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門紀行:法隆寺東大門
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背面遠景
背面中景
左正面
標   題 法隆寺東大門
地  域 29:信貴山/南東E
Mapion 奈良県斑鳩町法隆寺
山行日 2017.12.06、(晴)
間 口 三間一戸
特 徴 八脚門
リ ン ク 社寺探訪:法隆寺-西院
概   要 法隆寺は、聖徳宗の総本山、別名:斑鳩寺(いかるがでら、鵤寺とも)法隆学問寺など、本尊:釈迦如来、創建年:伝推古15年(607)、開基:推古天皇・聖徳太子。古代寺院の姿を現在に伝える仏教施設であり、聖徳太子ゆかりの寺院です。金堂、五重塔を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられます。境内の広さは約187,000uで、西院伽藍は現存する世界最古の木造建築物群です。法隆寺の建築物群は法起寺と共に、平成5年(1993)に「法隆寺地域の仏教建造物」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
東大門(国宝)は、もともとはおそらく南面していた門で、平安時代末ごろ現在地に移築されたようですが、もとの位置は明確ではありませんが、現在の食堂・細殿の真南にあたる位置とする説が有力だそうです。随所に奈良時代の建築の特色を発揮しているそうで、その一つに、内部の垂木をそのままみせる三棟造にしています。同じく奈良時代の建立になる東大寺転害門もこの形式であるところから、これが当時の正統的手法であったと考えられています。同じ八脚門である室町時代の南大門と比べると、その差を明瞭にとらえることができます。
この門は、切妻屋根本瓦葺。両袖築地塀。
背面額縁、奥の八角屋根は夢殿
正面
背面
正面額縁