標 題 | 伊香具神社鳥居 |
山 行 日 | 2015年(平成27年)06月24日、(晴) |
滋賀県長浜市木之本町大音 | |
間 口 | 三間三戸 |
特 徴 | 伊香式鳥居(神明系で三輪式厳島式併合鳥居) |
リ ン ク | 社探訪:伊香具神社 |
概 要 | 伊香具神社は、式内名神大社で旧社格は県社、湖北随一の名社。上古の昔、この地が未開の湖沼地であった頃、祭神が来て開拓し、その後子孫を守護するために鎮座したといわれ、創立は天武天皇の白鳳10年頃(660)。昔からこの神社は、「火伏せの神」、「防火の神」として信奉を集めています。 神社庁によると、『「伊香」と書いて、古くは「いかご」あるいは「いかぐ」と発音し、万葉集でも、神社の背後の山、すなわち賊ヶ岳連山を「伊香山」と書いて「いかご山」と読ませている』とあります。 正面の鳥居は、神明形式を基本とし、奈良の三輪式鳥居(明神系の鳥居で両側に脇鳥居を持つ)と安芸の厳島式鳥居(両部鳥居:4本の稚児柱をもつ)を組み合わせた独特の形式です。かつてこのあたりまで入り江であったことを示すもので、三輪式は山の神様、厳島式は海の神様で、前に湖をもち背後に山を抱く神様の安んずるところにふさわしいく、あわせて奉ることからこの鳥居が作られたものといわれています。 形式:神明系 構造:石造 笠木:丸型、小口垂直 島木:なし 柱:丸柱、転び無し 貫:角型、柱内 基礎:礎石 その他:良脇鳥居、両脇地柱各4本、注連縄渡し |