しずがだけ/ちょうしたけ ルート 石槫峠(08:50)〜竜ヶ岳山頂(10:20)〜県境分岐
〜静ヶ岳/銚子岳分岐〜静ヶ岳(11:40/12:25)
〜銚子岳頂上(13:25)〜竜ヶ岳〜石槫峠(16:05)
静ヶ岳/銚子岳 シュミレーション
地  域 25zc:竜ヶ岳/北西SE 概要 鈴鹿山脈の中央部にある石槫峠と治田峠の間に、竜ヶ岳・静ヶ岳・銚子岳があります。竜ヶ岳を境にして、北の方面は石灰岩、南の方面は花崗岩で山塊が形成されています。登山ルートは、@石槫峠(竜ヶ岳表道)、A宇賀渓(竜ヶ岳裏道もしくは中道)、B治田峠(青川渓)の3コースです。今回は、@の石槫峠からのピストンです。体調にあわせ、何処でも中断して引き返えせるので、気力を試されるコースです。特に難しいルートはありませんが、県境分岐から銚子岳分岐の尾根歩きは、視界が良いときはすこぶる快調に歩けるのですが、視界不良のときは、獣道など、偽登山道があるので迷いやすいコースです。そんなときは、マイ・マーキングの必要性も考慮に入れての入山が賢明かと思います。紅葉時期に入山しましたので、感激の連続です。特に、竜ヶ岳から県境分岐の間は、シロヤシオが高原状の斜面に点在し牧歌的な雰囲気です。
Mapion 滋賀県東近江市永源寺
標  高 1100m/690m=410m
距  離 約10.5km、斜度:max32°
体力度 63P、☆☆☆
山行日 2006.10.31、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要07:15/歩行05:25
アクセス 自家用車、01:40(鞍掛)
備  考 銚子岳:急勾配
撮影日:2006.10.31

01 アキノキリンソウ
02 リンドウ
03 リンドウ
04 ヒカゲノカズラ群生
05 ヒカゲノカズラ
ルート・シュミレーション はこちらから
竜ヶ岳山頂からの北側パノラマ、静ヶ岳・銚子岳・御池岳・藤原岳・遠足尾根が一望です(3枚合成)
これから、R421を永源寺に向かいます、編集子にとっては、初めてのドライブルートです
1車線ですが、車のすれ違いも容易です
2m以上の車が通らないということで、幾分安心しての通行となりました
この道は、冬期の間は不通となります
R421から竜ヶ岳をなごりに望みます
16:05
登山口に降り立ちました
重ね岩を望遠で見上げています
重ね岩から
石槫峠を望みます
山岳遭難は
下山時が多いといわれています
下山は難しく、疲労が加わり
少しのことで事故につながります
ザレ場でこけたり
雨の下山で滑ったり
こんなことは多かれ少なかれ
殆どの方が経験されています
大事に至らなかっただけ・・・・
空腹や筋肉疲労、カスリ傷でも
広義には遭難・・・・
今日も山行記録を書けることに
安堵感を覚えています
竜ヶ岳の尾根の方からの急勾配の降りで
突然のアクシデント
窪地のザレに足をとられて踏ん張った瞬間
左足にケイレンが発生・・・・
用意していたシップ薬を貼り、3分程でしょうか
痛みも和らいだので、再び歩き始めました
日没近くの気温の降下からでしょうか
アップダウンがこたえたのでしょうか
疲労によるものなのでしょうか・・・・
いずれにしても、登山口近くであってよかったこと
三池岳↓ ↓釈迦ヶ岳
石槫峠
  ↓
至永源寺→
15:30 重ね岩からの竜ヶ岳稜線
     紅葉の真っ盛りです
竜ヶ岳〜県境分岐の
尾根道から
静ヶ岳の全貌です
低い山ながらも
堂々たる山容です
右肩に
御池岳がのぞいています
竜ヶ岳〜県境分岐の
尾根道から
銚子岳・御池岳が望めます
ズームをかけてみました
 ↑
銚子岳分岐

