うつくしがはらこうげん ルート 山本小屋(12:00)〜牛伏山〜美しの塔〜塩くれ場
〜王ヶ頭〜王ヶ鼻〜展望所(14:15)〜王ヶ鼻
〜王ヶ頭(14:55)〜塩くれ場〜山本小屋(16:00)
美ヶ原高原 シュミレーション
地  域 20c:山辺/北東C 概要 美ヶ原は標高:2,000m前後に及ぶ広大な高原台地です。最高点は、王ヶ頭(おうがとう)で、標高:2,034m。観光開発が進み、高原の一端まで車道が通じ、頂にはアンテナ塔やホテルが林立しています。南側山麓のよもぎこば林道からの標高差:500mの登山道を上るルートが、深田久弥の日本百名山には示されていますが、ほとんどの人がビーナスラインを利用して、標高:1930mまで一気に車で上り、あとはピクニック気分での散策を満喫されています。高原一帯は、高木がほとんどなく広大な草原で、牛が放牧され、下界の喧騒を忘れられると思いきや、革靴やヒール履きの観光客が、大声を出しながら騒いでいるのはいただけないものがあります。しかし、最高点の王ヶ頭や、王ヶ鼻からの眺望や高山植物の可憐さに、高原の魅力を一杯吸収し、人工物の無粋さや喧騒を帳消しにしましょう。また、それだけの魅力があるところです。
Mapion 長野県松本市、武石村
標  高 2034m/1940m=94m
距 離 約10.0km、斜度:max11°
体力度 31P、☆☆
山行日 2003.07.22、(晴)
形  態 日帰り、4名
時  間 所要04:00/歩行03:25
アクセス 自家用車、04:30
備  考 急激に歩かない順応要
山は花園 美ヶ原の妖精たち はこちらからどうぞ
ルート・シュミレーション はこちらから
美ヶ原牧場
早速、牛さんたちの出迎えを受ける
白っぽく見えるのは
ハクサンフロウの群生
辺りは
薄い雲が覆っている
広大な草原は
牛さんたちのもの
人間は
この狭い(約4m)
柵の中を
通って行きます
牛伏山中腹より
山本小屋(登山口)
を眺める
高原の真中に
美しの塔が立っている
塔の中には
ベルがつるされていて
振り鳴らす音が
遠くまで鳴り響いている

遥かかなたに見えるのはアンテナの林
そこが最高点
距離にして約3km
高い木が
ほとんどありません
アンテナの林の下まで
辿り着きました
黄色く
点々と見えるのは
キスゲの群生
高原に
光がさしてきました
チョコッと
横を向いている隙に
御覧のとおり
ガスの来襲です
だから
山の天気は
要注意なのです
はじめていかれる方も
何度も
行かれている方も
お気をつけて
ここが
最高点の
王ヶ頭(おうがとう)です
この先は断崖です
王ヶ頭の断崖の様子です
写真で見る限りは
約45度程度にしか
見えませんが
鼻先に立つと
気持の余裕はありません
鼻先からやや下がっての
怖いもの見たさになります

山好きの人の中にも
高所恐怖症の方も
おいでですが
慎重に行動されるので
意外と
事故には繋がらない
ようです
美ヶ原の突端「王ヶ鼻」
カメラのすぐ下は
断崖です
隣にいた女性が
見ているだけで怖いから
早く
平場に戻ってくださいって
心配してくださる

ガイドブックによると
この場所は
松本市街から
遥かに望める
といわれるとおり
市街地がか霞んで見える
アルプスの山並みは
雲で、おあいにくさまでした
歩ッ歩ッ歩:山もゆる、一歩一歩の山あるき
山悠遊-美ヶ原・中信
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