門紀行:高野山金剛峯寺大門
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左側聯::「検知處々之遺跡
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吽形像
阿吽像
「日々の影向(ようごう)を闕(かか)さずして、処々の遺跡を檢知す」
この聯は、「お大師さまは毎日御廟から姿を現され、所々を巡ってはわたしたちをお救いくださっている」という意味であり、同行二人信仰を表しています。
右側聯:「不闕日日之影向
正面三戸部
扁額「高野山」
正面一階
標   題 高野山金剛峯寺大門
山 行 日 2012年09.月12日、(晴)
Mapion 和歌山県高野町
間 口 五間三戸
特 徴 二重門、仁王門、重要文化財
リ ン ク 山悠遊:高野山金剛峯寺
概   要 金剛峯寺は、高野山真言宗総本山の寺院です。高野山は、和歌山県北部、周囲を1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの平坦地に位置しています。100ヶ寺以上の寺院が密集する、日本では他に例を見ない宗教都市です。京都の東寺と共に、真言宗の宗祖である空海(弘法大師)が宗教活動の拠点とした寺であり、真言密教の聖地です。
高野山の入口にそびえ、一山の総門である大門。開創当時は現在の地より少し下った九十九折(つづらおり)谷に鳥居を建て、それを総門としていたそうです。山火事や落雷等で焼失し、現在の建物は1705年に再建されました。五間三戸の二重門で、高さは25.1メートルあります。左右には運長作の金剛力士像が安置されています。正面には二枚のう聯(れん)が掲げられています。同行二人信仰を表しています。
左正面
背面右階段
背面三戸部
背面
門正面を額縁にして
正面
門背面を額縁にして