りょうぜんやま/にゅうかわ 特徴 渓流
霊仙山/丹生川 概要 霊仙山系北峰を源流とした丹生川は、ハイライトゾーンである漆ヶ滝があります。この滝の上流部はV字谷にともなう滑滝と、下流における伏流水なるが故の涸沢とに様相が一変する。霊仙山への丹生川ルートは、この沢沿いを右に左に見ながら高度を上げてゆくのです。2004.10.20の台風23号により、登山道が一部流失し、景観は大きく変わっています。
地  域 25zn:霊仙山/北西
山行日 2004.12.18、(晴)
山行図 阿弥陀岳0412
Mapion 滋賀県米原町
丹生川下流部のハイライトゾーン「くぐり岩」
水量が多いときは
やむなくここで引き返したことも度々
以前、手前の砂利はなく
渡渉に苦労した所でした
でも、くぐり岩そのものが
土砂に埋まらなく幸いでした
ここをくぐると
厄除けになるとかならないとか・・・・
2段ある砂防ダム
土砂でほとんど埋められてしまいました
もう何の役にもたたないのでは
と思えるほど
もともと、涸沢でしたが
土砂が埋め尽くしています
これ、台風の爪あとです
木が苦しそうです
川岸がえぐられて
地山である
石灰岩があらわになっています
登山道はこの沢岸を平行して
登っていったのですが
跡形もありません
この川底を歩くことになりました
この岩だけを見ていると
白くてとてもきれいなのですが
台風による雨で
大きく変わってしまう
この現実を目の当たりにし
複雑な心境です
右のほうには
一の谷のルートがあります
(辛草はこのルートを
まだ登ったことはありません)
その谷からの土石流で
本流が埋め尽くされています
一体どの位の量なのでしょうか
今、ひとたび大水が出れば
どのように変わるのか
考えることさえはばかられます
このようにして
大自然の脅威が何度も繰り返され
私たちが感動する
景観が産まれるのでしょうが
それにしても・・・・
目を覆いたくなるシーンが
まだまだ続きます
以前、ここは林でした
本流は左のほうにあり
潅木で隠れていました

滝や渓流は私たちの
心を癒してくれるものと思い
また、それを求めて
そこに出向くのですが
いつもそこに
それがあるとは限りません
それよりも、そこに至るまでの
過程を大事にしたいものです
畏敬の念を抱き辞を低くして・・・
岩で埋め尽くされた沢に
新しい水路(みずみち)
作り出されています
まさに、川は生きている

もう40年も昔、小学生の頃
「砂漠は生きている」という
映画を見たことがあります
不毛の地で営まれる
自然の営みや脅威に
感動した記憶が甦り
水の流れに重なりました
日々新た、いつの日にか
再び感動を
与えてくれることでしょう
ようやく漆ヶ滝が見えてきました
滝は健在です、続きをどうぞ漆ヶ滝
先ほどまで滅入っていたのですが
水流の音で元気付けられました
余談
2004.10.20、彦根の頭上を通り過ぎていった台風23号
その被害は思わぬところに出ていました
2ヶ月後に訪れたわけですが、あまりの変貌ぶりに
言葉を失ってしまったのが本当のところです
「滝巡り」は、滝や渓流の景観上の素晴らしい所を記録に留め
その醍醐味をご紹介させていただくコーナーですが
現実を記録することも辛草の「あし跡」だと考え
敢えて、見苦しい所も掲載いたしました。ご理解をお願いします
くぐり岩です、岩の間の暗い所を潜ります
くぐり岩の裏側です、穴の向こうが見えています
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歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の滝めぐり