門紀行:妙厳寺総門
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背面
門を額縁にして
正面
標   題 妙厳寺総門
山 行 日 2012年07.月17日、(晴)
Mapion 愛知県豊川市豊川町
間 口 三間一戸
特 徴 向唐門入母屋屋根
リ ン ク 山悠遊:妙厳寺(豊川稲荷)
概   要 曹洞宗の寺院。詳しくは「円福山 豊川閣 妙厳寺」(えんぷくざん とよかわかく みょうごんじ)と称する寺院です。本尊は千手観音。嘉吉元年(1441)、曹洞宗法王派の東海義易によって創建。室町時代末期、今川義元が伽藍を整備。当時は、豊川(河川名)の近くに広がる円福ヶ丘という高台に伽藍があったが、元禄年間までに現在地に移転。現存する諸堂は江戸時代末期から近代の再建です。境内にある稲荷堂が有名なため、一般には「豊川稲荷」の名で広く知られる。
この総門は当寺の創立から214年後の明暦二年(1656)に一度改築されました。 その後数回の改復を重ね、現在の門は明治17年(1884)4月18日、当寺29世黙堂禅師(もくどうぜんじ)によって上棟改築されたものです。門扉及び両袖の扉は千有余年の樹齢を重ねた高さ4.5m、幅1.8m、厚さ15cmの欅の一枚板だそうです。