門紀行:永平寺通用門
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背面左翼
門背面を額縁にして
門正面を額縁にして
正面右翼
正面左翼
正面
扁額「天童叢規勃興名巒(てんどうのそうき・ぼっこうのめいらん)」

永平寺は中国天童山の清規(しんぎ)が現前と遵守されている修行辧道(しゅぎょうべんどう)の山であるぞ、と入門者の求道を喚起させる句だそうです。
標   題 柄永平寺通用門
山 行 日 2003年11.月14日、(晴)
Mapion 福井県永平寺町
間 口 一間両長屋
特 徴 長屋門
リ ン ク 山悠遊:永平寺
概   要 曹洞宗大本山の寺院。山号を吉祥山と称する。開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏です。總持寺と並んで日本曹洞宗の中心寺院(大本山)です。室町時代には天皇から「曹洞宗第1道場」の勅額を贈られ、日本の禅修行の場として歴史を刻んできました。33万平方メートルにも及ぶ広大な敷地には、山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室・東司などの 修行の中心となる「七堂伽藍」 など、70余棟の建物が、樹齢600年を越える老杉の巨木に囲まれながら 静かにたたずんでいます。
正門を過ぎ境内に入ると、左に参拝者の受付をする通用門があります。この門は元来、修行僧が入門の際通り過ぎることが一つの願目とされたみえ、現在の祠堂殿と傘松閣の間を少し上った辺りに在ったそうです。しかし、昭和5年の二祖600回忌を前後して境内が拡張された際、現在地に移され一般の参詣、参拝者が出入りする門となったものです。永平寺に入る人は、全てこの通用門より入門します。                     
背面右翼