ねおのたき ルート 根尾の滝登山口駐車場(9:30)〜吊橋(10:10)
〜あまどり岩(10:20)〜根尾の滝(10:50/11:10)
〜あまどり岩展望〜吊橋(11:50)〜駐車場(12:15)
根尾の滝山行 シュミレーション
地  域 21:飛騨小坂/南東E 概要 「根尾の滝」は飛騨小坂の東約15km、御嶽山頂の西側の2.5合目あたりに位置します。魔利支天の火山活動で押し出された溶岩が侵食されて断崖となり、巌立と同じような状況が所々で見受けられます。濁河温泉のさらに上の方から下ってきた濁河川(にごりごがわ)は、ここで落差63mの絶壁を一気に流れ落ち、あたりをマイナスイオンで包み込みます。日本滝百選に選ばれている単純明快な直瀑です。ここに至るには、アプローチが大変です。それというのも、巌立までは観光バスが入れるので問題はないのですが、そこから延びている林道は、車幅が狭い崖道を約5.5km、山中には立派な駐車場(舗装、トイレ付)が設けられています。車の運転に自身のない方は、自重したほうが懸命かも。そこから滝までは、遊歩道(歩道というより登山道の様相)が整備され、片道約1時間の道のりを進むと、根尾の滝との感激のご対面となります。
Mapion 岐阜県下呂市小坂町
標  高 950m/820m=130m
距  離 約5.0km、斜度:max16°
体力度 20P、☆
山行日 2005.05.11、(晴)
形  態 前宿1泊、3名
時  間 所要02:45/歩行02:20
アクセス 自家用車、04:00
備  考 落石注意
ルート・シュミレーション はこちらから
根尾の滝 詳細はこちらをどうぞ
辿ってきた沢筋を見返りました、対岸を歩いていたのですが
渡渉は、幸いにも水量が少なかったので岩を飛び超えることで可能でした
根尾の滝:全貌です
水しぶきが体を包み込みます
滝壺の左側はこのようになっています
見たところ近づけそうなのですが
なかなかのところで・・・・
大きな岩を乗り越え、迂回し
滝壺に近づきます
大変なのですが、ワクワクします
この大きな岩の手前に梯子があり
いったん崖に上り、また下ります

川の水量が多いと
ここで引き返しのことも・・・・
滝の全貌が見えました
標識には「根尾の滝」と・・・・
間違いありません
念願がかなった瞬間です
1995年11月以来ですから
10年想い焦がれていたことになります
チャンスというのは
あるようでないというのが実感です
断崖が大きく口をあけています
イワツバメがその中を出たり入ったり・・・・
吊橋から上流を見ました
正面の高い峰で川は分岐
「根尾の滝」はその左側
約1.5km先にあります
しばらく樹間を進むと
ゾッとするような
急斜面にでくわします
ジグザク道ですが
遊歩道が整備され
歩きやすいのですが
その標高差に
ため息が漏れてしまいます
「これをまた登るのか・・・・」
ちなみに標高差:約140m

崖は巌立と同じ柱状節理で
覆いかぶさってくるような
感じでハイカーを
睥睨(へいげい)している
ような感があります
急なジグザグ道
御嶽山は山岳信仰のお山です
その昔、御嶽登山は
ここを通っていました
ここはその二合目にあたります
見えました
前方には倒木が・・・・
あたりは新緑とてもすがすがしい
冷や汗の直後、沢に辿り着きました
左(上流)の方から轟き音が聞こえてきました
うっそうとした森の中
秘境の様相がしてまいりました
ふと、後ろで物音が・・・・
昨夜宿泊した旅館のおかみさんから、出かけに
「熊がでるかも・・・・」と聞かされていたものですから、一瞬、ドッキとしてしまいました
もちろん同行者が「鳴り物」を着けていたのは
いうまでもありません
あまどり岩
遊歩道の対岸にあり、イワツバメが飛び交っていました
岩が一部空洞になっていて、その中に巣をつくっています
巌立と同じ成り立ちのようです
根尾の滝への遊歩道入り口、ここから左の林に入ります
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-岐阜飛騨
濁河川に架かる吊橋
急斜面を下り終えると爽やかな風が頬を吹き抜けてきます
沢が近くにあることを告げてくれます、そしてこの吊橋へ・・・・
(写真は下流方向を見ています)