本堂正面
えんけんざんみょうりゅうじ |
ルート |
延兼山妙立寺(15:00/15:30) |
延兼山妙立寺 |
地 域 |
22wh:新居町/北西S |
概要 妙立寺は、宗派:日蓮宗、山号:延兼山、本尊:久遠実成之釋迦牟尼佛、創建年:至徳3年(1386)、開山:日什、開基:佐原常慶・内藤金平。日什上人は、南北朝時代の弘和3年/永徳3年(1383)から、遠江布教を行い3年間滞在しました。その折、吉美の豪族:佐原常慶と内藤金平という人物の招きと外護を受けて、妙立寺を創建しました。中世には、今川氏から庇護されますが、今川氏が衰退すると徳川家が庇護し、特に永禄11年(1586)、徳川軍が宇津山城に侵攻した際に本陣となり、寺の鐘を陣鐘の代わりを果たしたことから、その鐘を浜松城に持ち帰り、代わりに尾張薬師寺の梵鐘を奉納。江戸時代には寺領76石が安堵されています。妙満寺派に属し京都の妙満寺を総本山とする別格本山のひとつです。後の昭和16年(1941)に日蓮門下の各派が合同となった際に、身延山を総本山とする日蓮宗に属する1本山となりました。 |
 |
静岡県湖西市吉美 |
標 高 |
20m/07m=13m |
距 離 |
― |
体力度 |
―、Θ |
山行日 |
2024.11.21、(晴) |
形 態 |
後泊、3名 |
時 間 |
所要00:30/歩行00:10 |
アクセス |
自家用車、02:50 |
備 考 |
階段参道 |
山門左背面(帰路)
階段参道上部から山門を俯瞰
従前の本堂屋根鬼瓦
本堂扁額『妙立寺』
本堂左正面
本堂左正面
参道口
庫裏表門
鐘楼
階段参道
豊田家とのかかわり
トヨタグループで知られる豊田家は、妙立寺の檀家です。豊田家は、大正8年(1919)に妙立寺の基金を寄付を寄付や本堂の改築費を寄付するなど復興に力を注いでいます。豊田伊吉は篤い信仰心を有し、息子の豊田佐吉にも、その信仰心が伝わったとされています。大正13年(1924)、豊田佐吉は無停止杼換式豊田自動織機(G型)を完成させています。豊田佐吉は、生涯で発明特許84件、外国特許13件、実用新案35件を発明するなど、発明家・実業家でトヨタグループの創始者です。
本坊表門
本堂向拝前広場からの鐘楼
本堂向拝左正面
本堂向拝
階段参道からの本堂
「妙立寺 豊田佐吉翁ゆかりの地」案内板、写真クリックで拡大表示
旅悠遊-静岡浜松
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき