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門紀行:東光寺 総門
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禁牌石(きんぱいせき、不許葷酒入山門)
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背面
「東光寺 総門」案内板
標   題 東光寺 総門
地  域 35:萩/北西NE
Mapion 山口県萩市
山行日 2011.04.19、(雨/晴)
間 口 三間一戸
特 徴 牌楼形式:漢門
リ ン ク 山悠遊:護国山東光寺
概   要 東光寺は、宗派:黄檗宗、山号:護国山、本尊:釈迦牟尼仏、創建:元禄4年(1691)、開基:萩藩3代藩主:毛利吉就、開山:慧極道明、文化財:三門・総門・鐘楼・大雄宝殿(各々重文)。吉就は若くして黄檗宗に帰依して、本山黄檗万福寺に範を求めて広壮な堂を建立。萩出身の高僧・慧極道明禅師を開山に迎えました。吉就の死後、ここを墓所とし毛利氏の菩提寺となりました。
総門は、瓦屋根の中央部分を高く、左右の部分を低く、段差を設けているのは中国風で、日本の一般的な社寺建築には見かけない形式です。屋根上左右に乗る魚の尾のようなものは鯱ではなく、摩伽羅(まから)という想像上の生物で、ヒレの代わりに足が生えています。マカラはサンスクリット及びパーリ語でワニを表す言葉で、東南アジアでは仏教寺院の入口などに用いられています。
この門は、切妻屋根本瓦葺。両袖築地塀付
背面遠景
正面扁額『護国山』
正面