峠↑
←須川地区
おおのぎやま/いわくらやま ルート 路傍駐車(10:05)〜峠越・須川山麓出合(11:30)
〜大野木山道路口(11:50)〜大野木山(12:40)
〜岩倉山(14:05)〜山麓道路出合〜P(15:45)
大野木山/岩倉山 シュミレーション
地  域 25ni:関ヶ原/南西N 概要 大野木山と岩倉山は、伊吹山地の南に位置し伊吹山からは独立した里山として形成されています。古くから、軍事的・政治的・経済的に重要な位置を占めていることから、室町期には砦(城)が設けられました。また、戦時中には、山麓の平地が山によって土塁のように取り囲んでいることから、旧陸軍省の弾薬倉庫として利用された所です。山頂には、境界柵の残骸が往時の物々しさを物語っています。岩倉山の山中には、鍾乳洞があり、山上にはそれを示すかのようにカレンフェルトが見受けられます。大野木山には無線中継所と大きなアンテナが設置されていて、山塊の位置が遠くからでも容易に視認できます。山頂までは、中継所の管理用道路が伸びていますので、車道を歩きます。春にはツツジが咲き乱れ、ツツジ祭りなども行われます。尾根縦走は、一部にブッシュがあり、踏み跡もありません。特に岩倉山からの下山は、獣道を強行突破です。
Mapion 滋賀県山東町
標  高 374m/170m=204m
距  離 約11.5km、斜度:max29゜
体力度 41P、☆☆
山行日 2007.12.19、(曇)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要05:40/歩行04:50
アクセス 自家用車、00:30
備  考 尾根道:一部ブッシュ
撮影日:2007.12.19

01 山イチゴの実
02 山イチゴの実

雪をかぶった伊吹山、たまたまこの時から暫くの間、山頂部にあった雲が消えました
国道21号から城山の東山麓辺りを通過する時の伊吹山の表情です。山頂の観測所がみえます
岩倉山
  ↓
伊吹山
 ↓
旧陸軍省火薬倉庫の土塁
火薬倉庫用土塁
この土塁は火薬倉庫への万一の誘爆に備えて設けられて者です。敷地内には本洞窟、半洞窟利用のもの以外に、こうした一棟毎に土塁で囲った倉庫総数二十八棟が、七箇所にまとまり、整然と建ち並んでいたのです。また、用地境界は鉄条網が張り巡らされ、その内側は樹木伐採による防火線がつくられるなど厳重さを極めました。(関ヶ原町)
山麓道路から東側を見つめます
岩倉山東尾根
  ↓
岩倉山から北東尾根で
山麓にいたるのですが
ブッシュ状態です
今回は、一気に南東斜面を
強行突破いたしました
踏み跡はなく獣道を通ります

濡れた枯葉の上
気をつけていたのですが
スッテンコロリン・・・・
それも2回もデス
ズボンも靴も泥だらけ
今回は洗濯が大変・・・・
岩倉山南稜
     ↓
14:05
岩倉山(いわくらやま)
標高:338.4m
三等三角点、点名:王ノ村

三角点を探したのですが
辺りには見つかりませんでした
←柵支柱
山麓には
関ヶ原鍾乳洞があります
ちょうど真上辺りになります

辺りには有刺鉄線が張られてあったであろう境界柵の残骸
のコンクリート製支柱が
尾根に沿って林立しています
まるで道案内をしてくれているように・・・・
←柵支柱
大野木山から岩倉山への尾根道は、所々にブッシュが待ち構えています
踏み跡はほとんどありません
マーキングもなく、地図の読図力とルートファインディングを要求されます
幸い、標高が低いので迷っても、強行突破で麓に降りられ
大事には至らない山域ではあります
伊吹山
 ↓
弥高山
 ↓
上平寺越峠
 ↓
伊吹山 南東尾根
1170峰
 ↓
 ↑
ドライブウェイ
管理用道路の途中にあった泉
             :注連縄が張られています
12:40 大野木山山頂
           無線中継所アンテナ
大野木地区から見る大野木山
大野木山
 ↓
11:50 大野木山アンテナ管理用道路入口
11:40 須川地区からの伊吹山(北西方向)
大峰山砦跡と千畳敷
無線中継所の塔の建つ一帯と、南千畳敷辺りに砦が設けられていました。京極氏によるものですが、大野木氏によって構築されたものともいわれています。南千畳敷辺りは田中城と言われ、織田信長が足利将軍を連れて京へ上る途中、将軍は上菩提院へ止宿、自らは田中城に入るとあります。
                                             (表示看板-一部編集)
峠道に出て西進すると
獣止めの柵に突き当たりました
(林の中の道を降りてきました)
そこを潜って須川地区へ・・・・
←至米原
(新幹線)
伊吹山
  ↓
七尾山
 ↓
大野木山
 西稜
  ↓
11:15 尾根道ピークからみる
     伊吹山(北西方向)
大野木山に至る尾根道は
50m程の下りのブッシュのため
北進を断念、峠道を西側山麓
(旧山東町須川)にルート変更
大野木山へは西側に設けられているアンテナ管理用道路を使用することにしました
野瀬山北尾根は笹のブッシュ
一部はきれいに刈り取られ
石仏の所までは順調に進み
すぐ近くにピークがあります

そこからは峠道を探して
藪コギの苦行・・・・
伊吹山
  ↓
野瀬山北尾根にあった石仏(祠のある立派なもの)
尾根伝って峠道に合流するべく北上・・・・
10:20 中狭川の支流
川の脇を林道が峠に向かって延びています

林道は枝道が沢山あり、道なりに進みます
それがいけなかった・・・・
途中で道が切れ野瀬山の北尾根に出合い
思ってもいなかったっ所にでてしまいました
大野木山
 ↓
岩倉山南山麓からの山容(北方向)
14:45 山麓道路
岩倉山南東斜面からの展望
尾根道のいたるところに
石灰岩が露出しています
大野木山山頂からの伊吹山展望(北西方向)、山頂部は雲におおわれて・・・・
泉の拡大
12月に入って
天候にも恵まれなかったため
山行に出掛けらず
からだは丸々と太り・・・・
ようやく湖北時雨も一休み
出掛けることがかないました
伊吹山にも雪がかぶり
高山は冬のたたずまいです
でかけてきたのは関ヶ原
滋賀県と岐阜県の県境
あまり知られていない山なのか
情報も少なくて・・・・
山に入ると踏み跡もなく
尾根はブッシュが待ち構え
雨上がりということもあり
濡れた枯れ草に足をとられ
いやはや・・・・
ルート・シュミレーション はこちらから
山の彩り:2枚
大野木山山麓にて
(滋賀県米原市)
道路から北西側を見つめます
右山麓を回り込んだところに
関ヶ原鍾乳洞があります
大野木山
 ↓
旧陸軍省の標柱
その昔
弾薬倉庫があった山域です
13:10 350m峰

ここは下草もなく
穏やかな尾根の表情です
大野木山(おおのぎやま)、標高:374.3m
三等三角点、点名:大野木
別名:大峰山(おおみねやま)
  ↑
大野木山北尾根
10:05 路傍駐車 出発

中狭川と新幹線関ヶ原トンネルの
交点の真上にあたるところに駐車、山間からは
大野木山山上に建つアンテナが視認できます
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
城山
 ↓
山聲-TOP
山悠遊-滋賀伊吹