さんび・きよたき ルート 嵯峨嵐山駅(08:20)〜京見峠〜R162出合(10:30)
〜神護寺(11:15)〜西明寺・高山寺山門(12:15)
〜清滝橋(14:10)〜落合橋〜保津峡駅(15:40)
東海自然歩道/三尾・清滝 シュミレーション
地  域 26:京都西北部/北西SE 概要 京都北山に古刹あり。栂尾(とがのお)の高山寺、槙尾(まきのお)の西明寺、高雄(高尾:たかお)の神護寺の三山です。これを三尾(さんび)と称します。清滝を含め、いずれも京都屈指の紅葉の名所です。また、東海自然歩道が保津峡から高山寺に向かって通っています。ここへのアクセスは、JR山陰線が一番便利ですが、保津峡はいいとしても、高山寺へは、バスに頼ることになります。しかし、歩くのが好きで、時間をいとわないという方には、嵯峨野を徒歩で縦断する方法をお薦めします。JR嵯峨嵐山駅を発ち、大覚寺、直指庵、菖蒲谷池を経て高雄に向かうコースです。保津峡から清滝川を遡上するも良し、逆に高雄から清滝に下り、鳥居本から嵐山に出る方法もあります。紅葉に新緑に清流にと、四季折々の風情が楽しめます。なお、高雄から清滝までを「錦雲峡」、清滝から落合までを「金鈴峡」とよばれています。
Mapion 京都市右京区
標  高 220m/40m=180m
距  離 約17.0km、斜度:max23°
体力度 49P、☆☆
山行日 2006.11.29、(晴・曇)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要07:20/歩行05:40
アクセス 公共交通、02:20
備  考 渓谷スリップ注意
2003年11月にもここにきています
高尾〜保津峡031113 はこちらから
その年は
色つき等、紅葉が期待はずれでした
2006年は、「いい」
ということでやってきたのですが・・・・
嵯峨市街地から愛宕山が望めます
08:20 出発
さがあらしやま駅(JR山陰線)
この隣に
トロッコさが駅があります
ルート・シュミレーション はこちらから
ほづきょう駅前から桂川(保津川)を眺めました
ここは、2006年8月16日月に落石事故があり
舟くだりの乗客を一旦降りていただき
事故の再発を避けるため、当分の間
その部分を川岸伝いに仮設歩道歩いてわたり
再乗船するということで
舟くだりが再開されました
舟くだり仮歩道
  ↓
嵐山↑
亀岡↓
↑落合
↓保津峡橋
道路から、ほづきょう駅が見えます、橋が駅です
保津峡の舟くだり、早瀬に差し掛かりました
←清滝川
北山杉の林の中をゆく
堂承川と月輪寺への道路の中間付近
歩道は大きくヘアピンして勾配をあげます
←落合(金鈴峡)/清滝/(錦雲峡)高雄→
高雄↓
↓清滝
高雄と清滝の中間付近にある沈下橋
これを過ぎると休憩所の上屋があります
高雄↓
↑清滝
きれいに剪定された北山杉
高雄橋から下流のダムがあります
(発電所用の取水口)
左側の水の階段は魚道です
12:15 高山寺の参道
寺域内では多くが落ち葉の状態でした
これから清滝川を下ります
高雄から清滝まで:錦雲峡
清滝から落合まで:金鈴峡
と呼ばれています
清滝川にはいくつもの橋が
架かっています
その表情をとらえてみました
題して 清滝川-橋紀行 は
こちらからご覧いただけます
西明寺から
高山寺に向かう道すがら
紅葉の花火が
打ちあがっていました
西明寺から高山寺に向かう道中です
山中に大きな甍が見えます
それが西明寺の本堂です

西明寺
西明寺(さいみょうじ)裏門への
参道入口にあたるところの
潅頂橋(かんじょうばし)からの眺め
見えている橋は
表参道入口の指月橋(しげつばし)
川はもちろん清滝川
神護寺を後にし、高雄橋に降りてきました
これから清滝川上流の
槙ノ尾・栂ノ尾に向かいます
西明寺↑
←西明寺
↑西明寺/高  雄↓
10:50 高雄橋
橋の上から清滝川上流を眺めました
高雄/神護寺 の詳細はこちらから・・・・
神護寺(じんごじ)
宗派:高野山真言宗、開基:和気清麻呂
高雄山寺が母体となって
平安時代初期に開創
一時、伝教大師(最澄)や弘法大師(空海)も
この寺に住持し、とりわけ空海の弟子達が
法燈を継いで教学の基礎がなされました
多宝塔の紅葉
神護寺山門
ここにいたるには
急な石段を登らなければなりません
周山街道から神護寺に向かって、清滝川に降りる坂道
一帯をカエデの木が覆っています
今一つ鮮やかさに欠けるのは葉が落ちたということ・・・・
09:15 直指庵(じきしあん)
参道は赤い落ち葉のじゅうたんです
08:40
大覚寺の多宝塔(心教宝塔、昭和42年竣工)
手前の水面は大沢池です

大覚寺:古義真言宗の大本山
嵯峨天皇の離宮がお寺という、門跡寺院
北嵯峨で見かけた北山風情です(磨き丸太)
 
早瀬
山里の彩り:3枚
清滝川岸辺にて
(京都市右京区)
撮影日:2006.11.25

01 マユミ
02 マユミ
03 マユミ
久しぶりに15kmを越える距離を歩きました
高低差がほとんどない状態ですので
疲労感はありません
写真を撮りながらの山行ですので
1時間ほどよけいにかかってしまいました
15:40 ほずきょう駅 到着
山郷の日暮れは早い
愛宕山からの下山者が10名ほどが乗車
←水尾川
↑嵐山/桂川(保津川)/亀岡→
吊橋から下流(嵐山方向)を眺めています
保津峡橋を過ぎた所から駅橋を眺めました
←嵯峨 / 亀岡→
トロッコほづきょう駅です
タイミングよくトロッコ列車が停車しました
駅舎は吊橋で道路とつながっています
ここで清滝川と桂川(保津川)が合流
地理院の地図では桂川ですが
通称として、嵐山渡月橋から上流を
保津川と呼ばれています
当hpでは桂川にて表示しています
↑嵐山/桂川(保津川)/ 亀岡↓
14:55 落合橋
清滝→
↑ほづきょう駅
落合の沈下橋、ここを過ぎると落合です
このルート上で一番の渓流瀑です
清滝↓
↑落合
渡猿橋に続いて東海自然歩道の歩道橋
金鈴橋過ぎから渡猿橋(とえんきょう)を望みます
ダム下流の清滝橋から
清滝川下流を眺めると断崖がありました
紅葉の花火
金堂の紅葉
神護寺金堂(神護寺内の最大の建物)
昭和9年竣工(多宝塔も同時竣工)、同10年落慶
10:30
高雄にやってまいりました
家屋の前は周山街道です
菖蒲谷池の今昔です
何が違うかおわかりですね・・・・
2003年11月13日のスケッチです
橋がないのです
この板橋は
「八橋:やつはし」という架け方です
2006年には鳥小屋に変わっていました
木杭も朽ち果て無残な姿です
皆さんはどちらがいいとお思いですか
それとも、何も無いほうがいい・・・・
橋に関する「ひとり言」を
編集子が行っていますので参考に・・・・
菖蒲谷池(昔) 
09:55 菖蒲谷池(今) 
09:35 京見峠 ルート上の最大勾配:23度
北嵯峨↓
↑菖蒲谷池
←神護寺
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
14:10 清滝到着、愛宕山登山口です
山聲-TOP
山悠遊-京都北山