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門紀行:林泉寺惣門
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惣門(そうもん) 上杉謙信公によって春日山から移築されたもの
往時を今に伝える唯一の門       (寺院パンフレットによる)

寺院関係者によると
元は茅葺であったものの、資源が手に入らないので銅板葺に変わったとか
左背面
正面遠景
扁額『雲岫関(うんしゅうかん)』
標   題 林泉寺惣門
地  域 15:高田西部/北東C
Mapion 新潟県上越市中門前
山行日 2017.05.23、(晴)
間 口 一間一戸
特 徴 四脚門
リ ン ク 社寺探訪:林泉寺
概   要 林泉寺は、越後国守護代・長尾氏及びその後裔である上杉氏の菩提寺とされる寺院です。宗派:曹洞宗、山号:春日山、本尊:釈迦牟尼仏、創建:明応6年(1497)、開基:長尾能影、開山:曇英恵応。天文5年(1536年)に為景が死ぬと為景の末子・虎千代(のちの上杉謙信)が7歳で林泉寺に預けられ、14歳で元服して景虎と称するまで、林泉寺の六世住職・天室光育から学問を学びました。戦国の武将の中でも教養が高く、信仰心が篤い謙信公の素養は、この時期に培われたといわれています。惣門(市指定文化財)は春日山城から移築したと伝わりますが、確証はないとされていますが、最低でも慶長時代まで遡るものであるとも言われます。
この門は、切妻屋根銅板葺(元は茅葺)、両袖板塀
扁額『雲岫関』と蟇股
正面
背面