治田峠
御池岳
鈴北岳
   ↓
鈴ヶ岳
   ↓
冷川岳
  ↓
←静ヶ岳
土倉岳↓ ↓銚子岳
藤原岳→
  ↑
三池岳
釈迦ヶ岳
    ↓
雲母峰
   ↓
御在所岳
  ↓
竜ヶ岳中道の尾根から南鈴鹿の峰々
県境分岐から竜ヶ岳山頂を望みます
14:05 銚子岳/静ヶ岳分岐まで戻ってきました
往き還りは、同じルートをトレース出来ませんでした
快晴でそんな状態ですから、ガスなどで視界不良と
なればコースの見極め能力が必要になるところです
遭難とは、このような意外な所でおこるものかも
14:45 県境分岐に戻ってきました
銚子岳の頭がのぞいています
藤原岳
1010峰
 ↓
冷川谷頭
  1143
  ↓
御池岳
 1241
 ↓
鈴ヶ岳
 1130
 ↓
天狗岩
 1171
 ↓
冷川岳
 1054
 ↓
藤原岳
 1140
 ↓
銚子岳ザレ場を右に見て急斜面を登ります
ザレ場が足元まで迫ってきています
何れ崩壊が上まで延びるのでしょう・・・・
銚子岳頂上(標高:1019m) 13:15
鞍部からザレ場を見上げました
12:50 銚子岳取り付きの鞍部(標高:890m)
12:35
再び静ヶ岳/銚子岳分岐に戻り
(上方から降りてきました)
右側に進みます
暫く水平道を進み、標高差100mを
徐々に下ってゆきます
この尾根縦走路もマーカーの紐が
木にくくられてはいますが
視界が悪いときは
ルートハンティングが求められます
静ヶ岳頂上からの展望、南側のみ開けています
正面(南側)の山塊は竜ヶ岳
静ヶ岳と竜ヶ岳の標高差は12mなのに
竜ヶ岳がとても高く見えます
彼方は釈迦ヶ岳、最奥に御在所岳
紅葉のゲートに迎えられ山頂へ・・・・
11:25 静ヶ岳/銚子岳分岐(標高:1006m) 
右に折れると銚子岳
静ヶ岳は上方へ80m余り登ります
黄色く染まった登山道です
静ヶ岳への尾根道、紅葉がきれいです
100m内外のアップダウンです
竜ヶ岳頂上(標高:1099.6)、10:20
360度の展望が開けています
静ヶ岳・御池岳・藤原岳の頭が見えています
尾根道のルートが
笹原にくっきりと掘り込まれています
重ね岩(標高:830m) 09:30
彼方に見える山塊は押立山です
一番きつい勾配の所、ロープ頼りに登ります
雨が降ったら難儀でしょう・・・・
登山口(標高:690m) 08:50
小峠(標高:580m)付近からの竜ヶ岳山容
朝霧が上昇してゆきます
今日はいい天気でありそう・・・
山の彩り:9枚
竜ヶ岳静ヶ岳山中にて
(滋賀県東近江市)
15:00
竜ヶ岳頂上から
中道へのルートです
県境分岐 10:45、左の笹原へ入ってゆきます
いきなりの急登です
最近の山行の傾向として、縦走を取り入れるようになりました。アップダウンがあり、単独峰と違う風景の変化が得られますが、半面体力の消耗は単独峰の比ではありません。今回は、静ヶ岳を目指し、竜ヶ岳経由での縦走です。さらに、北にある銚子岳にも足を延ばすことができました。紅葉に彩られた尾根道をルンルン気分でしたが・・・・
撮影日:2006.10.31

01〜09 紅葉
静ヶ岳山中にて
(滋賀県東近江市)
山中の彩り:5枚
竜ヶ岳〜県境分岐の
尾根道から
市街地を眺めました
竜ヶ岳〜県境分岐の
尾根道から
県境分岐を見返りました
右の尾根が遠足尾根
と呼ばれています
草原の上に赤い玉が
ポツンポツんと
浮かんでいるように
見えるのは
シロヤシオ等の紅葉です
ザレ場天辺から銚子岳を望みます
南側は広葉樹で黄色く色づいていましたが
北側は緑色の植林帯です
ザレ場天辺から竜ヶ岳を望みます

土倉岳
 1050
銚子岳からの眺望、北側のみ樹間から望めます、左に御池岳、右に藤原岳です (2枚合成)

白瀬峠
治田峠分岐(標高:1000m) 13:10、左に向かいます
窪地には水が溜まっていました
獣道がいくつもあり、視界不良のときは
迷うこと必至、遭難対策も必要かと・・・・
竜ヶ岳山頂からの県境分岐
彼方の山塊は藤原岳です
尾根に出てきました、一面熊笹の高原状です
目的地の静ヶ岳さらには御池岳・藤原岳も望遠
重ね岩が見えます
最初の岩場、ロープもあり、難しくはありません
石槫峠(いしぐれとうげ)
幅2m以下の車しか通行不可
山聲-TOP
静ヶ岳頂上(標高:1088.5m)、11:40/12:25大休憩
山悠遊-滋賀中鈴鹿
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
銚子岳が大きく見えてきました
左のザレ場の際を登ることになります
取り付きの鞍部はザレ場の下側です
尾根道といっても、意外と開放的空間