ななずがたけ ルート 八田部橋P(10:50)〜前衛峰P381峰(11:20)
〜七々頭ヶ岳頂上(12:15/12:50)〜瑠璃池
〜七々頭ヶ岳山頂〜P381峰〜八田部橋P(14:20)
七々頭ヶ岳 シュミレーション
地  域 25n:木之本/北東N 概要 七七の頭とは一体何のことかな、と前から不思議に思っていました。山岳ガイドブックの解説によると、「麓の集落から七つの尾根を集めた頭の意」とありました。実際に、ルートマップを作成してみますと、この説の通り、等高線が人の手のひらのように入り組んでいることがわかります。登山口は上丹生集落から700mほど進んだところに口を開けていて、急坂で始まります。前衛峰(第1ピーク)に上がりきると、西側に視界が広がり、行市山が見えます。緩やかな尾根道を北に向かって暫く進むと、また急坂。山野草や景色を愛でるゆとりがないまま第3の急坂へ。ブナの大木が優しく包んでくれるなか、最後の一踏ん張りで山頂に到着。山頂を西の方に伝説の瑠璃池「・・・・この池の水で清めると美しくなる・・・・」があります。池といっても水溜りですが、ブナの樹林のおかげで水が枯れないと言われています。6月頃はササユリ、秋には紅葉が楽しめます。
Mapion 滋賀県余呉町
標  高 693m/180m=513m
距  離 約4.5km、斜度:max36°
体力度 34P、☆☆
山行日 2004.06.18、(曇)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要03:30/歩行02:45
アクセス 自家用車、01:10
備  考 前衛峰まで急坂
ルート・シュミレーション はこちらから
七々頭ヶ岳の貴婦人ササユリ

ガイドブックによると、咲き乱れているような表現がなされていましたが
3箇所で散見できるだけでした
盗掘などで激減しているのでしょうか
瑠璃池伝説
「昔、五穀豊穣を祈る舞を
舞うことになった少女にデキモノができ
高熱が出た。朝夕、山頂の観音さまに
祈祷すると、白髪の老人が現れ
西に下った所の清水で
清めよと告げたので
その通りにすると、デキモノが治った
それ以来、この池の水で清めると
美しくなると言われている」
(余呉町民話)


地元の方の手によって
大切にされています
ブナ樹林のおかげで
水が涸れないと思われます
いつまでも水が涸れませんように
ブナの大木
第3のピーク手前でみっけ
山頂部
西林寺観音堂がひっそりと佇む
前衛峰:第1のピークからの眺望、奥の山は行市山
登山口から表高差約200mの一気登り
目の前に
ぽっかりと出口が見える
第1のピークに辿り着く
山野草など、愛でるゆとりも無し
汗が滴り落ちる
足のふくらはぎに負担がかかります
高時川にかかる八田部橋上部から山容を見上げる
山頂の前に前衛峰が立ちはだかる
登山口
右側に八田部橋がある
駐車場は左側
とても広い
山の彩り:5点
七々頭ヶ岳山中にて
(滋賀県余呉町)
撮影日:2004.06.18

01 ササユリ
02 ササユリ
03 オカトラノオ
04 ガクアジサイ
05 ニガナ
七々頭ヶ岳の山容:奥の峰が山頂、その右側の峰が前衛峰、森の際に高時川が流れている
山容は富士形で、丹生富士とも呼ばれ信仰の対象とされています
山頂から50mほど西側に
三等三角点がある
眺望はほとんどありません
高時川の清流
登山道の際から
川岸に出られる
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
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