標 題 | ことじ立ち 池辺の楓 蝉時雨 |
地 域 | 17:金沢/北西C |
石川県金沢市兼六町 | |
山行日 | 2016年(平成28年)07月23日(晴) |
撮影場所 | 兼六園:霞ヶ池畔 |
リ ン ク | ハイキング:金沢-兼六園 |
概 要 | 兼六園は日本三名園(偕楽園・兼六園・後楽園)の一つで特別名勝です。江戸中期、延宝4年(1676)に、加賀藩前田氏の庭園として整備され。宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)の6つの景観を兼ね備えていることから、白河楽追翁(松平定信)により『兼六園』と命名されました。特に知られる徽軫(ことじ)灯籠の周りは、人だかりで撮影順番待ちで大変な時があります。 この灯籠は徽軫(ことじ)灯籠と呼ばれ、霞ヶ池の北岸に位置する灯籠で、兼六園を代表する景観となっています。脚が二股になっており、琴糸を支える琴柱に似ていることから名付けられました。かたわらのモミジの古木、曲水に架かる虹橋と一体となって優れた風景を醸し出しています。この風景が観光客を魅了するのでしょう、ここで多くの人が記念撮影を行っています。真夏の昼下がり、池畔に佇んでいると、一陣の風がさざ波を立てて通り抜け、辺りには蝉j時雨が降り注いでいます。灯籠の傍には、秋には紅葉するであろうカエデの葉も今は緑色です。 そこで一言、「 ことじ※立ち 池辺の楓 蝉時雨 」 ※ことじ・・・徽軫灯籠の意 和琴(わごん)では、胴の上に立てて弦を支え、その位置によって音の高低を調節するもで、和琴では二股状のカエデの枝を切って逆さにして用います。 |