門紀行:幻住庵表門
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正面
扁額「幻住庵」
正面
標   題 幻住庵表門
山 行 日 2005年03月27日、(晴)
Mapion 滋賀県大津市国分
間 口 一間一戸
特 徴 薬医門
リ ン ク 山悠遊:音羽山
概   要 幻住庵(げんじゅうあん)は、松尾芭蕉の関連史跡。「奥の細道」の旅を終えた翌年の元禄3年(1690年)3月頃から、膳所の義仲寺無名庵に滞在していた芭蕉が、門人の菅沼曲水の奨めで同年4月6日から7月23日の約4ヶ月間隠棲した小庵。ここで「奥の細道」に次いで著名で、「石山の奥、岩間のうしろに山あり、国分山といふ」の書き出しで知られる「幻住庵記」を著しました。元は曲水の伯父幻住老人(菅沼定知)の別荘で、没後放置されていたのを手直しして提供したものであり、近津尾神社境内にあります。現在の建物は1991年9月に芭蕉没後300年記念事業「ふるさと吟遊芭蕉の里」の一環で復元されたものであります。
この門は、寄棟造り茅葺。斜め両袖控え付き
草庵風ですが、柱が四本あるため薬医門の範疇に入れ編修します。