今日のことば
一緒にいってみたいなこんなとこ
429版:平成16年9月16日 木曜日
熊彫さん
熊野那智大社
山行日:1996.10.16、(晴)
所在地:和歌山県那智勝浦町

このときは、前日に熊野古道を歩きました
残念なことに
古道の写真が
残っていません

1997年以前は
カメラも所持せず
同行者に
撮影していただく
時期でした
世界遺産に
登録された昨今
10倍の方が
行かれているとか
山行に見る 熊 、クマ
熊彫さん』・・・・、一体何のこと・・・・?
首を傾げておられる皆さんの姿が目に浮かびます
これをご存知の方は、その昔、若者の集まりの中で、歌をよく歌っておられた方です
実は、歌の歌詞なんです

“ 熊彫さん ”
  1♪チンチラ カンチラ 仕事をさぼり       2♪、3♪、省略
    ボッケにゆけば めんこいねえちゃんが     4♪チンチラ カンチラ 仕事を さぼり
    チラリとにらむ なにくそ(ソレ)            ボートにのれば 青いお月さんが
    熊彫さ(ソレ) 男の仁義だよ             ギョロリとにらむ なにくそ(ソレ)
    花を摘み 摘み あそべ あそべ           熊彫さ(ソレ) 男の仁義だよ
                                   ゆられ ゆられて あそべ あそべ

私の20才代には、青年のグループ活動が盛んでした
青年団や労音、歌声喫茶なども、その舞台でした
そこで、沢山の歌と出会いました
その中には、「熊彫さん」をはじめ
みなさんよくご存知の「雪山に消えたあいつ」、「夏の思い出」、「山小屋の灯」、などなど・・・・
山にかかわる歌も教えてもらいました
そのせいか、快適な尾根歩きなどになると
心も軽くなり、鼻歌(※)などがでてきます
「歌は愛、歌は友達、歌は心の潤滑油」・・・・な〜んて
いいながら、山歩きを楽しんでいます
       ※ 「仁者楽山:山に歌えば」もごらんください

次にあげる歌詞は、ほとんどの方がご存知だと思います
小学校(幼稚園)でも教えているのではないでしょうか

“ 親切な熊さん ”
  ♪ある日森の中 熊さんに出逢った 花咲く森の道 熊さんに出逢った
    ところが熊さんが うしろから(あとから)ついてくる トコトコトコトコと 〜〜〜〜
    お嬢さんお待ちなさい チョット落しもの 白い貝がらの 小さなイヤリング
    アラ熊さんありがとう お礼に歌いましょ ラララララララララララ 〜〜〜〜 


しかし、よくよく歌詞をなぞってみると、現実にはありえないことなのですよネ
ただ、「熊さん」を人間に置きかえてみると
外見や言葉などの断片だけで人を判断してはいけませんよ・・・・
という、教訓がこの詩に秘められているのではと、編集子は思うのですが、如何なものでしょうか・・
各地で、「熊に襲われた」というニュースは、よく耳にします
編集子めも、つい最近(2004.08.21)、伊吹山ドライブウェーにて
車上にて至近距離で、ツキノワグマに遭遇しました
彼の熊も心なしかおびえているようでした
残念ながら、証拠写真がありませんので、信じて頂くしかありませんが・・・・
伊吹山 八合目登山口(再掲)
山行日:2004.08.21
所在地:滋賀県伊吹町

駐車場からの西側登山道
ハイカーのなが〜い列が
続いています
標識には「クマ出没注意
とあります

この日、下山時の
ドライヴウェーにおいて
ツキノワグマに遭遇
体長1mほどの子どもでしたが、至近距離で見るのは初めてで驚きました
中山道 薮原
山行日:1994.10.08、(晴)
所在地:長野県楢川村

中山道の薮原宿〜奈良井宿を鳥居峠越えで
ハイキングした時のものです
山道に差し掛かった所に
標識があり
子連れのが出没する・・・・
と、ありまあした
13名のパーティーでしたが
全員、腰が引けたのを
懐かしく思い起こされます
八甲田山 登山口(写真再掲)
山行日:1996.10.10、(晴)
所在地:青森県青森市

八甲田山、酸ヶ湯温泉近くの
登山口です
標識には「熊・野犬にご注意
の警告が
横蔵寺(右の写真)
山行日:2001.10.27、(雨/曇)
所在地:岐阜県谷汲村

ご存知、紅葉の名所です。この寺と「熊」とは何の関係が
あるのか、いぶかしがられる方もおいでだと思います
実は、平家物語でお馴染みの「谷直実」が
寺の資料には「1207に来寺、1208に没したと記録にある
と、あります。華厳寺から横蔵寺を結ぶ尾根には
ご存知のとおり東海自然歩道が通っていて、横蔵寺の山の上(通称:しゃくなげ平)には
熊谷直実の墓と伝えられる宝篋印塔が残っています、写真が手元になく掲載できないのが残念
県名
印の県に「目的地」があります
山葵の山行まっぷ
長野
滋賀
岐阜
和歌山
青森
みたいな
野山を歩いていると
動物によく出会います
シカ、タヌキ、サル、イノシシ、などなど
挙句の果ては、クマまでも
さすがに
クマと出あった時は驚きましたが
幸い車の中でしたから良かったものの
同じ地盤の上だったらと思うと・・・・

今回のアルバムからの抜き出しは
クマにまつわるシーンを探し出しました
写真の枚数が揃うかな
と、心配でしたが、何とか揃いました
横蔵寺にいたっては、判じ物みたいで
資料を調べ、編集をしていて
我ながら
その展開に、興味がそそられました
山呼-リスト
※ご参考までに
このコラムは
管理人のひとり言です
黒や灰色の文字は
編集子のオリジナル
カラー文字は編集子所蔵
資料からの引用です
山呼らいぶらり〜