山聲十選:山笑う 尾根に浮かびし 寺姿
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刈安尾城址
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弥高山山頂
弥高寺本堂(本坊)跡
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大門跡
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標   題 山笑う 尾根に浮かびし 寺姿
山 行 日 2015年(平成27年)05月01日(晴)
地  域 25ni:関ヶ原/北西C
Mapion 滋賀県米原市(旧伊吹)
撮影場所 上平寺城址
リ ン ク 山悠々:弥高山
概   要 米原市(旧伊吹町)上平寺(じょうへいじ)地区、弥高(やたか)地区は日本百名山に選定された伊吹山山系の南側に位置し、京極氏の遺跡が残っています。室町時代、京極氏の内紛を納め、京極氏の力を取り戻した京極高清(きょうごくたかきよ)が、北近江の支配のために整備した施設の遺跡です。庭園のある守護館、重臣屋敷、城下町、詰めの山城、城郭として利用した山岳寺院(弥高寺跡:やたかでらあと)が良好に残る遺跡群で、平成16年(2004年)に国の史跡に指定されました。弥高寺の創建は平安時代に遡る遺跡です。往事は弥高百坊といわれる大寺院でした。
段丘状に整地をされた尾根には、かつて隆盛を誇った弥高寺がありました。今は、形としては何もありませんが、目をつぶり想像たくましくすると、在りし日の堂宇の甍群が浮かんできます。辺りは新緑が山肌に明るく浮かび、山が笑っているようにみえます。
そこで一言、「 山笑う 尾根に浮かびし 寺姿 」 
上平寺城址からの西側展望