山悠遊-滋賀湖東
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山聲-TOP
聖武天皇の御世、「奥山寺」が創建。中世、織田信長の兵火によって堂宇は消失。江戸時代、井伊家の崇敬をうけ、明治維新時、神仏混淆廃止により、荒神山神社となる
こうじんやま/やまざきやま ルート 千手寺参道P(13:20)〜千手寺〜三角点(14:05)
〜荒神山頂上/荒神山神社〜本坂口(14:50)
〜山崎山/山崎山城址(15:20)〜P(16:05)
荒神山/山崎山 シュミレーション
地  域 25e:能登川/北東W 概要 荒神山は彦根西部地域にあり、琵琶湖に流れ込む宇曽川の河口近くの西側に位置しています。湖東平野の中に、ポツンと岡のように山塊をなし、周囲約6.0kmの小さな里山です。南北山麓より車道がつけられていて、山頂まで歩くことなく辿り着くこともできます。尾根縦断をしても、1時間30分もあれば通り抜けできるので、ウォーキングに適し、平日でも車道を歩く人を見かけます。紹介のルートは、東山麓にある千手寺参道から約200段の石段をのぼり、山腹にたたずむ千手寺の静寂さにしばしひたり、寺院から潅木にはばまれながら急坂を登ること20分、子どもセンターからの登山道と合流し三角点を経て、整備された登山道を荒神山頂上に至ります。下山道は荒神山神社の本坂を下ります。荒神山の南にある山崎山は、山崎山城址があり、公園整備されています。小高い岡状の山ですが、東側がひらけ、鈴鹿の山並みが展望できます。
Mapion 滋賀県彦根市
標  高 284m/90m=194m
距  離 約5.5km、斜度:max27゜
体力度 21P、☆
山行日 2010.02.28、(曇・晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要02:45/歩行02:10
アクセス 自家用車、00:20
備  考 寺〜三角点:登山道なし
ルート・シュミレーション はこちらから
荒神山
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繖山丘陵
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八日市丘陵
    ↓
奥島丘陵
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山崎山
山崎山城址
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東張出峰
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荒神山
荒神山城址
(荒神山神社)
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日夏城址
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伊吹山
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金糞山方面
     ↓
虎子山
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ブンゲン
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彦根東部山系
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金糞岳方面
   ↓
ブンゲン
   ↓
虎子山
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荒神山
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三角点峰
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荒神山東張出峰
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荒神山
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荒神山東張出峰
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山崎山
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荒神山神社参道
道路角の石柱には「奥山寺」と彫られています
その昔、荒神山には奥山寺という寺院があり
現在は、この石柱が往時を物語ります
荒神山↓
三角点峰↓
14:05 荒神山三角点、標高:261.5m
     三等三角点、点名:日夏山
彦根東部山系
   ↓
 
佐和山
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金亀山
彦根城
磯 山
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伊吹山方面
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霊仙山方面
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野田山
登山道のない茂みを歩いていたら堂が突然現る
参道の石段、標高差:約50m、約200段
13:20 千手寺参道門前駐車場、標高:90m
繖山からの荒神山、撮影日:2009.03.29、荒神山から南南西に約10.0km
山崎山頂上から配水タンク越しの荒神山
山門:四脚門入母屋屋根
参道の前は宇曽川が流れています
雨壺山中腹からの荒神山、撮影日:2010.01.13、荒神山から東北東に約5.7km
荒神山神社里宮と参道、背後に荒神山頂上
三角点樹間からの北東側展望、雲のため山座同定がむつかしいです・・・・
鎌倉時代に僧行基の開創になり、織田信長の兵火で荒廃、江戸時代再興臨済宗に改宗
ここしばらくお城めぐりが続いています。彦根市には67もの城郭址(安土城郭研究所による)があり、
山域に4箇所も城址がある荒神山。そのうちの一番顕著に遺構が残っている城址を歩いて見ます。
コーヒーブレイクと洒落込んで・・・・
撮影日:2010.02.28

01 白梅
02 白梅
03 白梅
04 モチツツジ
05 モチツツジ
06 柚の実
07 柚の実
 
荒神山
 
山崎山
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荒神山
 
山崎山
荒神山の見える風景
千手寺に通ずる道、宇曽川河畔からの荒神山
山崎山城址の石垣遺構
15:20 山崎山頂上、標高:140m
     山崎山城址
山崎山山頂にある配水タンクからの北東側展望
荒神山神社参道分岐からの山崎山山容
14:50 荒神山神社本坂の石碑、標高:90m
荒神山神社本坂の坂道
14:35 西側侵入の車道との出合、標高:220m
子どもセンター登山道からの尾根道出合の大岩
目前に尾根頭に四阿、三角点のある峰です
本堂には「圓通禅林」、書院には「石頭山」の扁額
山里の彩り:07枚
荒神山山麓にて
(滋賀県彦根市)
15:40 山崎山東登山口、標高:90m
山崎山山頂は公園整備された城址です
荒神山神社の本殿と拝殿、標高:280m
13:30 千手寺(せんじゅじ)山門、標高:140m
竹 島
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山崎山
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豊臣秀吉が寄進したと伝わる灯篭
灯篭の火口、「天正十二年二月吉日」の刻文
彦根東部山系
   ↓
佐和山からの荒神山、撮影日:2008.01.27、荒神山から北東に約8.4km
 ↑
和田山
猪子山からの荒神山、撮影日:2007.01.05、荒神山から南南西に約7.2km
荒神山山頂に舞う鳥人間
千手寺参道門前前の桜の並木
山崎山東遊歩道中腹からの北側展望です
蛇行する川は宇曽川です
山崎山東登山口から通ずる遊歩道
眼下には織田信長の時代に整備された下街道
町並みの向こうに中仙道がありそれに対する道で、江戸時代には朝鮮通信史が通った道です
山崎山西側尾根端から山頂をながめる
管理用道路が北登山口から山頂に延びる
15:05 山崎山北登山口、標高:90m
荒神山神社本坂の登山口にある獣留め
登山口付近は竹林です
荒神山神社本坂の石段
まるで城の石垣のよう、階段を登りきると拝殿
この地に荒神山城址があったとされていますが
どれが遺構が、詳細は定かではありません
山頂直前の参道、石が苔むしています
14:20 荒神山頂上、標高:284m
荒神山山頂からの北西側展望
荒神山頂上(左)/唐崎神社の尾根道(右)/出合
千手寺から三角点へ一番いい状態の登山ルート