428版:平成16年9月2日 木曜日
山呼-リスト
地図 を押すと、 近江の峠の記録が別ウインドウにて現れます
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
立山 一ノ越
山行日:2002.09.08、(晴)
所在地:富山県立山町

正面が主峰の雄山
右側の峰が浄土山
その間の鞍部が一ノ越です

天狗平からのスケッチです
つい30分前までは
目の前が真っ白
あくる日は曇
山の天気は
めまぐるしく変わります
近江の峠(峠地図)
栃ノ木峠
※峠の表示は
  一部です
地図上の     を押すと
  近江の峠の記録が
 別ウインドウにて
 現れます
と う げ
中山道 鳥居峠
山行日:1994.10..08、(晴)
所在地:長野県楢川村

旧中山道の
薮原〜奈良井宿まで
歩きました
13名のパーティーで
大変賑やかな山行でした

この前年、「鳥居峠」を
とりいれた演歌がヒット
北岳山頂
  ↓
北岳 八本歯のコル
山行日:2001.08.16、(晴)
所在地:山梨県芦安村

北岳の難所
「八本歯のコル(鞍部)
北岳山荘からの
スケッチです

楽な山登りは
無いと知りながらも
そこに立つことを夢見ます
体力のない
編集子の山行における
難コースの一つです
雄 山
 ↓
山ある記
車にて通過
扇の釦 を押すと
  山行記録が現れます
鳥越峠
鳥越峠
八草峠
愛発越(あらち−)
椿坂峠
愛発の関
鳥越峠
鳥越峠(横山岳)
久々坂峠
久々坂峠
愛発越
椿坂峠
♪ちんからほい ちんからほい
   ちんから峠の おうまはほい♪

皆様ご存知の「童謡:ちんから峠」です
作詞の細川雄太郎は
滋賀県日野町の出身で
「あのこはだあれ」も彼の作詞です
日野町内には瓜生津峠や
笹尾峠・鎌掛峠などがあります

日頃、何気なく車で通過している峠も
自力で汗を噴出しながら歩いた峠も
後日再訪するとき、その時々の
出来事の道しるべのような存在です
若き日の想い出は年を重ねるほどに
鮮やかによみがえってきます・・・・
情熱だけは若くあり続けたいものです
今回は、山行で通過した
「峠・鞍部」についてひもといてみました
山行に見る 峠、鞍部
一緒にいってみたいなこんなとこ
 【  峠 (とうげ) 】
  @ 山の坂道を登りつめた所、 山の上りから下りにかかる境
  A 物事の絶頂の時期、極限、極度                   ( 広辞苑 )

地形は、山・谷・野・川・海・等から形成されています
山は、
地表の隆起部、すなわち地形が盛り上がった所
谷は、
地表の隆起部の間にある細長く凹んだ地形、すなわち山と山の間(谷、渓、谿)
野は、
自然の広い平地、山裾の傾斜地
川は、
地表の水が集まって流れる水路(川、河)
海は、
陸地以外の部分、広々と水をたたえた所(海、湖)

人類は、そこで産まれ
自分たちの生活の便宜から改造の手を加え、移動を繰り返しそこに定着しました
そして、文明が築かれ、文化が発達しました

その過程の中で
田畑が拓かれ、住居が築かれました
そして、人々の往来のため、生産、獲得した物を他国に運ぶ為に道がつけられました
時として山を越えなければなりません


山越をするときに付けられた道は、山頂ではなく
鞍部(山の稜線のくぼんだところ)が選ばれました
そして、そこを「峠」と呼ばれることになりました

峠に行くには坂道を行かねばなりません
標高差が低い時は問題ないのですが、高い場合は大変です
重い荷物を背負って峠を越えたのでしょう
時として危険と隣り合わせのことも・・・・
今でこそ、トレッキングシューズという便利なものがありますが
往時は草鞋履き、よくて足袋に草鞋履き、時代といえばそれまでですが・・・・

峠には、いろんな民話や逸話が残っています
@ 佐々成正の佐良佐良越え(立山を厳冬期に横断:詳しい位置は現在も判明せず)
A 大菩薩峠(中里介山の長編小説)
B 天城越え(天城峠、伊豆の踊子:小説、川端康成)
C 寝物語の里(今須峠:滋賀県山東町/関ヶ原町)
D 逢坂山(これやこの 行くもかへるも別れては 知るも知らぬもあふさかの関:蝉丸)
E 鈴鹿馬子歌(坂は照る照る鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る)
F 望湖堂(中山道鳥居本宿東、皇女和宮徳川家降嫁の旅の途中休憩、平成3年焼失

