標 題 | 西教寺宗祖大師殿唐門 |
山 行 日 | 2003年11.月27日、(晴) |
滋賀県大津市坂本 | |
間 口 | 一間一戸 |
特 徴 | 向唐門入母屋屋根 |
リ ン ク | 古寺探訪:西教寺 |
概 要 | 西教寺(さいきょうじ)は、天台系仏教の一派である天台真盛宗の総本山です。山号は戒光山、本尊は阿弥陀如来。開基(創立者)は聖徳太子とする伝承もあるが判然とせず、室町時代、中興の祖であり天台真盛宗の宗祖である真盛が入寺してから栄えました。寺名は詳しくは兼法勝西教寺(けんほっしょうさいきょうじ)と称します。西教寺は、天台宗総本山の延暦寺、天台寺門宗総本山の園城寺(三井寺)と並ぶ、天台系仏教の一派である天台真盛宗の総本山として、400か寺以上の末寺を有します。 大師殿の正面にあり、東面して建つ1間1戸の四脚門で、両側に折曲がりの築地塀が延びています。屋根は檜皮葺で、入母屋造・前後軒唐破風付。組物は三斗組と簡素ですが、虹梁上に配された龍や獅子など多彩な彫刻、彫物欄間や板欄間、精緻な飾金具など、華やかな造形です。 |