かまがだけ/すいざわだけ ルート 宮妻峡P(08:10)〜カズラ谷〜雲母峰出合(09:45)
〜鎌ヶ岳(10:25)〜鎌尾根〜水沢岳(13:00)
〜水沢峠(13:15)〜林道出合〜宮妻峡P(15:15)
鎌ヶ岳/水沢岳 シュミレーション
地  域 24z:伊船/北西C 概要 南鈴鹿に位置する鎌ヶ岳から南にある宮越山(水沢岳)への2km間に連なる尾根を、鎌尾根と称します。標高1000m内外の峰が7峰(数え方による)あり、それぞれに奇岩やザレ場、笹の尾根道などバラエティーに富んだ表情で登山者の通行を待ち受けています。山麓から眺めると、鋸の歯のように見えなくもありません。実際の尾根道に立つと、やせ尾根でありながら、笹が手摺のように登山者を保護しています。鎖場などもあり、体力度及び難易度においても、通常の尾根縦走とは、一味も二味も違います。強風やガスで包まれているときは、縦走を断念することも考慮すべき所です。今回の登山口は、宮妻峡のカズラ谷から入山しました。初夏にはイワカガミなどが疲れを癒してくれるでしょう。帰路は、水沢峠から林道に出合い、内部川上流にある不動の滝に立ち寄り、宮妻峡に戻ります。全体的に急勾配で、足の疲労を受けやすいルートです。
Mapion 三重県四日市市/滋賀
標  高 1161m/350m=811m
距  離 約10.0km、斜度:max40°
体力度 62P、☆☆☆
山行日 2006.10.10、(晴・曇)
形  態 日帰り、1名
時  間 所要07:05/歩行05:45
アクセス 自家用車、02:20
備  考 鎌尾根:ザレ危険
山麓から水沢岳・鎌尾根をシルエットで・・・・
水沢岳
  ↓
7峰
 ↓
6峰
 ↓
 ↑
5峰
衝立岩
4-2/1峰
    ↓
2-2峰
 ↓
2峰
 ↓
 ↑
1-2峰
1峰
0峰