などなど

今では車であっという間に通り過ぎるところもあり
昔の人が、どんな思いで通ったのか知るべくもありませんが
山行をしていますと、おもわぬ文化・歴史遺産に巡りあうこともあります
こんなことを思いながら
そんなことを遭遇しながら通過するのも、山行を十倍楽しくする方法の一つかも・・・・
中山道 馬籠峠
山行日:1993.11.13、(曇)
所在地:長野県南木曾町

旧中山道の
馬籠〜妻籠宿まで歩きました
11月の中旬の木曽路は
もう冬支度の様相でした

妻籠から馬籠への戻りは
パートナーの疲労度を考慮し
タクシーを利用
運転手さんから
「冬にもう一度お出かけください
      違う表情が見られますヨ」
と、勧められました
いまだに再訪は実現していません
中山道 磨針峠(すりはり−)
所在地:滋賀県彦根市

旧中山道 鳥居本宿から
東に少し入った所にあります
前面の線路は新幹線
その前の水田は
往時は琵琶湖の水面でした
峠には「望湖堂」という
休憩所があり、多くの旅人は
山裾まで迫る琵琶湖の漣に
疲れをいやされたことでしょう
残念ながら、往時のものは
平成3年に焼失しました
望湖堂
 ↓
八本歯のコル
    ↓
岐阜/福井県境 温見峠
山行日:2003.09.29、(晴/曇)
所在地:岐阜県根尾村

福井県との県境にあります
そこから左の山に分け入ると
能郷白山に至ります

山岳道路は狭いのが常
なのですが
それを承知で出かけます
当然ながら維持管理による
工事が多く
事前の
道路情報が必要になります
一ノ越
 ↓
近江の峠 ただ今 57 峠/箇所(2013.05.04現在)踏破
笹峠
石榑峠
鞍掛峠
地蔵峠
坂下峠
国見峠
鞍掛峠
今須峠
七曲峠
水坂峠(みさか−)
花折峠
摺針峠
禅定寺峠
小関峠
岩間越
関津峠(せきのつ−)
信楽越
御斉峠(おとぎ−)
鈴鹿峠
国見峠
八風峠
治田峠
石榑峠
五僧峠
白瀬峠
羽鳥峰峠
安楽越
坂下峠
国見峠
地蔵峠
途中峠
木地山峠(根来越)
羽鳥峰峠
岩間越
裏白峠
桜峠
瓜生津峠
角井峠
梨ノ木峠
杉坂峠
杉峠
未踏跡
中峠
根の平峠
旧関所跡
逢坂の関
不破の関
笹峠
汗ふき峠
武平峠
武平峠
男鬼峠
男鬼峠
逢坂山峠
寒風峠
寒風峠
品又峠
品又峠
(国境)
望油峠
望油峠(不鳥越峠)
水沢峠
岳峠
岳峠
水沢峠
鈴鹿の関
逢坂山峠
鎌掛峠
鎌掛峠
仰木峠
仰木峠
地獄越
鳥打越
地獄越
鳥打越
四手峠
杉坂峠
四手峠
地蔵峠(西坂)
地蔵峠(西坂)
小入谷越
シチクレ峠
根来坂峠
根来坂峠
シチクレ峠
小入谷越
黒河峠
粟柄越え
鈴鹿峠
地蔵峠(保月)
地蔵峠(保月)
桜峠
桜峠
ミノガ峠
ミノガ峠
国見峠
三国越
御斉峠
三国越
金ピラ峠
小女郎峠
小女郎峠
金ピラ峠
桜峠
桜 峠
木地山峠
駒ヶ越
池河内越
池河内越(麻生坂)
駒ヶ越
観音坂峠
観音坂峠
望笙峠
望笙峠
涼峠
鵜川越
涼峠

葛川越

木戸峠

汗ふき峠
県名
印の県に「目的地」があります
山葵の山行まっぷ
長野
滋賀
岐阜
富山
山梨
みたいな
山呼らいぶらり〜
今日のことば