ぶんげん ルート 駐車場(08:00)〜日ノ出山(09:00)〜三叉路
〜中間駅〜尾根出合(10:35〜ブンゲン(11:30)
〜尾根出合(12:05)〜品又峠〜P(14:20)
ブンゲン(射能山) シュミレーション
地  域 25ni横山/南西C 概要 種々の書籍には、射能山(しゃのうさん)とかブンゲン山と書かれていますが、多くの方がブンゲンと呼ばれていますので、本hpでは「ブンゲン」と表現します。ブンゲンは、滋賀県と岐阜県との県境:伊吹山地に位置し、伊吹山(標高:1377m)、金糞岳(標高:1317m)に次ぐ滋賀県第三位の高峰です。奥伊吹スキー場が、山腹に展開しているのでアクセス道路も広く、近づきやすい山です。コースは、スキー場から山頂を目指すコースと、山中を進む大長谷本流コースがあります。今回、選定のコースは品又峠近くにある滝を見たいために、日ノ出山経由でスキー場をクロスオーバーするコースを設定しました。眺望は良く、金糞岳にいたっては、どの場所からでも見つけることができるほどです。このコースは、高い樹木が無く、開けているために夏の山行は、暑さ対策が不可欠です。尾根は紅葉時期が最高です。なお、熊の出没時期には特にご注意を・・・・。
Mapion 滋賀県伊吹町
標  高 1260m-720m=540m
距  離 約9.5km、斜度:max25°
体力度 57P、☆☆☆
山行日 2005.09.09、(晴/曇)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要06:200/歩行05:10
アクセス 自家用車、01:20
備  考 連続した急登
山の彩り:10枚
ルート・シュミレーション はこちらから
ススキ八景 はこちらから
奥伊吹-日ノ出山-秋 へご案内
登山口
下草が綺麗に刈り取られています
スキー場内ではリフトの整備や刈り取りが始められ
シーズンを迎える準備が始められています
あとは下るだけ
降りきった所が登山口
ここでも右上に金糞岳が
覗いています
左の山が日ノ出山
小屋があるところが品又峠
ススキが原のようなところを
下ってきました

刈り込みも無く
踏み跡も判らないくらいに
ススキが覆いつくし
かき分けて歩くのですが
ススキの花が
汗ばんだ顔に飛びつき
かき分けるススキの葉で
手首や顔は傷だらけ
土砂崩壊が激しく、勾配も急
難渋のルートではあります
尾根の東ピークにある
山上リフト乗り場から
日ノ出山方向を眺めました
下山は右方向の
尾根下沿いを下ります
山頂からの眺望です
東の方向に
貝月山(標高:1234m)が
見えます
ブンゲン山頂です
写真の向こうから出てきました
大長谷本流コースはススキの
生えている左の方へ下ります
このコースは、樹間のコースで
紅葉時は楽しめますが
迷いやすく
熊さんも
出るとか出ないとか・・・・
雷鳴が遠くで轟いています
伊吹山も
黒い雲で窒息しそうです
あたりは
笹のブッシュが少し続きます
ブンゲン山頂
    ↓
前衛峰
 ↓
伊吹山
   ↓

虎子山
 ↓
国見峠
   ↓
大岩(甚吉岩)からの展望、絶景です
尾根に出会いました
右のほうに向かうと山頂にいたります
これまでは遮蔽物は無かったのですが
尾根歩きは、虫とブッシュに悩まされます
リフト山上駅方向を眺めます
勾配がきつくアングリ
大岩
 ↓
リフト中間駅と山上駅との中間にあるこの大きな岩は
天狗岩と呼ばれているそうです
リフトケーブルと大岩の間の奥に見えている山は金糞岳です
あえぎながらも
リフトの中間駅に
やってきました
前方の鞍部が品又峠です
峠から右上にむかって
山肌が見えているところが
今回の下りのルートです

コース全体を通して
連続した急登りで
遮蔽物もなく
夏場の山行は試練です
品又峠から約400m
標高差:約140mを下ります
登山口からここまでが約1時間半
楽々コースですと約45分
そしてまた登ります
ここからが胸突き八丁ならぬ五丁目です
気を取り直して、1歩づつ・・・・
日ノ出山展望台からの眺めです
これからいったん下ってまた登り
前方の右側のリフト道を尾根出会に向かいます
このゲレンデ部分は管理用道路も無く
刈り取られた下草の上を
黙々と歩きます
前方に展望台があります
日の出山(標高:1,045m)で
パノラマが楽しめます
ゲレンデから
登山口を振り返りました
前方の尾根は
天吉寺山・カナ山などの
峰々です
金糞岳は恥ずかしいのか
手前の斜面に隠れています
奥伊吹スキー場の入り口:登山口です
駐車場は少し後ろに下がったところにあります
コースは、ゲレンデの管理道路を左から進みます
目的地は
尾根の右側(樹木に隠れている)にあります
閑話
伊吹山地は石灰岩が多いと思っていたのですが、花崗岩で覆われています。書籍によると、「花崗岩中にウランの元素が含まれていることからこの山名(ブンゲン)が生まれた」ともあります。
ススキと金糞岳を
取り合わせてみました
いかがでしょうか・・・・
奥伊吹の秋を楽しみながら
降りてきました
難渋のルートを
品又峠に降り立ち
ホット一息ついたところです
左側にリフト
山肌が見えているところが
下山してきたコースです
大岩:甚吉岩と呼ばれているようです
品又峠から少し下がった所に滝があります
岩を四角く繰り抜いたような
隧道(穴)から光と共に流れ落ちてきます
自然なのでしょうか
カメラのファインダーを覗いている間中
このことが頭から離れませんでした
※不思議な滝ではあります
この滝のために、コースを組んだくらいですから・・・・
この滝だけだと楽々コースで片道約1時間です
撮影日:2005.09.09

01 キツリフネ
02 ツリフネソウ
03 ?
04 ?
05 シシウド
06 ヒメジョオン
07 キリンソウ
08 ヤマホトトギス
09 ススキ
10 ヤマハギ
ブンゲン山山中に
(滋賀県米原市)
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
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山悠遊-滋賀伊吹