かぶとだけ/よろいだけ ルート 嶽見橋P(10:20)〜横輪バス停〜兜岳登山口
〜兜岳(12:00)〜峰坂峠(13:00)〜蔦分岐
〜鎧岳(13:40)〜葛国道出合〜嶽見橋(15:05)
兜岳/鎧岳 シュミレーション
地  域 29:倶留尊山/南西C 概要 曽爾高原(そにこうげん)は、東海自然歩道が通り、室生赤目青山国定公園の真っ只中にあります。この時期は、秋になると、ススキの穂が銀色に染まり、沢山のハイカーで賑わいます。その高原から、西側約4kmの所に、大岩峰を有する兜岳と鎧岳があります。共に、武具の名称がつけられています。それだけで(名前からも)荒々しいということが推測できますが、その山容からも威圧感を感じます。兜岳は、兜を伏せたような山容を示し、山頂部は長さ100mで高さ100mという矩勾配(1/1)に近い急峻な登山道です。鎧岳は、見る方向によっては、より兜の姿のようにも見えます。屏風岩の柱状節理が鎧の胴や錣(しころ)のような形に見えるからでしょうか(編集子見解)。登って良し、眺めて良しが理想の山なのですが、あいにくと、両山とも登山道は樹林の中で、自らの山容が見えません。富士山同様、眺めて良しの山の一つではないかと・・・・
Mapion 奈良県曽爾村
標  高 920m/400m=520m
距  離 約9.0km、斜度:max40°
体力度 49P、☆☆
山行日 2006.09.28、(曇・晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要04:45/歩行03:55
アクセス 自家用車、03:00
備  考 兜岳:急勾配
撮影日:2006.09.28

01 シロツリフネソウ
02 シロツリフネソウ
03 シロツリフネソウ
04 シロツリフネソウ
05 アカツリフネソウ
06 ?
ルート・シュミレーション はこちらから
葛(かずら)集落に降りてきました
あとは川沿いに嶽見橋に直行
鎧岳の雄姿
巨人が鎧を着けて
仁王立ちしているようにも
見えなくは・・・・
天気が良くなって
素敵な写真がゲットできて
サイコー・・・・
鎧岳の胴の部分の岩が
特徴的に見えます
棚田の向こうに兜岳が頭をだしています
神社祠への車道が右上に延びています
屏風岩などの大岩峰を後背とするお社でしょうか
時間が無かったので素通りしてしまいました
曽爾高原の尾根伝いに延びる峰々
南側に聳える古光山(標高:952.7m)です
樹木の中に登山道がくっきりと彫られています
金強(きんつば)神社鳥居
祠は斜面を登ってゆくようです
曽爾三山
曽爾高原から「東海自然歩道」を西へ約4km、葛(かずら)の集落から、更に西へ辿ると、曽爾諏訪の西側に、鎧岳(標高:894m)が聳え立っています。西隣の兜岳(標高:920m)、屏風岩と合わせて「曽爾三山」と呼ばれ、いずれも国指定天然記念物です。
今回は、そのうちの兜岳、鎧岳を縦走しました
北東側の展望です
香落渓の屏風岩が白く浮かんでいます
鎧岳頂上
展望は東側樹間から僅かに望めます
気持ちの晴れ晴れするような
曽爾高原の展望です
曇がちで
霧雨もあった天候が持ち直し
青空の支配が
多くなってきました
只管、展望のきかない斜面を登り続けること30分
尾根に出ました
右から登ってきました
山頂は上の方向、あと100mです
左下に向かうと久津間集落方面に降りられます
左に展望のきく樹間がありました
樹間の急斜面です
杉木立に身体を巻きながら
降りて(落ちて)ゆきます
兜岳山頂から峰坂峠に向かって下山を始めました
鎧岳の屏風岩が眼前に見え、曽爾高原が望めます
南東方向の展望、左に古光山があります
曽爾高原方向の展望
国指定天然記念物「兜岳(かぶとだけ)
 延命地蔵の登山口から東へ約1.2km
急斜面を登ると国指定天然記念物「兜岳(標高:約920m)」の山頂へ至ります。
柱状節理が雄大な山容を見せ、春には山吹や、岩ツツジが彩りを添えます。
登山道は樹林の中を進むため、大岩壁はほとんど見えません。下山は東に約0.8km進むと峰坂峠です。こちらも、樹林の中のかなりの急斜面です。ロープが張られていますが、険峻な山道ですから、歩行には要注意です。
急勾配、這うようにして登ります
木の根っこが頼りです
勾配が急になってきました
ロープもはられています
きれいに剪定された杉林の中
高度を上げてゆきます
延命地蔵尊、兜岳登山口
長走りの滝
樹木が邪魔をして全容が見えません
鎧岳がチラリ・・・・
それにしても、特徴のある山容です
大蛇伝説のある「長走りの滝」のポイントにやってきました
山腹には、屏風のような岩が崖をなしています
新嶽見橋(嶽見橋の上流)からの鎧岳の山容
左側には兜岳も見えます
あいにくの曇天で折角の山容もシルエット状です
横輪地区にやってきました
正面に兜岳が見えます
この道路は
赤目滝の裏側出口に続いています
青蓮寺川に沿って県道が通っています
カーブの所に嶽見橋があり、山側路肩に駐車
スタート直後、鎧岳を見返りました
曽爾村には、今回で二度目の訪問です
前回、曽爾高原から見た鎧兜の山容に感動し
山行の機会を伺かがっていたのですが
ようやく訪問がかないました
前回同様好天ではなく、絶景が台無し
いいスケッチができます様に・・・・
兜岳(左)、鎧岳(右)のシルエット
嶽見橋直前の道路から見上げました
中木場集落から
葛集落までの間中、鎧岳が
私達を見下ろしています
振り返りふりかえり
何度もなんども
シャッターをきりました
この山は
つくづく眺めるには
最高の山だなア・・・・
曽爾高原
二本ボソ(右)
倶留尊山(中央)
一箇所だけ展望が開けているところがありましたが
ほとんどが樹林のなかの道でした
夏場だと、虫の襲来におびえる所です
峰坂峠
カメラ方向(兜岳)から降りてきました
上が鎧岳方向
右に進むと葛集落
左に進路を変えると落合へ
これから上の方向へと進みます
あたりは杉林です
屏風岩を望遠してみました、彼方には曽爾高原
頂上、東側のみ僅かに展望があります
延命地蔵尊
(目無地蔵と
    説明されているhp管理者もあります)
車道とはここで別れます
登山道は右のほうに向かいます
滝上の道路から歩いてきた道を見返りました
谷の間に曽爾高原が見えています
徐々に高度が上がってきます
山容を見る角度も約90度変わりました
山中の彩り:6枚
兜岳山中にて
(奈良県曽爾村)
滝巡り「長走りの滝」の詳細はこちらから
突然、目の前に一枚岩があらわれます
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
顎が上がりそうになったところで
平坦地に出ました、山頂部です
山聲-TOP
山悠遊-奈良県
国指定天然記念物「鎧岳(よろいだけ)
 その昔、倶留尊山(くろそやま)が噴火した時、流れ出た溶岩によって形成されたと云われ、その迫力ある山容が、あたかも武者が鎧(よろい)を付けたように見える所から「鎧岳」と名付られて、特に、山腹の100m〜200mもある3段の柱状節理の岩壁は、鎧の胴にたとえられ、威風堂々とした趣が人気を呼んで、数多くのハイカーに好まれています。
曽爾高原の望遠です
尾根の木が
歌舞伎の「隈取」のように
尾根を際立たせています
今頃は
ススキの穂がそよ風に
たなびいているこよでしょう