歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
山悠遊-滋賀湖東
おかやま ルート 岡山園地P(11:00)〜西峰登山口〜西峰(11:50)
〜万葉歌碑〜藤ヶ崎龍神〜岡山北登山口(12:50)
〜岡山(13:15)〜西登山口〜岡山園地P(14:00)
岡  山 シュミレーション
地  域 25e:近江八幡/北西E 概要 岡山は、八幡丘陵の西側にあり、琵琶湖岸に接する三つの峰からなる独立した里山で、遠目からでは琵琶湖に浮かぶように見えます。中央の大きな峰を尾山、西側の峰を頭山、東側の一番低い峰を小山と呼ばれています。戦後、この辺りが干拓されるまでは、四方を湖で囲まれた小島であったそうです。現在は、中峰と西峰との間を道路が分断するように通っています。中峰には室町期に城が築かれ、「水茎(すいけい)岡山城」の石碑が立っています。当時としては、さながら琵琶湖の浮城という様相であったと推察されます。西峰:頭山の北山麓の湖岸には藤ヶ崎龍神の社があります。湖岸からの眺めは、奥島丘陵を北側眼前にし、北近江や湖西の山々が琵琶湖に浮かぶように眺められ、優れた景勝地です。万葉集や新古今集などにも四十数首が詠われ、古来より水茎の丘、筆ヶ崎、硯ヶ淵等の名を残しています。
Mapion 滋賀県近江八幡市
標  高 188m/85m=103m
距  離 約3.5km、斜度:max23゜
体力度 14P、☆
山行日 201012.26、(晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要02:40/歩行02:00
アクセス 自家用車、01:00
備  考 西峰山頂:ブッシュ
万葉歌碑
西登山口 峠西側展望
西登山口 峠北側展望
↑北登山口/尾山→
←頭山/日野川↓
↑日野川/頭山→
←尾山/北登山口↓
13:15 岡山(別名:尾山)
     標高:187.6m
     二等三角点、点名:岡山
     展望:無し
岡山山頂部
城址の堀切
階段を上りきったところに地下水槽、その近くからの東側遠望
津田山
   ↓
長命寺山
 ↓
沖ノ島
 ↓
藤ヶ崎 琵琶湖岸からのパノラマ(5枚合成)です
奥島丘陵
 ↓
沖ノ島
  ↓
比良山系
  ↓
昭和天皇ご即位御大典記念石碑
 「高御座のおらす年のよろこびを志るし
           とどめよ水くきの岡」
           昭和4年3月31日建立

山麓の琵琶湖岸は景勝の地で万葉集や
新古今集などで詠まれた歌の舞台です
歌碑、標高:110m
沖ノ島
 ↓
西峰山頂はブッシュ
津田山
  ↓
長命寺山
 ↓
11:00 岡山園地 出発、標高:90m
藤ヶ崎 琵琶湖岸からの奥島丘陵です
長命寺太郎坊権現祠前からの南側展望、岡山から南西に約3.1km、撮影:2010.12.19
南側山麓からの岡山山容
西登山口にある城址石碑「史蹟 水茎岡山城址」
↑日野川
13:30 岡山西登山口、標高:100m
北登山口→
12:50 岡山北登山口、標高:90m
登山口は訳00段の階段が伸びています
12:35 藤ヶ崎龍神、標高:85m
西峰(頭山)登山口
比良山系
  ↓
西峰樹幹からの西側展望
2010年の納めの山行、急に思い立ったのでハイキング程度の山。夏バテをした今年を象徴するような行程です。城跡あり、琵琶湖の景観あり、ブッシュあり、階段あり、小規模ながら楽しめる山かと・・・・
北側山麓からの岡山山容
東側山麓からの岡山山容
西側山麓からの岡山山容
13:40 岡山園地からの岡山(尾山)
雁がねの寒く鳴きしゆ水茎(みづくき)の
      岡の葛(くず)葉は色づきにけり
 万葉集牧0-2208番 詠人不知
水茎岡山城(碑文より)
1508年8月、この地の領主の九里氏が築城した。当時、戦いに敗れ京を逃れてきた11代将軍足利義澄を家臣や領民が迎えて、忠誠をつくす。1510年7年の幕軍3000人の来襲を撃破する。翌年3月には嫡男「亀主丸」が生まれる。同年8月には義澄を奉じて京に反抗する日の朝の義澄は急逝する。1520年7月に六角定頼の奇襲をうけ、数百名の餓死者を出して落城。1521年12月、亀主丸が12代将軍足利義晴になる報をきいて、九里伊賀入道自刃・・・・
11:50 西峰山頂、奥が頂上、標高:150m
西峰のいわくありげな石
12:00 歌碑からの北側展望
西峰登山道、竹藪の中
ルート・シュミレーション はこちらから
撮影日:2010.12.26

01 ジュウリョウの実
02 カラスウリ
03 マイタケ
山中の彩り:03枚
岡山山中にて
(滋賀県近江八幡市)
↓八幡山
繖 山
 ↓
太郎坊
 ↓
清水山
  ↓