さんしゅうがたけ ルート 登山口P(09:00)〜幽玄の滝〜尾根分岐(10:40)
〜夜叉壁の頭〜コブの頭〜三周ヶ岳(12:40/13:00)
〜夜叉ヶ池(14:25)〜幽玄の滝〜登山口P(16:00)
三周ヶ岳―岐阜ルート シュミレーション
地  域 21:広野/南西C 概要 三周ヶ岳は福井県今庄からと岐阜県坂内村からのコースがあり、県境の尾根下に夜叉ヶ池があることで知られています。紹介の岐阜県側のコースは、大きなV字谷を尾根までの行程の半分を、大きな高低差もなく進み、残りを急勾配で尾根まで進みます。視界は良く、登山口から尾根が見え、中間附近からこの山の特徴である岩稜(夜叉壁)を、仰ぎ見ながらの登坂が楽しめます。また、中間にある幽玄の滝と、尾根近くにある昇龍の滝がコースに変化を与えてくれます。急勾配を制し、尾根に踊り出ると、南方向に三国岳、北方向に目的の三周ヶ岳ルートが尾根伝いに延びています。山の起伏とおりに進むことになり、アップダウンが何度も続き、山頂がなかなか近づかない不思議な感覚に襲われる登山道です。また、尾根道のほとんどがヤブ漕ぎで、予想以上に体力が消耗しますが、疲れを補うに充分な景観が用意されています。
Mapion 岐阜県坂内村
標  高 1,292m/760m=532m
距  離 約9.0km、斜度:max32°
体力度 54P、☆☆☆
山行日 2004.07.17、(曇・晴)
形  態 日帰り、2名
時  間 所要07:00/歩行05:45
アクセス 自家用車、02:00
備  考 尾根道:ヤブ漕ぎ
登山口
ルート・シュミレーション はこちらから
       三周ヶ岳山頂
周囲は背丈程の潅木があり、眺望はそれにさえぎられ
背の低い編集子には、パノラマが満喫できませんでした
しかし、尾根歩きのいたるところで素晴らしい景観が楽しめます
尾根出合いから
暫く進むと
荒々しい岩稜の横に出ました
渓谷は
今しがた汗を噴出しながら
進んできたところです
この大きな岩の下付近に
「昇竜の滝」があります
夜叉ヶ池の俯瞰
三国岳への尾根を50mほど登り
撮影しました
その後、池のほとりに佇み
ゲンゴウロウやイモリ、
おたまじゃくしが棲息しているのが
確認できました
池上の樹木には
モリアオガエルの卵の袋が
吊り下がっていて
さながら花が咲いたようです
「昇竜の滝」の真横に来ました
滝との間には崖があり
容易に近づけません
滝の詳細 はこちらから
急坂を登りつめると尾根に出ます
この標識の向こう側夜叉ヶ池があります
滝の詳細 はこちらから
急坂を登りつめ
南方向に進むと三国岳(標高:1.209m)
急坂を登りつめ
北方向に進むと三周ヶ岳(標高:1,292m)
撮影日:2004.07.17

01 シシウド
02 ギボシ
03 シモツケソウ
04 コオニユリ
05 モウセンゴケ
06 ?の実
07 ヤマアジサイ
前衛峰(標高:1,230m)
からの三周ヶ岳山容
何度ものアップダウンがあり
しかもヤブ漕ぎで
予想以上に体力を消耗します
当然のことながら
長袖、手袋の着用を
お勧めします
特に女性の方は
顔のガードもお忘れなく
中間附近にくると
岩稜が目の前に迫ってくる
暫く進むと「幽玄の滝」が現れる
コースはここから急坂になる
三周ヶ岳山中にて
(岐阜県坂内村)
山の彩り:7点
坂内村側登山口
夜叉ヶ池直上の尾根が見える
この登山口から
一旦沢に降り
尾根まで大きな高低差もなく
中間附近まで沢沿いに進む
水平歩廊からの夜叉壁
窪んでいる所が尾根出合、目の前に荒々しい岩稜:さながらミニアルプスのようです。左下に「昇竜の滝」がかすかに見えます
幽玄の滝
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
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山悠遊-岐阜美濃