はちおうじさん/さんごくだけ ルート 日吉大社P(09:30)〜八王子山〜神宮寺山
〜三石岳(12:00)〜横川中堂〜長寿院・松禅院
〜八丁目登山口〜西教寺門前〜P(15:30)
八王子山/三石岳 シュミレーション
地  域 25s:京都東北部/北東N 概要  坂本の日吉大社から比叡山横川(よかわ)、飯室(いむろ)の松禅院、西教寺門前を経て日吉大社に戻るコースを設定しました。このコースには八王子山(標高:381m)、神宮寺山(標高:447m)、三石岳(標高:675.7m)、阿弥陀ヶ峰(標高:654m)のピークがあります。ルートの一部には、千日回峰行で知られる行者道を歩きます。八王寺山(別名:牛尾山)は、日吉大社の北側の位置に聳えるご神体のお山です。山そのものの名前は知らない人も多いようですが、1,300年前から続いている山王祭で、多くの方に知られています。右側に琵琶湖、左側に比叡の山並みが見え隠れしながら尾根伝いに北に向かうと、善男善女の参詣者が絶えない横川中堂に辿り着きます。少し逆戻りをして棚田のある丘陵を、日吉大社へと還ってくると、丁度、比叡山の表側の峰を一周したことになります。春の桜、秋の紅葉と、山行には最高の場所でもあります。
Mapion 滋賀県大津市
標  高 676m/150m=526m
距  離 約11.5km、斜度:max45°
体力度 52P、☆☆
山行日 2003.04.17、(晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要06:10/歩行05:10
アクセス 自家用車、01:30
備  考 春:スギ花粉飛散
千体地蔵
里道
西教寺山門
里坊
行者道:元三大師道、もっと狭く厳しいところも
三石岳山頂からの北東側展望
三石岳、標高:675.7m、三等三角点、点名:三石岳
八王子山登山口
八王寺山頂上直下にあるお社
山道は、この勾配で登山口から続いていた
ここを神輿が担ぎ上げ、そして下ろされるのだ
これは大変な・・・・
  葉桜ですが、日吉大社の参道は華やかな装いです。桜の花の上にきれいな円錐形のお山が顔を覗かせている。これから行こうとしている「八王子山」です。日吉大社境内の東本宮脇から、いきなり急な石段の出迎えを受ける。山王祭でお神輿が通るため山道は広く、いたるところに防火用水が置かれています。よくよく考えると、この4月12日に、お祭りがあったばかりなのでした。かなりの急坂にお神輿の巡行の大変さに思いをはせ、三角点のない頂上をきわめ、険しい山道を進みます。この道は千日回峰行で知られる行者道、かなりけわしい所です。1日に50kmにおよぶ行程を、毎日歩きつづけるその修行の厳しさに、驚嘆の言葉すら出て来ません。ただただ、頭をたれるすべしか思い浮びませんでした。
  この日は、気温が25度まで上がり、初夏を通り越して、夏日のような1日でした。峰から時々垣間見える琵琶湖に疲れを癒され、時折吹く薫風に身をゆだねながらの贅沢な山行となりました。日吉大社の参道は、花吹雪で私を見送ってくれました。
ルート・シュミレーション はこちらから
坂本に戻ってきました
行者道:元三大師道道標
元三大師堂
横川中堂
行者道からの琵琶湖
行者道からの比叡山
八王子山山頂
三宮宮の甍越しの東側展望:琵琶湖
三宮宮(左)、牛尾宮(右)
日吉三橋(大宮橋、走井橋、二宮橋)、詳細はこちらから
日吉大社への参道
正面の山が八王子山、三石岳は右のほうへ尾根伝いに行く
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山悠遊-滋賀湖南
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき