しゃかだけ ルート 旅行村入口P(07:45)〜大摺鉢/八淵の滝(08:50)
〜八雲ヶ原湿原〜比良ロッジ〜釈迦岳(12:20)
〜ヤケオ山〜寒風峠(14:05)〜旅行村P(15:20)
釈迦岳 シュミレーション
地  域 25:北小松/南西SE 概要 釈迦岳は比良山の最高峰である武奈ヶ岳の東部に位置します。登山ルートは大きく3箇所あり、ひとつは比良登山リフトのある比良から、同じく湖西線の北小松、そしてもうひとつは今回の登山口に選んだ黒谷です。このコースの魅力はなんと言っても「八淵の滝」で、水と風と木々の色彩が奏でるハーモニーが心を打ちます。比良山に上がると八雲ヶ原湿原を巡り、尾根歩きで釈迦岳の山頂を経て、寒風峠から駐車場にもどります。尾根歩きはカラ岳(標高:1030m)、ヤケオ山(標高:970m)、ヤケ山(標高:700m)とアップダウンを繰り返す変化にとんだコースです。特に、釈迦岳からヤケオ山に至るコースは、所々で琵琶湖が望め、ドウダンツツジやイワカガミ、ウツギなどが彩りを沿え、厳しい登山道に変化を与えてくれます。2004年に登山リフトが廃線となり、自力での登山となり、以前よりは静かになりそうです。
Mapion 滋賀県高島市/志賀町
標  高 1060m/300m=760m
距  離 約14.0km、斜度:max27°
体力度 69P、☆☆☆
山行日 2005.06.08、(晴・曇)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要07:30/歩行06:00
アクセス 自家用車、02:00
備  考 滝滑落注意
ルート・シュミレーション はこちらから
撮影日:2005.06.08

01 タニウツギ
02 タニウツギ・・拡大
03 ベニドウダンツツジ
04 ベニドウダン・・拡大
05 サラサドウダンツツジ
06 サラサドウダン・拡大
07 モリアオガエルの卵
08 ウツギ
09 アザミ
車道との出会いです
ここからは山道よりもつらいアスファルトの上り道:帰りのアプローチです
右方向に約1.2km、標高差:140mを上ってゆきます、正直きつかったです
樹林帯を過ぎ
木立がなくなりました
背後にこれまで
アップダウンを求められた
尾根が横たわっていました
ヤケ山(標高:700m)です
ここは黒谷方向からと
湖岸の北小松からの
登山道の交差点です
上空には木立もなく風もなく
ここが
最後のふんばりどころです
西のほうに眼を向けると
今回のコースの出発点の
ガリバー旅行村の施設や
黒谷の平地が北に広がり
中央の高い山は
蛇谷ヶ峰(標高:902m)が
その高さを誇示しています

この山間に日本の
棚田100選に選定されている
「畑の棚田」があります
写真ではちいさくて見えないと思いますが
山腹の白っぽいところです
ヤケオ山の山頂に
辿り着きました
出発から5時間かかっています
これからは
下りのアップダウンです
そろそろ足に負担が
のしかかってくる頃です
ゆっくりと降りることにしましょう
振り返ると釈迦岳が大きく横たわっています
その尾根先の少し、小高いところがカラ岳です
小さくてはっきり見えませんが、アンテナの存在でわかります
その先は比良山スキー場、さらに武奈ヶ岳へと続きます
ヤケオ山への尾根道です
眺望がよくなり非常に快適な尾根歩きが楽しめました
手前は990ピーク、向こうがヤケオ山(標高:970m)
30m前後のアップダウンで
釈迦岳山頂です
周りは潅木があり
眺望はできません
縦走路は正面の木立の
トンネルを通ってゆきます
ちなみにカメラの背後には
比良登山リフトの登り口から
一気のぼりの
大津ワンゲル道が延びています
八淵の滝の中心部域です
ハイ シーズンともなると
カメラアングルから人影を
消すのは至難の技ですが
本日は撮り放題
誰にも出会いませんでした
それが故に
より慎重に歩行しました
八淵の滝 の詳細は
  こちらをごらんください
沢を上り詰めたところは
比良山スキー場のゲレンデ
リフトが上空に伸び
比良山の盟主
「武奈ヶ岳(標高:1214m)」の
山頂部が峰越に覗いています

ゲレンデを下ってゆくと
八雲ヶ原湿原の入り口は左
右にコースを取ると
武奈ヶ岳へとすすんでゆきます

八雲ヶ原湿原
への入り口はこちらからどうぞ
この沢の右方向には
別の沢があり
武奈ヶ岳への
登山道が延びています
上流に進むと
更に滝が連続しています
ここはいわゆる
交差点でもあるのです
上流へと進んでゆくと
比良ロッジと
八雲ヶ原(スキー場)への
登山道が沢から
分岐していきます
今回は
八雲ヶ原へのコースを選択
道標にある
カラ岳(標高:1030m)です
パラボラアンテナが立ち
一見、山頂とは判りませんが
木札が
山頂であることを示しています
比良ロッジから東の方向に
尾根は延びています
釈迦岳は
その尾根上の最高点です
道標に従い東進すると
八淵の滝からの
登山道と出会います
緑の木々に
ドウダンツツジやウツギが
彩りを添えてくれていました
2004年に比良山ロープウェー
が廃線となりました
本線のロープウェーは右側にあり
ここはリフトのルート上です
カメラは
ワイヤーの支点に立ち
麓を眺めています
運転時ではこんな行為は
もちろんできません
ここは比良ロッジ
ワイヤーの行き先は
釈迦駅です
駐車場から旅行村に入らず
川筋に向かって歩き出します
付近はバブル期の分譲地(別荘用)になっていますが
ほとんど家屋が建っていません
それが幸いしてか、鹿が走り回っていました
ガリバー旅行村のゲートです
ここから奥に進むには
入場料が\400-/人・台、必要です
正面に見える山並みは、今回の縦走尾根です
釈迦岳は右側の木陰に隠れています
            ※帰着時に撮影
山の彩り:9枚
釈迦岳山中にて
(滋賀県志賀町/高島市)
眼を東に向けると
目の前は琵琶湖です
対岸の島影は沖島です
写真の左端は
真東方向となり
編集子の棲息地である
彦根方面となります
ここからが渓流の始まり
徐々に勾配がきつくなります
山聲-TOP
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
八雲ヶ原湿原の木道です
尾瀬を知る方にとっては
ミニュチュア程度にしか
見えないかとは思いますが
湿原の生物の営みが観察でき
登山者の多くが訪れます
山悠遊-滋賀湖西
寒風峠(標高:600m)です
右方向へ黒谷
左方向へは涼峠をへて北小松
昔は多くの村人が
行き来したことでしょう
これから谷筋を進んでゆきます
足元から湿気が沸いてきます