標 題 | 吉崎御坊願慶寺 山門 |
地 域 | 18nn:大聖寺/南西NW |
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福井県あわら市吉崎1丁目 |
山行日 | 2024.05.30、(晴後曇) |
間 口 | 一間一戸、 |
特 徴 | 四脚鐘楼門 |
リ ン ク | 旅悠々:吉崎御坊跡、 |
概 要 |
吉崎御坊願慶寺は、宗派:浄土真宗大谷派、本尊:阿弥陀如来、創建年:不詳、開基:祐念。蓮如が建立した坊舎跡地(通称:御山(おやま)、現在は国指定史跡)の眼下に建つ木造建ての寺院。願慶寺は、当初、天台宗の寺院でしたが文明3年(1471)、蓮如上人が当寺に訪れた際、教化を受け真宗に改宗しています。当時の領主である越前国守護の朝倉氏(本拠:一乗谷)や越中守護の富樫氏などもその勢力に警戒し、度々戦禍にまみれその都度境内が荒廃と再建を繰り返しました。文明6年(1474)、配下だった下間蓮崇が一揆の扇動を行った事で、周辺が大混乱となり蓮如上人は吉崎を離れ、当地には吉崎道場が残され引続き寺務が引き継がれました。その後、本寺である本願寺が東西(大谷派:東本願寺・本願寺派:西本願寺)に別れた事から吉崎道場も東西に分かれ、当寺は大谷派として「東御坊」として改めて創建され天和2年(1682)に願慶寺の寺号を賜り、さらに享保6年(1721)に、吉崎御坊願慶寺に改称しています。本堂には蓮如の霊験が伝えられる「肉付きの面」が安置されています。 この門は、入母屋屋屋根桟瓦葺、独立門。 |