歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山悠遊-滋賀湖東
みかみやま(おうみふじ) ルート 御上神社P(10:10)〜表道登山口〜二越展望所
〜割岩〜三上山(11:55/12:50)〜東龍王〜打越
〜女山(P270峰)(13:35)〜裏道登山口〜P(14:25)
三上山(近江富士)
表道〜裏道
シュミレーション
地  域 25es:野洲/北西S 概要 三上山は、「古事記」の記述や和歌にも詠まれた由緒ある山で、「近江富士」という愛称があります。藤原秀郷(俵藤太)による大ムカデ退治伝説が残ることから「ムカデ山」の別名もあります。山容が秀麗な三角錐の稜線であることから、周囲からのランドマーク的存在となっています。綺麗な山容も、近かくから眺めると二つの峰に分かれ、頂上部を男山、南西の峰(P270)を女山と称されます。登山道は、御上神社側からの@表道とA裏道、B近江富士花緑公園側からのルートが整備されています。いずれも登山口から山頂まで1時間程で着き、誘導標識をはじめ、急坂には丸太階段や手すりなどが設置されています。御上神社側から登山する場合は、御上神社駐車場の利用が便利です。また、雨や雪が降ったときは、岩肌が非常に滑りやすくなるのでスリップや滑落など注意が必要です。眺望は山頂展望所と表道二越の岩場から南西側に可能です。
Mapion 滋賀県野洲町
標  高 432m/100m/=332m
距  離 約3.5km、斜度:max35°
体力度 24P、☆
山行日 2015.06.10、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要04:15/歩行02:50
アクセス 自家用車、01:30
備  考 岩肌スリップ注意

10:10 御上神社駐車場出発、H/L:100m/0kp

悠紀斎田跡の碑

悠紀斎田跡からの三上山
 悠紀斎田(ゆきさいでん)
大嘗祭(だいじょうさい)で悠紀殿(ゆきでん)の神饌(しんせん)として使われる穀物を作る田
悠紀殿は、大嘗祭の祭場となる殿舎のひとつ
御上神社の斎田は、昭和天皇即位時に指定されたそうです
以降、毎年5月には御田植祭として、昔ながらの服装で田植えが行われます
 
蒼空のらくがき
 
10:20 表道登山口、H/L:110m/0.4kp

表登山口から見返り
左奥の森は御上神社の森

表道登山口傍にある大岩:魚釣岩
むかし、神様がここで魚釣りを・・・・

10:30 裏道分岐・妙見堂階段参道
H/L:180m/0.7kp

10:35 妙見堂跡、H/L:190m/0.8kp
右の建物のみ残る:手水舎

妙見堂手水舎の水桶「彰水」

↑中段の道北回/妙見堂跡↓/三上山山頂↑

二越分岐

10:45 二越、H/L:230m/1.0kp

二越からのパノラマ(150〜270°)、標高:230m位置にて
中右奥:音羽山

二越展望所からのパノラマ(110〜290°)、標高:220m位置にて
左:女山(P270峰)、中左奥:鶏冠山、中央:安養寺山、中右奥:音羽山、右奥:比叡山

二越展望所からの三上山山頂

二越展望所からの山麓俯瞰

割岩分岐
岩が真二つに割れているところから
「割岩(われいわ)」と呼ばれます
ちょうど人間が一人通れる割れ目になっています

11:10 割岩、H/L:310m/1.3kp

割れ岩のまわりは檜の木立

突入です

反対側から

中央の雰囲気は

割れ目がきれい

見上げてごらん
割れ岩の中にはいってみました、狭い所で約30cm
このところ太り気味で中で身動きが取れなかったらと・・・・
無事通過できました 

「割岩(われいわ)」の上部

割れ岩の上部から岩の露出が顕著になり
登山道も険しくなってきます

これも「割れ岩」
大きな岩がバランスよく乗っています

尖り岩の樹間からの音羽山方面

木の根っこも岩にカラミつき出しました

同左か所の上部から俯瞰
 
岩の廊下:見上げ
 
岩の廊下:俯瞰、比叡山展望

「岩の廊下」上部からのパノラマ(260〜340°)
左:比叡山、右:比良山系 

「岩の廊下」上部からの比叡山望遠
左:大比叡、中右:水井山、右:小野山

「岩の廊下」上部からの北側展望
左:リトル比良、眼下:妙光寺山、右前:岡山

11:55 三上山山頂展望台からのパノラマ(160〜300°)、H/L:420m/1.5kp
左奥:金勝アルプス、眼下:女山(P270峰)、中央奥:音羽山、右:比叡山

