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門紀行:成相寺 仁王門
背面を額縁にして、欄間彫刻
標   題 成相寺 仁王門
山 行 日 2014年(平成26年)10月29日、(晴)
Mapion 京都府宮津市成相寺
間 口 三間一戸
特 徴 八脚門
リ ン ク 山悠遊:成相寺
概   要 成相寺は、真言宗単立寺院。山号は成相山。西国三十三所第28番札所。本尊は聖観世音菩薩で、33年に一度開扉の秘仏。寺伝によれば慶雲元年(704)、真応上人の開基で文武天皇の勅願寺となったとされますが、中世以前の寺史は判然としないそうです。平成19年(2007)、高野山真言宗から独立し、真言宗単立寺院となりました。寺は、天橋立を一望する成相山(569m)の山腹にありますが、創建時は山のさらに上方に位置し、修験の道場となっていました。現在地に移ったのは、山崩れのあった応永7年(1400)以降です。山号は、古くは「世野山」と称しました。
この門は、入母屋造り本瓦葺。彫刻がみごと
背面
吽形像
阿形像
内部欄間彫刻
「下馬」石柱
右正面
正面遠景
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正面軒天
正面
扁額「成相寺)、虎の彫刻