こんたいじ/ぎょうばめぐり ルート 参道P(10:20)〜金胎寺山門(10:30)〜行場の辻
〜千手の滝(11:30)〜谷部〜行場の辻(12:30)
〜金胎寺山門(12:45)〜参道P(13:10)
金胎寺/行場巡 シュミレーション
地  域 26:笠置山/北西N 概要 金胎寺は鷲峰山(じゅうぶざん)の山頂近くにあり、役行者:役小角(えんのおずぬ)の創立と伝えられています。修験道の行場として古くから知られ、現在は真言宗醍醐寺派に属しています。行場は、一般にも開放され、周回距離:4km、所要時間:2:00で紹介されています。覗きや胎内潜り・鎖場など、いくつもの行場があり修験道の厳しさの一端が実感できます。「難行苦行」などと、簡単に済まされている山行案内書などがありますが、実態は個人差があり「難行」だけで済む人や、「恐怖」で進退窮まる人など様々です。筆者が体感した限りでは、一箇所だけ「心技体」を要する箇所があり、体調が悪いときや気力が衰えている方にはお勧めできません。無事周回を終えたときは、思わず合掌!。東海自然歩道「原山〜金胎寺〜大道寺」のコースとして歩く人もあります。 国道307号から山道を約6km、参道口まで車での進入も可能です。
Mapion 京都府和束町
標  高 650m/350m=300m
距  離 約3.5km、斜度:max45°
体力度 25P、☆
山行日 2004.04.13、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要02:50/歩行01:50
アクセス 自家用車、02:30
備  考 岩場、鎖場難易度高
鷲峰山にて
(京都府和束町)
ルート・シュミレーション はこちらから
参考として
東海自然歩道:原山〜金胎寺
 山ある記 「 鷲峰山 」 をご覧下さい
数十メートルもある大きな岩の突端が尖っていて
蟻しか通れないさまを評して名付けられたものでしょうか
岩の上に立てないものですから、実感として写真に捉えきれませんでした
あとは、きつい勾配の山道に変わり
ほどなくして、行場の辻に合流、山門入口に無事帰還、合掌!
蟻の戸渡り
歩行ルートは岩の裾
鎖場の取り付きから
谷あいを望みました
山は
新緑に産まれ変わる寸前

写真は揺れてはいませんが
足はガタガタ震えています

それにしても役行者さんは
なんとも身体能力の
すぐれた方だったのでしょう現在ならば
さしずめ
鉄人(アイアンマン)でしょうか
鎖場の尖端です、下が怖くてのぞけません
平等岩先端の鎖場
当然迂回路の利用です
でもその迂回路自体が
きびし〜イ
大鐘掛の岩場
最大の難所、気力がなえるともう前に進めません
勇気を出して慎重に、でも手足が震えています
鎖場の上端です
鐘掛 鎖場です
握力がないので右側に迂回
護摩壇
天端が平です
この石の上で護摩行が行われるのでしょうか
護摩壇 下部
檀の下の様子を覗いてみました
滝巡り 詳細はこちらから
千手の滝
手の平のように
いくつもに分かれているからでしょうか
五光の滝
黄色い岩
パッと見は、ペンキを塗りつけたような・・・・
西の覗きから千手の滝までは
高低差:約50m
平均斜度:約60度の岩肌を
鎖や岩伝いに
一気に降りてゆきます
この写真で
ダメだと思われる方は
どうぞ、引き返しの程を・・・・
あとは、もっとすごいんだから
西の覗き
樹木が多いため
恐怖感が消されてしまいます
わずか40cm程の幅の岩の廊下
踏み外さないように
東の覗き
尖った岩の先がそうです
落ち葉が岩の間にあり
雨のときは要注意です

まあ降雨時は
入口で入場規制を
されると思いますが
途中で
雨に会われた場合は
引き返す勇気も必要です
行場の辻
左の先に進む
右側のところに
帰ってきます
迎え行者
まずは
行の安全を祈って・・・・
かわらけ投げ場

柵の手前から
「かわらけ」を
前方にある
目標物めがけて投げつけます

的は解かるでしょうか
竹を割って輪を作り
2本の支柱で支えています
所願を祈願します
庫裡の脇から
行場が始まります

開放時間
4〜10月;10:00〜14:00
※4月なのに閉門時間はまだ13時でした
11〜3月;10:00〜13:00
所要時間:約02:00
距離:3.0km
入山料:300円


この日は管理人が不在で
自主申告でした
そのためパンフがなく
標識だよりでした
金胎寺 行場巡り
歩いて数百メートル進むと山門が見えてきます
新芽が吹き出したばかり天空はまだまばゆい光が差しています
4月下旬頃には萌え立つような黄緑で宙が覆われることでしょう
撮影日:2004.04.13

01 茶畑
02 茶畑
03 茶畑
山の波:3枚
林道(右側の道)に取り付く
金胎寺への参道

駐車場としてのスペースは
設けられていません
路肩に駐車して
いざ・・・・
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
平等岩
相棒が
「ここでお昼にしようヨ
   景色がすごくいいから」
わたし
「・・・・
   おにぎりがころげらた
        ひろえないよ」
「しかもここは神聖な行場だよ」

相棒
「そうだった ワッハッハ」だって

わたしは必死の思いで
岩の上に立っているのに
肝っ玉にも、こんなに違いが
そして           
胎内潜り
するはずでしたが
残念ながら
見落としてしまいました
山悠遊-京都洛南