りょうぜんさんろく/かしわばら ルート 国道出合(13:30)〜標識・ポスト〜林道分岐/鶏舎
〜橋/登山道標識〜市場川4堰堤/Uターン点
〜橋/登山道標識〜国道出合(16:00)
霊仙山麓/柏原 シュミレーション
地  域 25zn:霊仙山/北西C 概要 雪中ハイキングです。霊仙山(標高:1084m)には、登山ルートがたくさんあります。JR柏原駅を起点とする柏原コース、醒ケ井上丹生コース、多賀今畑からの西南尾根コースなどなど。その中で、登坂勾配が一番ゆるく、アプローチが長いのが柏原コースです。国道21号を横切り、林道を暫く進むと鶏舎があり、霊仙山系を源流とする市場川に出会い、沢に並行して、ハイキング気分で高度を稼いで行きます。振り返ると、V字の谷間から伊吹山が見え、山の息吹を一杯吸い込みます。景色など、変化があまり無いので黙々と歩くだけになりますが、花や鳥など目的をもって歩くと、意外な発見があるはずです。今回は、bSの堰堤というポイントまで(駅から約2.5km)ですが、さらに進むと名神伊吹PAからのコース出会、1合目(駅から約4.0km)、梓河内からのコース、そして醒ケ井上丹生コースと出会うことになります。ちなみに、霊仙山頂までは約10kmです。
Mapion 滋賀県山東町
標  高 320m/180m=140m
距  離 約5.0km、斜度:max10°
体力度 16P、☆
山行日 2004.01.15、(曇・晴)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要02:30/歩行02:00
アクセス 自家用車、00:30
備  考 天候急変に注意
ルート・シュミレーション はこちらから
霊仙山麓/柏原
(滋賀県山東町)
若木のいたり
雪の重みに耐えかねて、とうとう、折れてしまいました
もう少し頑張れれば、お日様と言う助っ人があらわれたのに
雪道点描
夕暮れ間近い伊吹山
出発時には、山頂部はほとんど雲で覆われていたのですが
青空が天空を支配してきました
背の高い山頂部にだけ夕日が当たっています
※16:00過ぎですが 日の落ちるのが早いです
※滋賀県以外の方に解説
南雪」とは
滋賀県と岐阜県との
県境であるこの山東町は
雪が降る回数や量が多く
新幹線が徐行したりすることでマスコミに報じられ
県外の皆様にも
ご存知のことと思います
この地域は
滋賀県の「北」地域にあたり
雪が多いのは常のこと
「南」にある地域に雪が多い場合に「南雪」と表現します
したがって
雪の備えが十分で無い
南の地域に雪が降ると
除雪などが大変で
交通に大きな支障が生じます
かなり上ってきました、ハイキングとは言え、標高差は140m
しかも雪道、ひとかどの里山を上っているような感覚です
本日の行程はここまで
積雪量は30cm、彦根と変わりませんでした、今回の雪は「南雪
水が流れている所だけが、蛇のように蛇行しています
V字の先に伊吹山が覗いているのですが
色が同化して、写真の解像度でははっきりと見えないようです
林道と沢が並行しています
V字谷が徐々に深くなってきます
沢の前方は堰堤です
「山をあまく見ないで!」、との注意書きです
標識の現在位置は、左下の赤い線の始まり部分
ガードレールの天端になります
ここで約2.3km、これからが始まりと言う感じです
雪の量も多くなってきました
分かれ道で、右側のほうを進みます
標識で言う右下が醒ケ井ルートです
途中に鶏舎があり
林道は、徐々に勾配を上げてゆきます
鶏舎独特の雰囲気があり
足早に先を進みます
暫くすると、沢(市場川)と並行します
単調な林道歩きからはずれ
水の音に誘われ沢に下りました
落差は1mほど、これも滝なのでしょう
道もついてないので辿り着くのも一苦労でした
鹿の足あとのようです
山間のいたるところにあり
よく観察していると
雪の少ない所を選んでるかのようです
ここが登山道入り口です
右から左方向へ林道を延々と歩くことになります
鳥の足あと
雪中点描 5点
山並みは霊仙山の前衛峰のさらに前衛峰です
足あとが雪野原に続いています
かなり大きな足あとですが、人間のものではありません
国道21号交差点にある標識
これは登山口に対する標識です
南天の枝が
雪の重みに耐えて
耐えて
耐え抜いています
人生を教えられているようです
山東の「落柿舎」
廃屋のそばに立つ柿の木
鳥にも見放された柿の実が
雪をかぶって淋しそう
撮影日:2004.01.15

01 ツバキ
02 ?
03 ミツマタ
04 シュロの葉
05 カキの実
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-滋賀北鈴鹿