いぶきやま ルート 登山口P(23:20)〜三合目(00:45)〜五合目
〜山頂(03:05/日の出05:07/05:25)〜八合目
〜五合目(07:10)〜三合目〜登山口P(09:20)
伊吹山-夜間登山 シュミレーション
地  域 25ni:関ヶ原/北西N 概要 伊吹山は、石灰岩の地質で薬草や草本植物(植物の地上部が柔軟で、木質を成さないものの総称、俗に草と称するもの)の宝庫です。中でも、4月から10月にかけて山頂一帯は、花々でおおい尽くされます。中には、伊吹山の「イブキ」を冠する植物もあり、これを目当てに訪れる登山者も多いところです。このように、高山植物が多いということもあり、日本百名山にも選定されています。一合目から山頂までの間は、高木がほとんどなく、高原の様相を呈していて、水場もない登山道を盛夏に歩くとなると、熱中症にかかる恐れがあり、水分補給には注意が必要です。登山道は、山頂までしっかりしたルートで、危険性も少なく、夜間登山も可能です。独立峰で、滋賀県第1位の標高を有し、眺望は抜群、大展望が展開します。また、八合目の高さまで伊吹山ドライブウェイが通じているので、比較的簡単に山頂に足跡を残せます。故に、お花畑とご来光・避暑などを目的に、ここを訪れる観光客も多い。
Mapion 滋賀県伊吹町
標  高 1377m/200m=1177m
距  離 約11.5km、斜度:max27°
体力度 72P、☆☆☆☆
山行日 2005.08.09、(曇・晴)
形  態 夜立日帰り、1名
時  間 所要10:00/歩行06:10
アクセス 自家用車、00:30
備  考 登山道:遮光対策必要
山は花園2005山の妖精たち はこちらからどうぞ


伊吹山2004-花畑
 もご覧ください
伊吹山山容、3合目から上部にかけては雲の中、今年は天候が不安定です
右から左に横切っている白い建物は鉱山のベルトコンベアのラインです
左の山の斜面に、山肌が現れているところは鉱山の操業の印
巷の情報
伊吹山スキー場にスキーに適した雪が少なく
経営母体である会社が撤退することを決定
このリフトやゴンドラもその影響でシーズンを前に(2005年10月)廃止が決まったようです
後を引き継ぐ会社がなければ自力登山です
7合目からの眺望
このあと、徐々に雲が薄くなってきました
9合目からの3合目方向眺望
ターゲットは4号目にある高圧線鉄塔です
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ここに注目
8合5勺からの眺望
シシウドが林立?しています
山頂から鈴鹿山系を望む
雲海に峰々が頭を出しています
前方が霊仙山系、その奥に御池岳が・・・・
シモツケソウの群生
山頂のお花畑から北尾根方向を眺めました
白く蛇行しているのは国見峠への林道
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北尾根
虎子山 ↓
閑話
夜間登山は、当然のことながら体のリズムを壊す行為です。睡眠している時間に、体を動かしているのですから、眠くもなり、疲れるのも無理はありません。そこまでして夜登るのは、山頂でご来光(日の出)を見たいからに他なりません。山頂直下まで車で来るという楽な方法もあるのですが、そこはそれ、山好きの性(サガ)というものでして・・・・
日の出度は約30%(編集子測候所発表)でしたが、それなりの写真撮影ができましたので納得して山を降りました。当日の山頂人口:約50人※
(※編集子の記憶しているのは山頂が人で埋まった昭和50年代で、概ね1000人程度(測定不能)で、登山口から山頂まで、光の帯ができたのも今は昔です)
御嶽山と木曽駒ケ岳(中央アルプス)の山並が(だと思います)
シルエットで浮かび上がり、その間から日の出が始まりました
梅雨明後、夜ごと(20:00頃)北の空を見つめ、星屑の降るのを待ちかねていました。
仕事の都合と、体調と天候
いわゆる三位一体がようやく整った8月8日の夜、伊吹山の夜間登山がかなったのです。
(※本当のところは、北アルプスの表銀座:燕岳〜常念岳を計画していたのですが、現地は天候不良で予定変更)
   ↑
日の出位置
(方位角:70度)
風速:7〜8m/s前後の西の風が吹きつけ、体感温度15℃程度
汗で濡れている身体に寒さを感じます。
曇度はご覧のように約20%程度
日の出ウォッチングの条件としてはあまり芳しくありませんでした。
完璧には程遠い日の出でしたが
かろうじてその全容を捉えることができましたので
その状況をご覧くださいませ。
日の出データー
月日:2005年8月9日
北緯;35度25分6秒
東経;136度24分23秒
方位角;70度
日の出時刻;05:11
登山口の上野にある三之宮神社
無事下山の挨拶をして伊吹山を後にしました
登山口
右側に1合目へのリフトのりばがあります
左の道路を少し進むとゴンドラ乗り場
そして、細い道は3合目までのびています
3合目のユウスゲの群生、今、08:00
花が少なく感じるのは花弁が閉じているから
多くのはなびらも散りかけ最盛期は終りました
2合5勺からの山容、ここから下の登山道では山頂はみえません
3合目、伊吹高原ホテル前から山容を振り返りました(3枚合成)
4号目、リフト乗場からの眺望
3合目が見えてきました
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ここに注目
7合5勺からの眺望
わずかの時間なのですが空の色が白から水色に変わってきました
でも、山頂方向を振り返りますとまたぞろ雲が沸いてきました、雷様の話し声も聞こえてきます
↓ 国見岳
貝月山 ↓
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御嶽山
  
中央アルプス
山の彩り:9枚
伊吹山に
(滋賀県米原市)
1合3勺、もうすぐ1合目です
昨夜、放し飼いの犬に追っかけられました
ライトの光で追い払いはしたのですが・・・・
2合目から1合目を眺める
1合5勺から1合目を眺めます
8合目からの眺望
雲海に浮かぶ北鈴鹿の峰々
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ここに注目
↑ 国見峠
伊吹測候所の北側崖際から登山口方向を見る
山頂南側崖際から測候所方向:三角点を見る
実際の日の出時刻 05:12::28
撮影日:2005.08.09

01 メタカラコウ群生
02 シモツケソウ群生
03 クガイソウ群生
04 シシウド
05 ギボシ群生
06 クサボタン群生
07 ユウスゲ群生
08 ヒメフウロ?群生
09 アカツメクサ群生
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-滋賀伊吹
日の出ショー:8枚
ルート・シュミレーション はこちらから
伊吹山山頂にて、2005.08.09
日の出時刻 05:11
 (海上保安庁 海洋情報部資料より計算)