門紀行:東光寺三門
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二階扁額

背面
一階扁額「解脱門」
門を額縁にして
右背面
正面遠景
正面
標   題 東光寺三門
山 行 日 2011年04.月19日、(雨)
Mapion 山口県萩市
間 口 三間一戸
特 徴 二重門、重要文化財
リ ン ク 山悠遊:萩-城下町
概   要 東光寺(とうこうじ)は、黄檗宗の寺院。山号は護国山。本尊は釈迦牟尼仏。元禄4年(1691)萩藩3代藩主毛利吉就が建立しました。吉就は若くして黄檗宗に帰依して、本山黄檗万福寺に範を求めて広壮な堂を建立。萩出身の高僧・慧極道明禅師を開山に迎えました。吉就の死後、ここを墓所とし毛利氏の菩提寺となりました。
三門は、国の重要文化財に指定されており、東光寺が創建されてから121年後に10代藩主毛利斉煕が寄進したものです。桁行11.4m、梁間6.5m、の二階二重門で左右に上層へ登るための山廊があります。屋根は、入母屋造本瓦葺で中央に露盤付き宝珠を置き、二階には毘廬遮那仏(びるしゃなぶつ)、十八羅漢などが安置されています。形式は禅宗様で規模の大きな三門です。
背面扁額「布金祇園」