山聲十選:小春日の 白砂摩天に うしろ髪
クリックで拡大
駒津峰の山頂で、激闘の痕を振り返り、甲斐駒ケ岳の山頂を振り返ります
標   題 小春日の 白砂摩天に うしろ髪
地   域 甲斐駒ケ岳/南東E
Mapion 山梨県北杜市/長野県長谷村
山行日 2005年(平成17年)10月14日、(晴)
撮影場所 甲斐駒ケ岳の駒津峰
リ ン ク 山悠遊:甲斐駒ケ岳
概   要 南アルプスの勇峰、白い摩天楼、そんな呼び名を与えたい景観です。北アルプスの剣・槍・穂高などの岩の殿堂とは、違った厳しさを持ち合わせた山という実感です。岩稜だけですと、滑落と岩の崩落に注意が必要ですが、この山は、それに加え、岩と靴の間の砂が動く、いわゆる「ズレル」ということに神経を集中しなければなりません。そんな思いが、核心部の踏破を終えた後なのでしょう、安堵感が身体を包み込みます。花崗岩の岩盤が露出し、遠目には白砂が雪のように輝きを見せています。
駒津峰の山頂で、激闘の痕を振り返り、甲斐駒ケ岳の山頂を振り返ります。天を突く岩稜の山頂部、摩利支天を抱く懐の深さに、多くの人を引き付けるのでしょうか。自分との戦いを半ば終え、そこを去りがたく、後ろ髪をひかれるようです。
そこで一言、『 小春日の 白砂摩天に うしろ髪 』