山聲十選:惜春の 雲居に浮かぶ 釈迦伊吹
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釈迦岳
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伊吹山
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堂満岳北尾根からの東側展望
    右手前は北尾根からみる東稜の北壁
    中央手前の谷は正面谷
    中央の尾根はダケ道
標   題 惜春の 雲居に浮かぶ 釈迦伊吹
山 行 日 2015年(平成27年)05月22日(晴)
地  域 25w:比良山/北西N
Mapion 滋賀県大津市(旧志賀町)南比良
撮影場所 堂満岳北尾根
リ ン ク 山悠々:堂満岳
概   要 堂満岳(別名:近江八景の「比良の暮雪」にちなみ暮雪山)は、 比良山地のほぼ中央付近にあり、綺麗な三角錐の山容が山麓や琵琶湖の対岸からよく目立ちます。山頂からは、東尾根が琵琶湖に向かって延びており、堂満東稜道という登山道が整備されています。 途中の標高約440mの地点には、ノタノホリという池があり、モリアオガエルが生息していることで知られています。 東稜の山頂近くの北側と南側は、急斜面となっており、それぞれ北壁、南壁と呼ばれています。
北尾根の一部には、登山道が崖側をとおります。恐怖感を抱きながら東の空を見上げると、雲居に伊吹山が浮かんでいます。手前には、釈迦岳の雄姿が望めます。新緑が日一日ごとに深みを増し、尾根を通る風は爽やかですが春の終わりを告げ夏の訪れが近いことを告げています。ここは、比叡山から続く天台修行の場、山の名前にも蓬莱山・釈迦岳にその影響がみられます。
そこで一言、「 惜春の 雲居に浮かぶ 釈迦伊吹 」