観の妙を楽しみに登られます。  2015.07.11(福井県敦賀市)
07月11日(土)、福井若狭の岩籠山にでかけてまいりました
岩籠山は山頂部に広がる草原上の台地に
特徴のあるいくつもの岩が景観の妙を作り上げています
敦賀市にある野坂岳・西方ヶ岳をあわせて敦賀三山として
市民の方に親しまれています
今回は、駄口からの往復のコースを取りました
午後から気温が上昇するという予報だったので正午には下山したいと思い
早暁からの入山となりました
山中には彩がほとんどありませんでした、一体花は何処へ行ったのでしょうか・・・・

岩籠山は危険個所もあまりなく、登山道も明確で
ファミリー登山なども盛んに行われるところです
2015.05.20に、205人の生徒と13人の引率者が参加した学校登山が実施され
パーティーのうち25人が一時不明になるという遭難発生は、記憶に新しい所です
全員無事という報で安堵いたしましたが、考えさせられる報道でした
安全と言う所は山にはない、改めて他山の石を以ってこころいたしたいものです
大御影山
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近江乗鞍岳
   ↓
東ヶ谷山
   ↓
野坂岳
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雲谷山
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三国岳方面
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摩耶山
温海岳
虚空蔵山
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朝日岳方面
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湯ノ沢岳
     ↓
羽黒山
  ↓
 
下柳沢山
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御田原参籠所
 ↑ 弥陀ヶ原
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剣崎山
  ↓
火打岳
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馬形山
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黒森山
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2015年09月24日 木曜日 第1509-03版
2015年09月07日 月曜日 第1509-01版
秋田県南にある鳥海山大平(おおだいら)展望所(標高:1000m付近)からのパノラマ(170〜240°)
左側稜線に僅かに月山が見られ、眼下には庄内平野広がります。  2015.09.15(秋田県にかほ市)
09月15日(火)、秋田県南と山形県庄内地方に跨る鳥海山にいってまいりました

といっても、登山ではありません
出羽三山の山旅がメインの山旅で、一日休日を追加して鳥海山を見に行こう・・・・
ということなのです
鳥海ブルーラインで五合目まで行き、鉾立の展望所から山頂を見上げる
はじめから解っていたことなのですが、頂上を目の当たりにしてしまいますと
心のうずきは、止めようがありません、まして絶好の登山日和となると・・・・、です
またの機会・・・・、といっても、ないとは思いますが
いい聞かせて、帰路についた次第です

一つ賢くなった情報をおすそわけ
洋梨がこの地方の名産なのですが
鶴岡地方はラ・フランス(フランス産まれ)という名称で10月ごろから
酒田以北ではバートレット(イギリス生まれアメリカ西海岸育ち)という名称で
9月から市場に出ます、10月にお越しの方はラ・フランスが手に入ります
酒田の果物屋さんの受け売りです、お土産として車に積み込みました

   ↑
高館山
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栗 島
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湯殿山 

荒倉山
大箕山
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堂木山
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文室山
滋賀湖北北部にある鳥打坂峠の高圧鉄塔切開きからパノラマ(260〜150°)です。ここが、戦国期の終焉を告げる「賤ヶ岳合戦」の羽柴秀吉軍の最前線の砦址です(滋賀県長浜市余呉町、2015.08.28)
08月28日(金)、滋賀湖北北部にある余呉湖の北に山並みを形成する
         余呉湖-北山三座※(茂山、神明山、堂木山)に行ってまいりました
         (※「余呉湖-北山三座」は、便宜上編集子が名づけました)
余呉湖周辺は、戦国期に織田信長亡き後の跡目争いで
羽柴秀吉と柴田勝家が争った「賤ヶ岳の合戦」の戦場です
周囲の山々は、ほとんど両陣営が布陣し、砦を築いたところです
今回も、3か所の砦を訪問できました

余呉湖の西側に山並みを形成する主稜線を昔の人は越えていました
そのうち、権現峠はJR北陸線や国道8号が整備されるまで利用された要衝です
現在は廃道です、夏の里山の常:クモの巣とマムシと虫と藪が待っています
残念ながら展望はありませんが、歴史に包まれた峰々を巡る小さな山旅です

7月の中旬から体調を崩し、山旅は自重していました
まして、長距離のドライブが苦痛になり、3000m級の夏山は遠い昔のことに・・・・
体力・気力の充実をはかり、一回でも多く山旅ができることを願っています
皆様も、健康には十分留意され、山旅をお楽しみくださいませ
白倉岳
  ↓
下丹生-△
  ↓
打波の頭(越前三ノ峰)
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三ノ峰
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2015年07月14日 火曜日 第1507-02版
一ノ峰
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六本檜
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岐阜養老にある松尾山からのパノラマ(330〜70°)。この山麓では、慶長5年(1600)に関ヶ原の戦いがありました。また神社仏閣も多くあり、信仰の篤さがうかがわれます。2015.12.09(岐阜県関ヶ原町)
滋賀野坂にあるメタセコイア並木のあるピックランドからのパノラマ(0〜110°)。この山麓付近は、神社仏閣が多くあり、信仰の篤さがうかがわれます。山は紅葉の煌き。 2015.12.09(滋賀県マキノ町)
二ノ峰
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剣ヶ峰
滋賀湖北にある奥琵琶湖の先端:葛籠尾崎の朝日山山頂からの南側展望です。樹木が一部刈り込まれ、竹生島が眼前に浮かび、彼方には甲賀の山並みも望めます。 2015.10.07(滋賀県西浅井町)
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10月07(水)、滋賀湖北北部の朝日山にいってまいりました

