おおだいがはら ルート 駐車場(09:30)〜日出ヶ岳(10:20)〜正木ヶ原
〜牛石ヶ原(11:45/12:05)〜大蛇ー(12:25)
〜シオカラ谷吊橋(13:25)〜駐車場(14:30)
大台ケ原-2003 シュミレーション
地  域 29:大台ケ原山/南東E 概要 大台ケ原は、台高山脈の主峰である日出ヶ岳(標高:1694.9m)を中心に正木嶺、巴岳、大蛇ー、牛石ヶ原、正木ヶ原の総称で、大台ケ原という高原、草原、峰等はありません。このコースは、谷あり、平原ありの高原周遊で、秋は,カマツカの果実が赤く熟し、葉の黄色とのコントラストが絵になります。また、正木ヶ原から牛石ヶ原にかけては、イトザサの明るい草原で、気持の良いトレッキングが楽しめ、大蛇ーの紅葉は圧巻です。1977年頃、正木ヶ峰はまだ樹林帯に覆われ、視界もあまりありませんでした。以後、四半世紀が立ち、鹿の食害と台風による倒木や酸性雨等の影響で、ほとんどの木が立ち枯れ状態となり、まさに裸の山になりつつあります。そこに鹿の好物の笹が生育し、山一面を覆っているのですが、それを鹿がまた食いつくし、笹そのものがなくなるという状態です。この食物連鎖、あと四半世紀後には如何なっていますことやら。
Mapion 奈良県上北山村/三重県
標  高 1695m/1420m=275m
距  離 約7.5km、斜度:max32°
体力度 37P、☆☆
山行日 2003.10.26、(晴)
形  態 日帰り、8名
時  間 所要05:00/歩行04:10
アクセス 自家用車、05:00
備  考 雨多し、天気予報留意
大台の妖怪
大台ケ原には伝説が多い
それだけ神秘的な所なのだろう
写真の大木は
周遊ルート上で見かけた最大の大木
標高は1,500mのところにありました
苔むした老木
木の幹まで苔がついている
ここは頂上付近のため
「地表を覆い尽くす」とまではいかないが
大台の特徴の片鱗が見られる
シオカラ谷
この渓谷は約1.5kmほど遡ると水源です
普通の山で言うと、まだ、幼児の状態です
しかし、日本屈指の雨どころ
雨水で侵食された大きな岩がごろごろ
シオカラ谷の吊橋
この場所が
周遊ルート上で
一番低い所(標高:1,420m)
ここから
駐車場に至るルート
(標高差:160m)は
急峻な坂道(一部:階段)です
心臓が破裂しないよう
ゆっくりと登りましょう
大蛇ー展望所
観光パンフレットによると
右の写真の岩が「大蛇ー」
鎖はあるもののスリル満点
国土地理院の地形図によると
岩の先にそそりたっている
急峻な山がそれ
(左上の写真参照)
勝手に「展望岩」として区別した
屏風のような断崖:大蛇ー展望岩から
大蛇ー:この上に立つには
谷底に降りてまた登る必要が
牛石ヶ原:笹も鹿に食べられ短くなっている
ルート・シュミレーション はこちらから
大台ケ原にようこそ
この奥が駐車場、シーズンともなると
ドライブウェーまで車があふれます
周遊ルートの入口にて
大台ケ原1990
緑の色と量を比較してみてください、わずか13年でこのありさま、恐ろしいくらいです
日出ヶ岳三角点、展望は抜群、影は展望台
日出ヶ岳:正木ヶ原分岐から日出ヶ岳を仰ぎ見る
正木ヶ原:25年前は、ここが枯れ木の晴舞台
今は向こうの山に主役の座を渡しました
つい25年前までは、ここがもう少し緑のある森だったような記憶が・・・・
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
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山悠遊-奈良県