三上山山頂展望台からのパノラマ(160〜300°)、展望台パノラマ案内板
左上奥:金勝アルプス、眼下:女山(P270峰)、中央上奥:音羽山、右上:比叡山

三上山山頂展望台からのパノラマ(140〜270°)
左下:菩提寺山、最左:飯道山、左:阿星山、左中奥:金勝アルプス、右中奥:音羽山 

山頂展望台からの南側展望
最左:烏ヶ岳、左:飯道山、中央:阿星山
左中:菩提寺山、右上:金勝寺山

山頂展望台からの西側展望
右:大比叡、中央奥は愛宕山方面
眼下に新幹線が通ります

至高のひととき・・・・

山頂の奥津磐座・鳥居・奥宮

鳥居越しの西側展望
 
奥津磐座(おくついわくら)

12:50 三上山頂上(近江富士)・雄山/男山
H/L:432m/1.6kp
展望はありません

三上山案内板
温度計がついています、只今気温:24℃
日陰は意外と涼しい

裏道登山道降り口
←三上山頂上/表登山道↓/展望台→
12:50 これから裏道を降ります

「苔が谷」樹間からの東側展望
左:鏡山、中列:雪野山、奥:押立山
眼下:希望ヶ丘

近江富士花緑公園側からの三上山
山頂の鞍部が「苔が谷」の登りつめたところ
双耳峰の状態が顕著にわかります
左峰:雌山、右峰:雄山(男山)−三上山頂上

日向山(三上山から南南西に3.2km)山麓からの
三上山山容、撮影日:2009.01.06
女山(P270峰)が本峰と重なり秀麗な三角錐
中央法尻:城山、右:天山

山頂の案内板によると
「孤峯に見える三上山も近くでは男山・女山の二峯からなり」、とあります
野洲市観光物産協会によると
山頂の南西側にある小さな峰(標高:270m)を、「女山」と紹介されています
野洲市観光物産協会hp・登山マップ参照」

先輩諸兄のhpを拝見すると
前出の二峯と、吊尾根の二峰とが混同され
雄山/男山・雌山/女山などと、とらえ方がマチマチになっています

当hpでは、これらをふまえ
孤峯に対する三上山頂上(主峰)を・・・・男山(おやま)と称し
主峰の南西にあるP270峰を・・・・・・女山(めやま)、呼びます
一方、吊尾根に対する三上山頂上(主峰)を・・・・・・・雄山(おやま)と称し
頂上の南側にある南峰を・・・・・・・雌山(めやま)と表現します
すなわち、三上山頂上は、雄山/男山となります

この女山(P270峰)は、「遥拝峰とか拝殿峰、幣殿峰」などと呼ばれそうです・・・・ 

12:55 雌山(めやま)、H/L:420m/1.7kp

東龍王

裏登山道の急斜面
湿潤時は滑りやすいのでご注意を

13:30 打越(うちこし:小さな峠の意)
H/L:250m/2.3kp
木の根道 

P270峰への取付

P270峰山頂部、展望なし

13:35 P270峰山境標、H/L:270m/2.4kp

13:40 打越・中段の道分岐、H/L:250m/2.5kp

裏道への降り路、ここから岩は少なくなる

裏道登山道

14:00 表道分岐、H/L:150m/2.8kp

14:05 裏道登山口、H/L:130m/2.9kp

裏道登山口にある駐車場
御上神社の御旅所になっています
四阿の手前にモニュメントがあります

モニュメント:七回り半の「ムカデ」をモチーフ?
どうみても「八回り半」に見えてしまう
のは、編集子だけでしょうか・・・・

14:15 天保義民の碑、H/L:130m/3.0kp

天保義民を安んずる「天保祠」

裏道登山道、天保義民碑:巨大な道標

山麓から御上神社の杜と悠紀復元斎田

二越展望所、休憩している人が見えます

三上山頂上望遠

西側山麓からの三上山見上げ
中左:三上山本峰・男山、右:女山(P270峰)

14:25 駐車場到着、H/L:100m/3.5kp

御上神社神門
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山里の彩り:2種06枚/三上山山中にて
スライドショーはこちらでご覧いただけます
 
山聲-TOP