はんどうさん/こうしんさん ルート 路傍駐車地(9:45)〜飯道神社・行場巡り
〜飯道山頂上(12:05)〜貴生川分岐(13:00)
〜庚申山・広徳寺(14:20)〜路傍駐車地(15:05)
飯道山/庚申山 シュミレーション
地  域 25k:三雲/南東E(飯道) 概要 飯道山は、信楽・水口・甲西町との境に盛りあがる山で、近江の大峯山とも呼ばれました。その昔、役の小角によって開かれたたと言われています。頂上には、奈良時代に創建され、中世には修験の道場として栄え、明治の廃仏毀釈によって廃絶した飯道寺の跡があります。石塔が現存し、往時の隆盛を偲ばせます。付近には、修行の場であった奇岩・奇石が散在し、断片ではありますが、現在もその厳しさを体験できる行場めぐりとして道標が設置されています。その近くには、飯道神社があり、西側に展望が開けています。山頂では、三上山や鈴鹿の雨乞岳方面(北側)の視界が得られます。安土時代の武将:織田信長もこの頂きに立ったようです。飯道山の東南に庚申山(標高:406.9m)があり、展望台からの眺めは秀逸で、水口の町並みや、伊吹山、鈴鹿山脈が一望できます。山頂近くには広徳寺があります。
Mapion 滋賀県水口町
標  高 664m/320m=344m
距  離 約10.0km、斜度:max27°
体力度 38P、☆☆
山行日 2003.12.14、(晴・曇)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要05:20/歩行04:20
アクセス 自家用車、01:30
備  考 一部ガレ場;足首注意
ルート・シュミレーション はこちらから
飯道山頂上から貴生川コースの下り道
石がゴロゴロ、転ばぬようにご注意を
行場巡り−4
阿弥陀石と呼ばれています
情景が阿弥陀三尊に
似ているからなのでしょうか
神社本殿の裏側にあります
これらのほか
沢山の巨岩が見る者を
圧倒してまいります
この行場巡りのコースは
神社の脇にあり
約350mだと聞かされました
所要時間が
2人で30分もかかりました
いかに厳しいか
想像してみてください
行場巡り−2 「蟻の塔渡り」
右側の巨岩の足元に
人一人が通れる
足がかりがあり
さらにその先には
両側から挟み込まれるような
岩でできた空間がある
もちろん左側は崖
光の加減と
撮影ポイントの関係で
状況が伝わらないと
思いますが
思いのほか厳しい所です
行場巡り−3 「胎内くぐり」
狭い穴を潜り抜けます
登山口
カメラの後ろは
国道307号と信楽高原鉄道が通っています
駐車場は特になく
ここの手前約500mのところの路肩におきました
公共交通機関となると
JR草津線の「貴生川駅」か
高原鉄道の「紫香楽宮跡駅」で
共に、約5kmです
庚申山山頂に立つ庚申堂
わが国の真鍮の祖といわれる藤左ヱ門が建てたと伝わります
庚申山は最澄が山を開いて広徳寺を創建したのに始まるといわれる
展望台からの眺めは秀逸
ここには自家用車でこられます、落ち葉でのスリップ注意です
飯道山山頂
先着のパーティーが文字通りのパーティーを
後続のパーティーがあることもお構いなし
絶好の撮影場所では、お互い譲り合い
こんなことをしないように致しましょう
飯道山の山容です
庚申山展望台からの眺めです
飯道寺跡です。往時は5院36坊を数えたといわれる。今は石垣に面影を残しています
飯道神社本殿(重文)、奈良時代に建てられ
平安期には神仏習合の飯道寺として栄えた
行場巡り−1 「平等岩」
この鎖場、なかなかてごわい
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
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山悠遊-滋賀甲賀