みくにだけ/やけおやま ルート 登山口(09:55)〜焼尾山〜最高点〜山頂(12:05)
〜三角点(12:30/12:55)〜山頂(13:20)〜最高点
〜焼尾山分岐(14:15)〜鞍掛峠〜登山口(15:10)
鈴鹿-三国岳/焼尾山 シュミレーション
地  域 25zn:篠立/北西S 概要 三国岳は鈴鹿山脈の中/北部地域にあり、滋賀・三重・岐阜三県の県境に接するところからこの名前が付けられています。鞍掛峠から北側に位置するこの山の頂は、最高点(標高:911m)と本峰(標高:894m)の双耳峰の形で成り立ちます。更に、三角点(標高:815.0m)もあり、三つの峰を踏破するには、アップダウンが不可欠となります。登山コース全般的に急勾配で成り立ち、稜線部は4〜5m程度の中低木の広葉樹が植生し、直射日光がさえぎられて、暑さに対しては好都合です。急斜面のため、樹木の一部が損壊されると、土砂崩壊の危険性があり、健全な維持が不可欠です。急勾配とアップダウンのため、体力の消耗度は予想以上で、水分の補給は不可欠です。苦労はするのですが、初夏のイワカガミやドウダンツツジ、秋の紅葉などが山行の疲れを癒してくれます。峠近くにある焼尾山(標高:922m)も忘れずに立ち寄りたいものです。
Mapion 滋賀県多賀町/三重県
標  高 922m/624m=298m
距  離 約8.5km、斜度:max32°
体力度 54P、☆☆
山行日 2005.05.28、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要05:15/歩行04:25
アクセス 自家用車、01:00
備  考 急勾配、足の疲労留意
撮影日:2005.05.28

01 イワカガミ
02 イワカガミ
03 ヤマツツジ
04 ドウダンツツジ
05 ドウダンツツジ
06 ウツギ
07 ウツギ
08 ?
09 ?
10 ヤマフジ
11 ヤマフジ
12 ?
13 ?
14 ?
15 ?
三国岳 山の妖精たち はこちらから
三角点手前の尾根からの三国岳山容です
手前が山頂、右側が最高点です
吊尾根になっていて双耳峰のような山容です
三国岳-三角点、標高:815.0m
霊仙山が垣間見えます
道中の稜線からの眺望が楽しめます
三国岳-本峰頂上、(標高:894m)
西のほうに少しだけ眺望できます
全体は、中低木で囲まれています
きつい勾配を降りかけ
目の前に三国岳の最高点が現れました
これから更に本日の最低点に向かって降りてゆきます
ツツジがアクセントを添えてくれました

ちなみに勾配は約34度、
※水平500mにおける平均勾配
  短い距離における斜面はもっときついところあり
南追えからの三国岳-最高峰
わき目も振らず一心不乱に足を上げ
ふくらはぎが悲鳴をあげています
あたりは樹木で覆われ
眺望はほとんどありません
三国岳-最高峰、標高:911m
焼尾山から最高点への尾根道です
このときはまだ
勾配がきついことを知らずに歩いています
焼尾山の山容です
暫くゆるい勾配の尾根歩きですが、中低木があり
所々ではありますが近傍の峰々を見ながら進みます
峠直後の登山道です
登山道は上方向に傾斜し
更に左斜めに傾いています
焼尾山頂上、標高:922m
本日の最高峰です
右側には、鈴北岳の山容が見えます
道中にはイワカガミが咲きはじめていました
鞍掛峠(標高791m)、左上方向に進んでゆきます
右側からは、三重県側からの登山ルートです
閑話
三国岳(山)という名前は全国にたくさんあります
もちろん
三つの国の境界にある山という意味ですが
鈴鹿にも二つの三国岳があり、一つめは
滋賀・岐阜・三重の境にあるこの三国岳
そしてもう一つは、鈴鹿南部にある
加太の三国岳(標高:700m)です
こちらは江戸時代の行政区域
近江・伊勢・伊賀の境にあることからです
そして滋賀・京都・福井県堺には
ブナの原生林で知られる三国岳(標高:775.9m)
同じく丹波・山城・近江の境には
三国岳(さんごくだけ、標高:959.0m)
更に若狭・越前・近江の境には
三国山(標高:876.3m)があります
夜叉ヶ池で人気のある三国岳(標高:1209m)は
滋賀・福井・岐阜県堺にあります
ちなみに滋賀・京都・三重県境には
三国塚(標高:628m)があります
国道306号鞍掛トンネル滋賀県側の駐車場です
森の中央部にある白い看板付近が登山口です
御池岳や三国岳へのハイカーでにぎわいます
出入口がトンネルの直前ですので出入りには
注意をする必要があります
登山口
山中の彩:16枚
三国岳山中にて
(滋賀県多賀町/三重県)
ルート・シュミレーション はこちらから
杉の植林地を進みます
横たわっているのは、間伐された丸太で
苔むしています、関係者の間では
間伐材の使用を呼びかけて居られるますが
ここに放置されているということは・・・・
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-三重/滋賀鈴鹿