あみだだけ ルート P(09:35)〜阿弥陀岳取付(10:10)〜西尾根670峰
〜北尾根出合〜阿弥陀岳(12:20)〜柏原道出合
〜ルート最高点〜横崖分岐〜漆ヶ滝〜P(16:20)
阿弥陀岳(霊仙) シュミレーション
地  域 25zn:霊仙山/北西SW 概要 霊仙山の北の支峰に位置する阿弥陀岳は、阿弥陀山とか阿弥陀峰、阿弥陀ヶ峰などと、さまざま呼び方をされているようです。当hpでは、登山道標識に記載された「阿弥陀岳」を採用しました。全国各地にもあり、山と信仰とは表裏一体であることが認識できます。遠方からこの山を見ると、山頂部が象徴的に聳え、その存在を忘れようとさせない不思議な魅力があります。ルートは上丹生からと梓河内が主ルートのようですが、国土地理院の1/25000図にも記載がなく、読図力が要求されます。さらに踏み跡も少なく、樹林に入ると方向感覚が失われ、行き先がわからなくなる恐れがあり、感覚的には難しい山の一つです。マーカーもあるのですが、目的外の方向についている場合もあり、注意が必要です。山頂付近の樹間からは、霊仙山の北峰が望めます。今回のルートはイモエ谷から進入し、霊仙柏原道を横崖に進み丹生川を降るコースを辿りました。
Mapion 滋賀県米原市
標  高 876m/180m=696m
距  離 約11.5km、斜度:max33°
体力度 62P、☆☆☆
山行日 2004.12.18、(晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要06:45歩行05:55
アクセス 自家用車、00:30
備  考 ルート不明確、迷い易い
滝の詳細 はこちらから
阿弥陀岳の山容(滋賀県近江町にて)、とにかく目立っています
上丹生ルートの核心部:難所です
急勾配の上に岩が露出し
写真では迫力が伝わりません
百聞は一見にしかずデス・・・・
急傾斜の岩部分から
阿弥陀岳の山頂部をみつめました
霊仙山北峰の山容
真昼の日差しにシルエットで浮かび上がります
阿弥陀岳山頂から東に脚を向けると、梓河内からの霊仙山登山道と合流します
この間は、先のパーティーのマーカーに惑わされないように、ご注意を
そこから更に高度を上げると、柏原からの登山道に合流します
そこは7合目地点にあたります
阿弥陀岳が、樹間を透してかすかに望めます
左の急傾斜部の法尻に、丹生川渓谷があります
山頂部ですが標識もなにもありません
眺望もあまり期待できません
あと標高50mほで山頂です
この位置に、霊仙寺があったと言われます
いまでは、標識に明示されているだけで
遺構の形跡は見当たりません
辺りは一面カレンフェルトで
その岩の一つ一つは苔に覆われ
時の流れを物語っています
ここに至る急勾配といい、その道程といい
簡単には参詣に行けないところですが
これも信仰の力なのでしょうか・・・・
霊仙山の山容を、遠くから見つめていますと、山頂部の側に離れずに聳えている特長的な峰があります。阿弥陀という文字を冠したお山です。(あみだ:西方にある極楽世界を主宰するという仏)
霊仙山の北の衛星峰として知られる阿弥陀岳は、霊仙三蔵にゆかりの霊仙寺の阿弥陀堂が山頂近くにあったとかで、こんな名前が付けられているという伝承があると聞く。(三蔵:経・律・論に通達した高僧の敬称、西遊記のモデル:玄奘三蔵が知られている)
ルート・シュミレーション はこちらから
丹生川渓谷から阿弥陀岳を見上げました
首が痛くなるほどの急傾斜です
渓谷のハイライトゾーン漆ヶ滝
阿弥陀岳の山頂部が視界にとらえられました
目の前にお碗を伏せたような感じで現れました
この部分が遠くから象徴的に
尖って見える部分です
尾根伝い右に霊仙山を垣間見ながら進みます
道に迷いながらも670mの峰に到着
林道とはここで分かれ、標識に促されて
登山道は右の山に入ってゆきます
うっそうとした樹林の中、方向感覚が変に・・・・
これが林道、涸沢では・・・・
2004.10.20、台風23号の影響で
林道がいたるところで寸断されていました
柏原道出合
イモエ谷林道始点
右のフェンス内の施設は米原浄水場
右に行くと霊仙山登山口です
車の方は、この先700mに駐車場があります
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-滋賀北鈴鹿