門紀行:醍醐寺 勅使門
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修復前の唐門(2010年7月に修復)
正面
標   題 醍醐寺 勅使門
地   域 26e:京都東南部/南東NW
Mapion 京都市伏見区醍醐東大路町
山 行 日 2004年04.月10日、(晴)
間 口 三間一戸
特 徴 平唐門、国宝
リ ン ク 山悠遊:上醍醐/岩間山
概   要 醍醐寺(だいごじ)は、真言宗醍醐派総本山の寺院。山号を醍醐山(深雪山とも)と称する。本尊は薬師如来、開基(創立者)は理源大師聖宝(しょうぼう)である。古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院です。豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても知られています。
門跡寺院としての三宝院にあり、朝廷からの使者を迎える時だけに、扉を開いたとされる門(勅使門)が唐門です。創建時は、門全体が黒の漆塗で菊と桐の四つの大きな紋には、金箔が施されていました。平成22年7月、約1年半をかけ、往時の壮麗な姿に修復されました。その大胆な意匠は、桃山時代の気風を今に伝えています。