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歳時記-滋賀北湖東
そねぬまのこきゅうこん 概要 曽根沼は、荒神山の西麓に広がる琵琶湖の内湖のひとつで、外周が約2.5km、広さが約20haあります。滋賀県の「ヨシ群落保全地域」に指定され、様々な水辺の動植物が見られます。沼の東側は湖岸緑地公園として整備され、遊歩道や芝生広場、遊具なども設置されています。遊歩道を歩いていくと、岸辺に沼の泥の中から茶色い鍾乳石のようなものが突き出ているのです。これは、ラクウショウの木の呼吸根で、根を水面から出すことで、酸素不足を補っているのだそうです。初めて見る呼吸根に驚きを隠せません。
曽根沼の呼吸根
地  域 25en:能登川/北東NW
Mapion 滋賀県彦根市
撮影日 2024.04.10、(晴)
落羽松(らくうしょう)の呼吸根(気根)、写真クリックで案内板拡大
サクラ
彦根東部山系遠景
カモ
カモ
曽根沼
曽根沼
奥島丘陵遠景
曽根沼
曽根沼
曽根沼
カワウ
曽根沼
曽根沼
曽根沼
曽根沼
曽根沼
「ヨシ群落保全区域」案内板、クリックで拡大
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
サクラ
サクラ
サクラ
タンポポ
タンポポ群落
ボケ-白
ボケ-白
ボケ-赤
カメ
呼吸根(気根)として知られる構造の一つは、湿地性の樹木に見られるものです。水湿地では、深くまで根がはいることは呼吸の難しさのために困難ですが、樹木である限りはある程度以上はしっかりと根を張って体を支えなければなりません。そのため、根は地中浅くを横に伸び、所々で地表に顔を出すのが呼吸根です。マングローブ植物もその一種で、形は種によってさまざまです。

曽根沼は、昭和36年(1961)から始まった干拓で、五分の一ほどになりました。周囲の干拓地では、大豆やイネ、ムギなどが広く栽培されていますが、特に南側には広大な梨園があり、「彦根梨」として大変人気があります。沼の東側は湖岸緑地公園として整備され、遊歩道や芝生広場、遊具なども設置されています。朝早くから釣りに訪れる人もたくさんいます。
ボケ-赤
曽根沼緑地
曽根沼緑地
曽根沼
荒神山
「湖岸緑地 曽根沼地区」案内板、クリックで拡大
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
呼吸根(気根)
伊吹山遠景