朝日山は、奥琵琶湖の葛籠(つづら)尾崎半島先端の頂部にあります
登山ルートは二か所あり
一つは、奥琵琶湖パークウェイの葛籠尾崎展望台からで
遊歩道が半島の先端に向かって約1.8km延び、30分内外で辿りつけます
一方、琵琶湖湖畔にある菅浦地区から半島に向かって
『湖辺(うみべ)の道』の遊歩道が設けられ、途中に朝日山に向かう登山口があり
登山口から高度差:約203m、距離約1.7km、約1時間で山頂に着きます
健脚の方には、登山というより、散歩の範疇かも知れませんが
ノンビリズムがお好みの方には、手ごろなおすすめのコースです

湖の水の色が綺麗で、天候に恵まれれば
湖南アルプスや琵琶湖四島(竹生島・多景島・沖ノ島・沖の白石)など
琵琶湖を介した景観を堪能することができます
山中では、草花の彩は見られませんでしたが
もうすぐ紅葉の時期です、楽しみな季節の到来です
福井奥越にある刈込池南湖畔からのパノラマ(10〜110°)です。三ノ峰は白山の南縦走路にあり、加賀(石川)・福井(越前)・岐阜(美濃)三国の境に位置します。    2015.06.30(福井県大野市)
06月30日(火)、福井奥越の刈込池にでかけてまいりました

刈込池は白山南縦走路の三ノ峰山麓にある山中の池で
願教寺山が太古の昔大崩落が起こり、岩雪崩が打波川に押し寄せ堆積しました
その後、打波川の浸食により現在のような形が形成されました
岩屑の雪崩によってできた平らな場所を「幅ヶ平:はばがたいら」と呼ばれます
刈込池はその上にあります

池の周囲は山で囲まれているため、比較的風が穏やかです
そのため、周囲の風景を鏡のように池面に映し出します
晩秋には、雪をかぶった三ノ峰が、紅葉した木々と共に映り、逆さ三ノ峰は秀逸
この情景を求めて多くのハイカーやカメラマンが訪れます

赤兎山の花を予定していたのですが、山がガスに覆われているようなので
サブに準備していた刈込池にやってきた次第です
シーズンオフのため、湖畔は独り占めの神秘な佇まいでした
↑ 竹生島
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2015年10月17日 土曜日 第1510-02版
白 山
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2015年09月30日 月曜日 第1509-04版
09月11(金)-16日(火)、秋田県南と山形県庄内地方ににいってまいりました

出羽三山(羽黒山・月山・湯殿山)がメインの山旅と、鳥海山をドライブで・・・・
という企画なのです
紅葉時期にはまだはやく、旅行シーズンとしてはオフの時期です
そのかわり
目当てのラ・フランス(洋梨)は少し時期が早くて市場には出ていません
宿泊施設も見物するところも、混雑はなくのんびりすることができました

旅の常なのですが
天候に大きく左右されます
特に山旅の場合は、天候いかんで感動も影響されます
今回の企画も、3年越しで実現いたしました
月山、羽黒山五重塔、クラゲ、人面魚、鳥海山・・・・をめぐる旅
移動に2日、滞在4日間ですから、行程がちょっと欲張り過ぎかもしれません
これまでのご褒美と、自分に言い訳してのプチ遊山です
行けるときに行かないと・・・・、とは先輩のお言葉

山形庄内にある月山八合五勺近く(標高:1600m付近)からの北側からのパノラマ(330〜90°)です。月山八合目の弥陀ヶ原を眼下に収め、鳥海山は0°の方角に雲の中。2015.09.12(山形県羽黒町)
09月12日(土)、山形県庄内地方にある出羽三山にいってまいりました

月山・湯殿山・羽黒山の三座をさして出羽三山と呼ばれます
そのうちの月山(日本百名山の一つ)八合目から山頂を目指しました
三座は、共に修験道信仰の山で、多くの修験者や信者の方が訪れます
この時期は、月山山頂付近では紅葉が見ごろで
八合目でも草紅葉が始まっていました

月山は、標高1300m付近から高い樹木がなく
八合目以上は展望が期待できます
毎年、企画には上げていたのですが天候に左右され、今回やっとの実現です
台風後の大雨や、別の台風の影響により、天候が不安定で予報が右往左往
宿泊地の窓から空模様を眺めての敢行でした
現地でも状態が安定せず、ガスが目まぐるしく湧いては消えてゆきます
そのため、折角の展望も楽しめませんでした
一時的に青空も見え、紅葉が鮮やかに染めていました
アクセスは10時間、さすがに行きなおしは・・・・