ひゃくりがだけ
ルート 小入谷バス停P(09:15)〜百里新道登山口(09:30)
〜県境尾根分岐(11:30)〜頂上(12:25)〜分岐
〜根来坂峠(13:35)〜焼尾地蔵尊〜P(15:30)
百里ヶ岳 シュミレーション
地  域 25wn:古屋/北西E 概要 野坂山系の南西にある百里ヶ岳は、滋賀県と福井県境に位置します。南西方向約10kmには、ブナの原生林で知られる三国岳(峠)があります。その影響で、この百里ヶ岳にもブナの木が山域に数多く見受けられます。山名は、山頂からの展望が百里四方眺められる、という所からつけられたと伝えられていますが、実際は樹木が視界を遮り、展望はありません。春の新緑・秋の紅葉は、何処も同じですが訪れるものの心を癒してくれます。また春の花は、イワカガミやイワウチワの群生で顔がピンク色に染まるほどです。5月下旬から6月にかけ、ギンリョウソウが怪しげな白い姿で迎えてくれます。登山口は、小入谷越(おにゅうだにごえ)から、百里新道の尾根を北進し、木地山地区南谷から小入谷地区小倉谷への峠:シチクレ峠に出合い、県境尾根出合を経て百里ヶ岳山頂にピストンします。帰路は、県境尾根を根来坂峠まで西進し、旧鯖街道を南下します。
Mapion 滋賀県高島市(朽木)
標  高 931m/440m=489m
距  離 約10.0km、斜度:max29゜
体力度 52P、☆☆
山行日 2007.05.23、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要06:15/歩行04:50
アクセス 自家用車、02:30
備  考 山頂部:急坂滑り易い
百里ヶ岳山中にて
(滋賀県高島市)
撮影日:2007.05.23

01 イワカガミ
02 イワカガミ
03 ギンリョウソウ
04 ギンリョウソウ
ルート・シュミレーション はこちらから
山は花園 百里ヶ岳の妖精たち はこちらから
百里ヶ岳山頂
    ↓
県境尾根出合
   ↓
シチクレ峠
  ↓
←840峰
 根来坂峠
根来坂峠から鯖街道を小入谷に向かう尾根道からの展望、標高800m付近
15:30 駐車場到着
県境尾根
  ↓
762峰
 ↓
焼尾地蔵
 ↓
林道分岐
茅葺の家
詩情あふれる情景です

(もちろん
 文化的なものは写らないよう
 配慮いたしております・・・・ )
流れても流されない橋
里への道

川は道路を跨いでいます
(表現が変でしょうか・・・・)
ために深いところでは10cm
今日は比較的少な目のようです
上流で渡渉できるところを
探したのですがダメ
結局、靴を脱いで裸足で渡渉・・・・
刺すような冷たさ
きもちイイ・・・・
 ↑
渡渉
峰越林道↑
15:00 大倉谷出合
↑小入谷地区/大倉谷↓
林道から外れて山道へ、あとは大倉谷へ直降
林道にはタニウツギが咲いていました
805峰
  ↓
シチクレ峠
  ↓
県境尾根分岐
     ↓
14:35 焼尾地蔵尊
 ↑
林道
 ↑
山道
←焼尾地蔵
焼尾地蔵尊前から
上部林道出合いを見返りました
762峰
  ↓
   ↑
ここから
山間へ
この下に
焼尾地蔵
    ↓
武奈ヶ岳
    ↓
山腹を巻くように縫っている峰越林道
朽木小入谷から
若狭上根来に続いています
鯖街道はこの林道を横に見ながらの
並走です
小入谷(おにゅうだに)と
読むそうです
鯖街道は
若狭の遠敷川沿いに
若狭湾へとつながっています
遠敷(おにゅう)と読みます
小入と遠敷
読み方が同じです
何か曰くでも
あるのでしょうか・・・・
編集しながら
ふと考え込んでしまいました
武奈ヶ岳
 ↓
釣瓶岳
   ↓
蓬莱山
 ↓
何処まで下っても
見晴らしのいい尾根が続きます
三国岳(峠)
  ↓
鯖街道(さばかいどう)とは
若狭地方で獲れた魚貝類などを京都に運ぶために整備された街道の歴史的な名称
その魚介類の中でも
特に鯖(サバ)が多かったため
鯖街道と言われるように
なりました。(Wikipedia)
805峰
  ↓
シチクレ峠
    ↓
地蔵谷峰
 ↓
根来坂峠に戻り、鯖街道を小入谷に向かって下山します、尾根からの展望:抜群です・・・・
 ↑
720峰
 ↑
650峰
武奈ヶ岳
 ↓
蛇谷ヶ峰
釣瓶岳
   ↓
蓬莱山
 ↓
地蔵谷峰
    ↓
岳山
  ↓
若狭湾
  ↓
ブナ林 木の根道
山頂からの南西展望、これ以外は樹木で遮蔽
三国岳(峠)
 ↓
11:55 百里ヶ岳頂上
一等三角点:木地山、標高:931.3m
日本海/琵琶湖の分水嶺
ブナ林
蛇谷ヶ峰
  ↓
蓬莱山
 ↓
武奈ヶ岳
  ↓
岳山
 ↓
地蔵谷峰
  ↓
805峰支尾根
 ↓
百里ヶ岳山頂
 ↓
県境尾根分岐
  ↓
10:35 720峰
樹間から垣間見える東側展望
09:40 650峰

この付近にギンリョウソウが
頭を出していました
09:30 百里新道登山口、標高:501m
右のアスファルト道路は
小入谷越(おにゅうだにごえ)です

峠の詳細 はこちらから
山中の彩り:4枚
14:15 林道出合、すぐ道から外れます
見晴らし尾根からの南展望
見晴らし尾根からの北東展望
13:45 小入谷展望台からの眺望:北側展望、若狭の山々
峠の見張り番:ブナの巨木
13:25 根来坂峠(ねごりざかとうげ)、標高:840m

峠の詳細 はこちらから
根来坂峠へは
前方の峰(標高:860m)をこやして・・・・
もうすぐ山頂です
尾根道からの南東展望、比良山系まで望めます
百里ヶ岳山頂へのヤセ尾根
急坂
樹間から山頂がのぞきます
登りの登山ルートに選んだ百里新道は
戦後まもなく
木地山南谷奥のマンガン採石所から
マンガンを背負って小入谷越まで
運ぶために尾根を切り開かれたものだと
いわれています
シチクレ峠は
南谷からこの尾根道の出合にあたります
↓南谷/県境尾根→
↑大倉谷/登山口→
805峰過ぎの急坂
805峰を下るとヤセ尾根になり
一気に東側展望がひらきます
ブナ林
蛇谷ヶ峰
  ↓
地蔵谷峰
  ↓
登山道にはいると
イワカガミの葉が一面に・・・・
花の時期だとすごいことカモ
バス停から根来坂峠方向(帰路予定)
を見つめます
11:30 県境尾根出合、標高:850m
シチクレ峠のヌタ場
峠の詳細 はこちらから
11:15 シチクレ峠、標高:780m
11:00 805峰
山は、平地よりも高く隆起した地塊(広辞苑)、とあります。里にいて望める山もあれば、前衛峰の影に隠れてその全貌が見えない場合があります。この、百里ヶ岳も、その懐の深さから、頂上を望むには、相当遠方で高度を上げなければなりません。文字通り、百里:392.7km=遠くから。峠歩きも楽しみな山です・・・・
09:15 小入谷バス停、ここに路傍駐車
     この橋をわたり、登山口まで約0.5km
山悠遊-滋賀野坂
山聲-TOP
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき