じょうねんだけ・ちょうがたけ |
ルート |
一の沢小屋(06:00)〜常念乗越〜常念岳(12:05)
〜蝶槍〜蝶ヶ岳ヒュッテ(17:30)//山小屋(05:50)
〜長塀山(06:45)〜徳沢(09:45)〜上高地(12:00) |
常念岳・蝶ヶ岳 |
シュミレーション |
地 域 |
20:穂高岳/北東C |
概要 常念岳は、北アルプスの南部の東側に連なる常念山脈の盟主として君臨し、安曇野から望む三角錐の山容は多くの人々に親しまれています。その頂上からは、槍ヶ岳や穂高連峰のパノラマが広がり、その姿は壮観ですらあります。そのために、多くのトレッカーが山上を目指します。登山口は「一の沢」「三股」「横尾・蝶ヶ岳経由」などがあります。前2者は常念岳登山は日帰りも可能です。一の沢ルートは、沢筋を進み一部雪渓を越えると、胸突き八丁と呼ばれる急勾配が立ちはだかります。一歩一歩の積み重ねで、常念乗越に踊り出ると別世界。そこには、槍・穂高の山々が目に飛び込んできます。急勾配の常念岳頂上を経て、数度のアップダウンを繰り返しながら蝶ヶ岳へと向かいます。この尾根歩きの四六時中、穂高の山々が見守ってくれています。下山は、三股か上高地の徳沢。山行は、常念小屋・蝶ヶ岳ヒュッテの2泊が一般的です。 |
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長野県穂高町、安曇村 |
標 高 |
2857m/1260m=1597m |
距 離 |
約26.5km、斜度:max33° |
体力度 |
82+52=134P
☆☆☆☆+☆☆ |
山行日 |
2003.07.26/28、(曇) |
形 態 |
車中+山小屋1泊、1名 |
時 間 |
所要11:30+06:10=17:40
歩行09:00+05:20=14:20 |
アクセス |
公共交通、06:30 |
備 考 |
急勾配、滑落注意 |
09:45
徳沢に下り立ち
梓川を下っていくと
背後に
常念岳が見えてきた
奥の尖がっているのがそれ
次の日、05:50
依然として
穂高連峰は雲の中
結局、
上高地は
終日3,000m以上の峰から
雲が立ち去ることは無かった
今年の夏は
何か異常です
あえぎながらも
蝶ヶ岳の三角点に到達
ペンキで「頂上」と
書かれているだけで
三角点の標識のほか
人工物は何も無い
この山頂だけに
光が差している
穂高連峰は
依然として雲の中
もちろん
これまで辿ってきた
常念岳の尾根道も見えない
山頂から
蝶ヶ岳に向かう下山路で
見かけた奇岩と断崖
まだ、ガスが私に
しつこくまとわりついている
12:05 常念岳登頂
周囲の眺望はゼロ
左側は急斜面となっている
15分間、見えない周囲を見回していた
常念岳山頂
常念乗越から約1時間
目の前に
紗のカーテンが
掛かったような
常念岳の山頂があらわれる
まるで
石を積みあげたような様相
降りてくる人と話すと
ガスで何も見えないのと
山頂が狭いので
早々に切り上げてきた、とは
ほとんどの人の弁
胸突き八丁を通過すると常念乗越
白いベールが辺りを覆っている
朝日は、出発時だけであった
予定では、槍ヶ岳や穂高連峰が
出迎えてくれるはずであったのに
まことに残念!
標識だけの出迎えであった
05:30 一の沢登山口
三角錐の特徴ある山容が、朝日に輝いている
ここには、無料トイレ、給水所、そして休憩所には
更衣室や湯茶のセルフサービス付
06:00、身支度を整え、さあ出発・・・・
雪渓があらわれる
これを通過すると胸突八丁
12:00、上高地河童橋からの吊尾根望遠
後日、知人もこの時間、この場所にいたとのこと
時折、雲間から光が差す
山すそは標高差約1,600m
ここから
難渋の始まり
200m前後のアップダウンを
3度も繰り返す
とにかく体力が消耗しました
常念乗越
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山悠遊-北アルプス