標 題 | 冬支度 重なりおおて 茅の屋根 |
地 域 | 16w:下梨/南東SW |
富山県南砺市 | |
山行日 | 2019年(令和01年)10月30日(曇/晴) |
撮影場所 | 菅沼合掌集落 |
リ ン ク | 山悠々:五箇山合掌集落 |
概 要 | 五箇山は、赤尾谷・上梨谷・下梨谷・小谷・利賀谷の5つの谷からなるので「五箇谷間」となり、これが転じて「五箇山」の地名となりました。気象が厳しい五箇山では、年貢を米で納めることができず、塗炭の苦しみを味わっていたそうです。この地域は有数の豪雪地帯で、そのような風土から傾斜の急な大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれました。相倉地区や菅沼地区には合掌造りの集落が残っており、国史跡、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。 急傾斜の合掌屋根が、集落に行く棟も集合しています。見る位置により、その表情は豊かに変化し、時には重なり合い、空に突き出し、威風堂々、有機素材がふんだんに使われ、伝承された人工の美が佇んでいます。冬の訪れの早いこの地方は、この時期冬支度が始まります。 そこで一言、『 冬支度 重なりおおて 茅の屋根 』 |