公共標識峰
冠山稜線
入道ヶ岳稜線
 
鞍部
3峰
 ↓

3-2峰
  
4-4/3峰
馬の背
   ↓

水沢峠
岳峠
水沢岳 頂上 13:00
鎌尾根縦走に2時間かかりました
ザレ場天辺から鎌尾根を見返りました
水沢岳山頂はもうすぐ・・・・
ザレ場を通過しました
左の樹林の際を
迂回路が通っています
岩場が風化して
特異な雰囲気です
足元はザレ状態です
右に迂回路があります
ただし急ですが・・・・
水沢岳山頂への取り付き、崩落地です
もう幾つ峰を
越えてきたのでしょうか
わからなくなってしまいました
でも、目の前には水沢岳が
衝立のように
立ちはだかっています
これが最後の峰で
ありますように・・・・
鎌ヶ岳
  ↓
2峰
 ↓
←7峰
5峰から4峰を見返ります
4-1/2峰は
通称:衝立岩と呼ばれます
この景観が
ミニアルプスと呼ばれる
由縁だと思います
4-1峰
 ↓
3-2峰
  ↓
2峰
2-2峰
 ↓
3峰
4-2峰
  ↓
4-1峰
  ↓
2峰
 ↓
鎌ヶ岳
4-3峰→
4-4峰→
7峰
 ↓
6峰↓
5峰→
水沢岳
  ↓
5峰
 ↓
4-2峰
ここは衝立岩の天辺です
展望が非常にすばらしい所です
前方の大きな山は雨乞岳
3峰の斜面を見返します
鎌尾根にはアイゼンが必要
という方が居られます
雪も降っていないのに
不思議に思っていたのですが
ザレ場を目の前にすると
その発想も
わからないではありません
とにかく慎重に歩くに
越したことはありません
3峰
2-2峰の斜面から
崩落地のはじまりです・・・・
2峰斜面見返り
1峰
0峰から眺めています
岩の上を登らずに岩下に鎖が張られ
カニの横ばいのごとく足がかりを渡ってゆきます
1峰の鎖を見つけるまでは
中央の岩を登ってゆくものと
ばかり思っていましたが
鎖の存在を知って
正直これで行ける
という確信を得ました
もし、鎖場でしり込みをするようであれば
縦走を断念されることを
お勧めします
それだけこれから先が
大変だということです
右側の峰が「0峰」
0峰から1峰は
深く切れ込んでいます
1峰の山腹に鎖が見えます
少しの足がかりですが
慎重にわたります
いわゆるカニの横ばいです
もちろん足元は崖です・・・・
岳峠から鎌尾根入口への急坂
左が公共標識のある峰、右が尾根入口峰(0峰)
公共標識(標高:約1090m)、県境です
鎌尾根は
いくつもの峰からなっています
等高線で描くと
標高10m以下で山並みを
形成している所もあり、正確な
峰の数はわかりません
そこで、写真等から割り出し
整理番号をつけてみました
これは、あくまで編集子の
視覚的な判断ですので
参考程度にとどめてください
公共標識峰
      ↓
0峰
1峰
 ↓
1-2峰
  ↓
2峰
 ↓
岳峠
 ↓
長石谷ルート
  ↓
岳峠までの詳細は省略
2006.05.22山ある記 をご覧ください
長石谷ルート分岐よりの鎌ヶ岳
登頂ルートは右斜め上に向かいます
山中の彩り:6枚
鎌尾根山中にて
(三重県四日市市)
水沢峠から林道出合いまで
涸沢伝いに急斜面を降下してゆきます
岳峠 10:10
林道出合 14:10
山頂からの北西側展望
眼下は武平峠、左上に雨乞岳
滋賀県側は晴天なのに三重県側は雲
←三重県側
滋賀県側→
三重県側→
↑滋賀県側
カズラ谷登山口 08:10
※通常は☆☆☆ですが、ザレ場や鎖場など
危険箇所がありますので
編集子的には☆☆☆☆レベルです
2006.05.22、鎌尾根縦走を試みたのですが、強風とガスのため
鎌尾根入口で引き返しました。鎌ヶ岳へのアタックも出来ませんでした。今回は、そのリベンジです。彦根では快晴で、天気予報も文句なし、今回こそはと勇躍やってきたのですが、登山口では山頂部が雲に覆われ、また二の前になるのかと半ばあきらめていたのですが・・・・
撮影日:2006.10.10

01 ダイモンジソウ
02 テンニンソウ
03 トリカブト
04 アザミ
05 アキノキリンソウ
06 ノコンギク
ルート・シュミレーション はこちらから
山は花園:山の妖精たち こちらから
水沢峠 13:15
南鈴鹿の山々が見えています
朝の雲がウソのようです
ザレ場の下に水沢峠があります
水沢岳山頂から、水沢峠への中腹のザレ場
通称:馬の背、非常に滑りやすいので要注意
羅漢像が寄り添っているようにも・・・・
窪みに足をかけながら登ってゆきます
最初は良かったのですが・・・・
7峰の斜面からの水沢岳
水沢岳の鞍部から
7峰を見返します
6峰から7峰への登山道から
6峰の崖を見返します
崩落地が足元の真下です
前方に4-4峰
4-3峰下からみつめます
さらに新たな岩場です・・・・
4-3峰の岩場から
5峰(左側)の眺望
4-1峰
4-2峰から眺めています
衝立岩の片方です
11:55
衝立岩
4-2峰に到着
3峰斜面から
3-2峰を眺める
2峰
1-2峰
笹がヤセ尾根道の両側に生え
手摺代わりとなって安心して歩けます
鎌ヶ岳タワー中腹より鎌尾根を見つめました
徐々に雲が上がってゆきます
鎌ヶ岳山頂南端より
鎌尾根を眺めました
雲がどんどん動いてゆきます
10:25 鎌ヶ岳頂上
山頂、モニュメント石、背後は御在所岳方面
山頂取り付き、鞍部をめがけて登ってゆきます
恐怖感はありません、頂上直下で鎖場があります
宮妻峡駐車場 15:15 すっかり晴れわたりました
不動の滝
11:16
県境峰(公共標識峰)より
鎌尾根への第一歩を記します
公共標識峰よりの鎌ヶ岳
0峰
 ↓
山悠遊-三重/滋賀南鈴鹿
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
3-2峰から
3峰を見返す
2峰の崩落地が痛々しい
2-2峰斜面見返り
宮妻峡の滝(不動の滝含む)詳細はこちらから
山聲-TOP