中央の屋根を高くし、左右を一段低くした中国風の牌楼式を(ぱいろうしき)用い、漢門とも呼ばれます。唐門と称されることもあります。
三間一戸の重層門で、主柱の前後に控柱を4本たてた四脚門の形式をとり、屋根は本瓦葺で、中央を一段上げます。また、屋根に
摩伽羅(まから)摩伽羅は名古屋城の金の鯱に似ていますが、尾ひれがありません。これはインドの伝説上の動物でガンジス河の女神の乗り物で、そこに棲むワニをさすといわれています。ワニは水辺の動物で一番強く聖域、浄域の結界を守るために守護神として屋根で見張っているのです。をのせているのと聯(れん)が掛けられるのも特徴です